| 料金 |
|
|---|---|
| 公式サイト | https://github.com/features/copilot |
| メリット | コード補完と次の編集提案はAIクレジットで課金されず、有料プランでは無制限だと公式ドキュメントに明記されている。補完中心の使い方なら月額が読みやすい 消費の単位が1クレジット=0.01ドルのトークン換算で、モデルごとの100万トークン単価が公式に公開されている。使うモデルを変えれば消費量を下げられる、と根拠つきで説明できる 組織プランはライセンス分のクレジットが共有プールに集約され、ユーザー単位・コストセンター単位・エンタープライズ単位の予算で上限を掛けられる |
| デメリット | チャット・エージェント・CLI・コードレビューはクレジットを消費するため、エージェントを日常的に回す使い方では追加費用が発生しうる 付属クレジットは繰り越し不可で、毎月1日00:00 UTCに未使用分が失効する(公式明記) 組織プランは追加利用(従量)が既定で有効。かつ予算側の「上限に達したら利用を停止する」設定は既定でオフのため、明示的に設定しないと上限を超えて課金が積み上がる 選べるモデルの範囲がプランで変わる。公式のプラン概要表はProを「a selection of models」、Pro+以上を「access to premium models」と書き分けており、Pro+のプランカードにだけ「Opusなどのプレミアムモデルへのアクセス」が記載されている |
結論: AIクレジットの仕組みは3点で決まる
GitHub CopilotのAIクレジットは、①消費したトークンをモデル別の単価でドル換算し、1クレジット=0.01ドルとして数える単位、②コード補完と次の編集提案は課金対象外(有料プランでは無制限)、③付属分は繰り越し不可で毎月1日00:00 UTCにリセット、超過後は同レートの従量——この3点で挙動が決まります。以下は2026年9月19日にGitHub公式プランページとGitHub Docsで再取得した内容だけで構成しています。
GitHub Copilotの料金プラン構成
GitHub Copilot 料金プランの全体像
個人向け
組織向け(ユーザー単位課金)
出典: GitHub公式プランページ・GitHub Docs(2026-09-19再取得)。コード補完と次の編集提案はAIクレジットを消費しない/1クレジット=$0.01
| Free | Pro | Pro+ | Max |
|---|---|---|---|
| $0 | $10/月 | $39/月 | $100/月 |
| コード補完 2,000件/月 | 補完無制限・コードレビュー | プレミアムモデル(Opus等) | 新機能の優先利用 |
| チャット・エージェント 制限あり | AIクレジット 1,500($15分) | AIクレジット 7,000($70分) | AIクレジット 20,000($200分) |
| クレジットカード不要 | 補完はクレジット非消費 | 利用枠 Pro の4倍以上 | ヘビーユース向け |
| Business — 1ユーザー $19/月 | Enterprise — 1ユーザー $39/月 | ||
| ポリシー一元管理・IP補償の対象/1,900クレジット/人 | Businessの全機能・IP補償の対象/3,900クレジット/人 |
AIクレジットの計算式: トークン → ドル → クレジット
公式ドキュメント(Usage-based billing for individuals)は、消費の計算をこう説明しています。
- Copilotの1回のやりとりが入力トークン(モデルに送る分)・出力トークン(モデルが生成する分)・キャッシュトークン(再利用・保存される文脈)を消費する
- 各トークンは使ったモデルの単価で値付けされる
- その合計がAIクレジットに換算される(1クレジット = 0.01ドル)
つまり「1リクエスト=1クレジット」ではありません。公式も、軽量モデルでの短い質問は1クレジット未満で済み、フロンティアモデルで複数ファイルを横断する長いcloud agentセッションはより多く消費する、と例示しています。消費量を左右する要因として公式が挙げているのは次の3つです。
- 会話の長さと複雑さ — 長い会話や込み入ったタスクはモデルとの往復が増える
- エージェント機能 — エージェントモードやcloud agentは1タスク内で複数回モデルを呼ぶため、チャットでの単発質問より大きく消費する
- モデルの選択 — モデルごとにトークン単価が違う。軽いモデルへ切り替えることが利用枠を延ばす手段になる、と公式が明記している
補足として、有料プランで自動モデル選択(auto model selection)を使う場合はモデル費用が10%割引になります(Copilot Chat・Copilot CLI・GitHub Copilot app・cloud agentが対象)。逆にGitHub Enterprise Cloudのデータレジデンシー環境とFedRAMP準拠のリクエストは、モデル乗数が10%増になります。
何がクレジットを消費し、何が消費しないか
ここを取り違えると見積もりが崩れます。公式の切り分けは明快です。
| 区分 | 対象 |
|---|---|
| 消費する | Copilot Chat / Copilot CLI / Copilot cloud agent / Copilot Spaces / Spark / サードパーティのコーディングエージェント(公式プランページはこれにコードレビューとCopilot Appsも併記) |
| 消費しない | コード補完(インライン提案)/次の編集提案。有料プランでは無制限のままで、従来のカウント方式が続く |
実務上、効いてくるのは次の3点です。
- 補完中心の使い方なら固定費が読める。1日の大半をエディタ内の補完で過ごすチームは、クレジットがほとんど減りません
- 予算切れでブロックされても補完は止まらない。公式は「予算上限に達したユーザーはクレジットを消費する機能がブロックされるが、コード補完と次の編集提案は動き続ける(全プランに含まれ、クレジットを消費しないため)」と明記しています
- コードレビューだけは二重に効く。Copilotコードレビューはトークン消費がAIクレジットで課金されるうえ、レビューを動かすエージェント基盤がGitHub Actionsの実行時間も消費します。しかもコードレビューで使われるモデルは自動選択で非開示のため、1回あたりのトークン単価がレビューごとに変わりうると公式が注記しています。クレジットの請求先はレビューを依頼した人、ポリシーで自動起動した場合はプルリクエストの作成者です
消費レート: モデル別の100万トークンあたりクレジット
公式のModels and pricingは100万トークンあたりのドル単価を公開しています。1クレジット=0.01ドルなので、ドル単価×100=100万トークンあたりのクレジット数に換算できます。代表的なモデルを換算したのが下表です(2026年9月19日時点。単価は公式値、クレジット列は0.01ドル=1クレジットでの換算。長文コンテキストの区分があるモデルは既定側の単価)。
| モデル | 入力(/100万トークン) | キャッシュ入力 | 出力 |
|---|---|---|---|
| GPT-5 mini | 25クレジット($0.25) | 2.5($0.025) | 200($2.00) |
| MAI-Code-1.1-Flash | 20($0.20) | 2($0.02) | 120($1.20) |
| GPT-5.6 Luna | 20($0.20) | 2($0.02) | 120($1.20) |
| Gemini 3.6 Flash | 75($0.75) | 7.5($0.075) | 375($3.75) |
| Claude Haiku 4.5 | 100($1.00) | 10($0.10) | 500($5.00) |
| Claude Sonnet 5 | 200($2.00) | 20($0.20) | 1,000($10.00) |
| Claude Sonnet 4.6 | 300($3.00) | 30($0.30) | 1,500($15.00) |
| Kimi K3 | 300($3.00) | 30($0.30) | 1,500($15.00) |
| GPT-5.4 | 250($2.50) | 25($0.25) | 1,500($15.00) |
| Claude Opus 5 | 500($5.00) | 50($0.50) | 2,500($25.00) |
| GPT-5.6 Sol | 400($4.00) | 40($0.40) | 2,000($20.00) |
| Claude Fable 5 | 1,000($10.00) | 100($1.00) | 5,000($50.00) |
読み方の注意点を3つ補足します。
- 出力が入力より高い。多くのモデルで出力単価は入力の5倍前後です。長い生成を繰り返す使い方はレートに直撃します
- キャッシュ入力は入力の10分の1。上表のモデルはいずれもこの比率です(Grok系は4分の1など、表外には例外もあります)。同じリポジトリの文脈を繰り返し渡す使い方では、実際の消費は単純計算より下がります。Anthropicの全モデルとGPT-5.6系・GPT-6 Astraにはキャッシュ書き込みコストが別途あり(例: Claude Opus 5は625クレジット/100万トークン)、初回のキャッシュ生成時に発生します
- 長文コンテキストは別料金帯。GPT-5.4・GPT-5.5・GPT-5.6系・GPT-6 Astra・Grok系には、入力トークン数のしきい値(20万〜27.2万)を超えると単価が上がるLong contextの区分があります(Geminiの各モデルには当日時点でこの区分がありません)。Gemini 3.6・3.7・3.8 Flashの上表の単価は2026年12月31日までのプロモーション価格です
実例: 同じ作業をモデル別に試算する
以下は公式の単価に、こちらで置いた前提のトークン数を当てた試算です(前提: キャッシュヒットなし・自動モデル選択の10%割引を適用しない、という保守的な条件)。公式が公表しているのは単価であり、下の回数はトークン前提を変えれば動きます。
例1: チャットで1往復(入力2万トークン・出力2千トークン)
| モデル | 入力 | 出力 | 合計 | Pro 1,500での往復回数目安 |
|---|---|---|---|---|
| GPT-5 mini | 0.5 | 0.4 | 0.9クレジット($0.009) | 約1,600回 |
| Claude Haiku 4.5 | 2 | 1 | 3クレジット($0.03) | 約500回 |
| Claude Sonnet 4.6 | 6 | 3 | 9クレジット($0.09) | 約166回 |
| Claude Opus 5 | 10 | 5 | 15クレジット($0.15) | 約100回(Opusはプランカード上Pro+以上の特典。Pro+ 7,000なら約466回) |
| Claude Fable 5 | 20 | 10 | 30クレジット($0.30) | 約50回(Pro+ 7,000なら約233回) |
同じ1往復でも、モデル選択だけで消費が30倍以上ぶれます。公式が「軽いモデルへの切り替えが利用枠を延ばす手段」と書いているのは、この差を指しています。
例2: エージェントで1タスク(入力累計50万トークン・出力3万トークン)
- Claude Sonnet 4.6 — 入力150+出力45=195クレジット($1.95)。Pro(1,500)なら約7タスク、Business(1人あたり1,900)なら約9タスク
- Claude Opus 5 — 入力250+出力75=325クレジット($3.25)。Pro+(7,000)なら約21タスク
エージェントは1タスクで複数回モデルを呼ぶため、チャット1往復の20倍規模の消費になりえます。「補完は無制限」という印象のままエージェント運用に踏み込むと想定が外れるのは、この構造が理由です。
例3: 超過分を買い足す場合
追加利用の予算はドル建てで設定し、消費はクレジットで表示されます。換算は固定で、10ドルの予算=1,000クレジットです。例2のSonnet 4.6のタスク(195クレジット)なら、10ドルの予算で約5タスク分に相当します。
付属クレジットの内訳とリセット
有料の個人プランは、付属クレジットが基本クレジット(Base)+Flex割り当ての2階建てです。基本を先に使い、超えるとFlexが自動で適用され、IDE・GitHub.com・Copilot CLIをまたいで同じレートが当たります。追加設定は要りません。Flexは「AIの経済性(モデル価格・新モデル・効率改善)に応じて変わりうる変動枠」と公式に説明されています。
| プラン | 月額 | 基本クレジット | Flex割り当て | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| Pro | $10 | 1,000($10分) | 500($5分) | 1,500($15分) |
| Pro+ | $39 | 3,900($39分) | 3,100($31分) | 7,000($70分) |
| Max | $100 | 10,000($100分) | 10,000($100分) | 20,000($200分) |
組織プランにFlex割り当ての行はなく(公式比較表では対象外)、代わりに共有プール方式です。そしてリセットの扱いは個人・組織で共通です。
- 繰り越し不可。未使用分は失効します
- 毎月1日00:00 UTCに満額へリセット。この日付は固定で、サブスクリプションの請求日やライセンスの増減では変わりません
- 組織プールは期中のライセンス追加で即時に増加、削除による減少は次サイクル開始時に反映されます
料金とプラン(2026年9月19日 公式再取得)
GitHub Copilotの料金は二階建てです。1階が月額(席の値段)、2階がその月額に付いてくるAIクレジットで、実務で先に効くのは2階のほうです。
下表の値はすべて2026年9月19日にGitHub公式プランページとGitHub Docsで再取得したもので、月額もクレジット量も初回確認時(2026年8月7日)から変更ありません。
| 項目 | Free | Pro | Pro+ | Max | Business | Enterprise |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 月額(1ユーザー) | $0 | $10 | $39 | $100 | $19 | $39 |
| コード補完(インライン提案) | 2,000件/月 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| 次の編集提案 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| チャット・エージェントモード | 制限あり(自動モデル選択のみ) | クレジット制 | クレジット制 | クレジット制 | クレジット制 | クレジット制 |
| AIクレジット付属分 | 利用枠あり(量は非公表) | 1,500($15分) | 7,000($70分) | 20,000($200分) | 1,900/人 | 3,900/人 |
| 内訳 | 非公表 | 基本1,000+Flex 500 | 3,900+3,100 | 10,000+10,000 | 共有プール(Flexなし) | 共有プール(Flexなし) |
| クレジットの追加購入 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Copilot cloud agent | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| モデルの範囲(公式表記) | 自動選択のみ | 一部のモデル | プレミアムモデル | 同・優先 | プレミアムモデル | 同・優先 |
| 監査ログ | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
| IP補償(知財補償) | × | × | × | × | ○ | ○ |
- 既存組織向けのプロモーション増量(Business 3,000/Enterprise 7,000)は、当日の公式ドキュメントに記載がありません。この増量は従量課金への移行から3か月間(2026年6月1日〜9月1日)の措置として公式に告知されていたもので、期間が終わっています。増量期間中の消費実績を来月の見積もりに使うと不足するため、標準値(Business 1,900/Enterprise 3,900)で置き直してください
- 外部エージェント(Claude Code・Codex)へのアクセスは、Proの特典としてプランページのカードに明記されています。以前は公式2ページで表記が一致していませんでしたが、当日時点ではProのカードに「外部エージェント (Claude Code、Codex) へのアクセス」が並んでおり、上位のPro+・Max・Business・Enterpriseはいずれもその上位互換です
- Enterpriseは「GitHub Enterprise Cloudを使うエンタープライズ向け」とGitHub Docsに明記され、あわせて「CopilotはGitHub Enterprise Serverでは現在利用できない」と注記されています。自社ホストのEnterprise Serverを前提にしている場合、この行で候補から外れます
- 検証用のCopilot Student(認証済み学生向け・無料)もあります。コード補完が無制限+AIクレジットの利用枠つきで、モデルは自動モデル選択経由のみ、サードパーティエージェントは対象外です
- なお「2026年4月22日以降、GitHub Free・GitHub TeamプランのOrganizationからのCopilot Businessの新規セルフサーブ申込を一時停止している」という告知は、当日取得したGitHub Docsの該当ページからは再確認できませんでした(2026年9月19日時点で未確認)。組織で新規に申し込む場合は、実際の申込画面で現況を確認してください
超過するとどうなるか
個人と組織で挙動が違います。ここを混ぜて考えると、組織導入で想定外の請求か想定外のブロックのどちらかを踏みます。
個人プラン
クレジットを使い切ると、選択肢は3つです。
- 上位プランへアップグレード — 支払うのは現プランとの差額のみで、その月に使った分は新プランの大きい枠の中で数え直されます。二重課金は発生しないと公式に明記されています
- 現プランのまま追加利用の予算を設定 — 従量で継続します。ただし追加利用には上限があり、すでに使った追加分を精算しないと続けられない場合があります
- 翌月のリセットを待つ
なお、iOS/AndroidのGitHub Mobile経由でCopilotプランを契約した(または過去に契約した)場合、クレジットの追加購入はできません。Freeプランも追加購入の対象外です。
組織プラン(Business / Enterprise)
共有プールを使い切った後の挙動は、管理者の設定で真逆になります。
- 追加利用を許可 — 公表レート(1クレジット0.01ドル)で継続し、組織またはエンタープライズに課金されます。この追加利用は既定で有効です。一切超過させたくない場合は、管理者がAI Controls設定で「AIクレジットの有料利用ポリシー」を明示的に無効化する必要があります
- 追加利用を許可しない — プール切れの時点で、翌サイクルのリセットまで利用がブロックされます
そしてブロックの引き金は予算にもあります。公式の判定順は、①ユーザー単位予算(ULB)→②共有プールの残量→③コストセンター/組織/エンタープライズの予算、という順です。
- ULBは常にハードストップで、他の予算では上書きできません。0ドルのULBを設定するとそのユーザーは即座にブロックされます
- 判定は残余の少ない予算が先に効くルールです。ユーザーのULBに5ドル残っていても、エンタープライズ予算の残りが1ドルならエンタープライズ側でブロックされます
- 「上限に達したら利用を停止する」設定は既定でオフです(エンタープライズの支出上限・コストセンター予算・組織予算に対する設定)。オンにしない限り、上限を超えても課金が積み上がります。公式も「予算を作成する際は常に有効化することを推奨」と書いています
- 安いモデルへの自動フォールバックはありません。ブロックされたユーザーは、翌サイクルの開始か管理者による予算引き上げのどちらかまでブロックされたままです(コード補完と次の編集提案は継続)
別枠でレート制限もあります。公式は容量・公平性・不正利用防止のためのレート制限があると説明しており、上限エラーに当たった場合の対処として「時間を置いて再試行する/利用パターンを見直す/個人プランならアップグレードする」を挙げています。
組織のコスト管理: 予算の階層
組織で使う場合、予算は4階層あり、それぞれ役割が違います(併用前提の設計です)。
- ユーザー単位予算(ULB) — 1ユーザーが1サイクルで使えるクレジットの上限。プール消費と従量消費の両方に効く唯一の制御。全社共通の「ユニバーサル」、コストセンター単位、個人単位の3種類があり、より具体的な設定が優先されます(個人>コストセンター>ユニバーサル)
- コストセンター予算 — グループ単位で、プール枯渇後の従量課金に上限を掛ける。プールからの引き出し量は制限しません
- 組織予算 — シートの請求先が組織になっているユーザーの、プール枯渇後の従量課金に上限を掛ける
- エンタープライズ支出上限 — 全社の従量課金の総額に上限を掛ける
コストセンターには「included usage control」という別の仕組みもあり、そのコストセンターに割り当てられたライセンス分(Business 1件=1,900、Enterprise 1件=3,900)までにプールの引き出しを制限できます。公式の例では、Business 10件+Enterprise 5件のコストセンターの上限は38,500クレジット(19,000+19,500)です。
プラン間で変わるのはクレジット量だけではない: モデル一覧
プランの差を「付属クレジットの多寡」だけで捉えると、選定を誤ります。選べるモデルの範囲そのものがプランで変わるためです。当日のGitHub Docsのプラン概要表は、この差を次の4段階の言葉で書き分けています(2026年9月19日 公式再取得)。
| プラン | 公式の表記 |
|---|---|
| Free / Student | auto model selection only(自動モデル選択経由のみ) |
| Pro | a selection of models(一部のモデル) |
| Pro+ / Business | access to premium models(プレミアムモデルへのアクセス) |
| Max / Enterprise | priority access to premium models(プレミアムモデルへの優先アクセス) |
プランページのカードも同じ切り方で、Pro+の特典にだけ「Opusなどのプレミアムモデルへのアクセス」と「監査ログ」が並びます。Opusクラスを指名して使う前提なら、個人プランではPro+以上が対象になります。
一方で、モデル1件ずつの対応は当日の取得では判別できませんでした(2026年9月19日時点で未確認)。公式プランページの比較表は使えないモデルを取り消し線で、GitHub Docsの対応表は○×アイコンで示しており、どちらも静的に取得した本文では線とアイコンが落ちて全プランに同じモデル名が並んで見えます。プラン列に全モデル名が並んでいるからといって「全プランで同じモデルが使える」と読まないでください。 特定のモデルを前提に契約する場合は、ブラウザで該当行の取り消し線/アイコンを直接見るのが確実です。
なお当日の一覧に載っているモデルは、Claude Haiku 4.5・Sonnet 4/4.6/5・Opus 4.7/4.8/4.8(高速モード・プレビュー)/5・Fable 5/5.1、GPT-5 mini/5.2/5.2-Codex/5.3-Codex/5.4/5.4 mini/5.4 nano/5.5、GPT-5.6 Terra/Luna/Sol、GPT-6 Astra、Gemini 3.5/3.6/3.7/3.8 Flash、Grok 4.5/4.6、Kimi K2.7 Code/K3、MAI-Code-1.1-Flashです。Claude Opus 4.5・4.6とGemini 3.1 Proは、当日の一覧・単価表のいずれにも見当たりません(以前の版で「Pro+・MaxでもOpus 4.5・4.6は対象外」と書いていた箇所は、モデル自体が現行の一覧から外れているため削除しました)。組織向けのBusiness・Enterpriseは、実際に誰がどれを使えるかが管理者のモデルポリシー設定で決まります。
IP補償(IP indemnification)の対象と条件
コードの権利面を稟議で問われる場合、プラン選定より先に確認すべき条件です。
- 対象プラン — Copilot BusinessとCopilot Enterpriseのみ。公式プランページの比較表では、「知財補償」の行がFree・Pro・Pro+・Maxいずれも「Not included」と記載されています。同ページのFAQも「組織向けプランと個人開発者向けプランの主な違いは、ライセンス管理、ポリシー管理、IP補償です」「GitHub Copilot Proには、組織的なライセンス管理、ポリシー管理、IP補償以外のすべてのGitHub Copilot Business機能が含まれています」と書いています
- 条件 — 同FAQは「Copilotのフィルタリングが有効化されている場合の無修正の提案については、GitHubの知財免責の対象になります」と説明しています。ここでいうフィルタリングは、公開コードとの重複を検出するフィルタ(65語彙素以上・平均150文字以上の一致を検出)を指します
- 読み替え — つまり「Business以上を契約する」だけでは条件を満たしません。フィルタを有効にする運用と、提案をそのまま採用したのか改変したのかを扱う運用が前提になります
GitHub Docsも、Copilot Freeが企業利用に向かない理由として、アクセス管理・監査ログ・ポリシー管理・ファイル除外・利用データと並べて「補償(Indemnification coverage)」を挙げています。
向いている使い方
GitHubを軸に開発しているチームなら、既存のワークフローに追加する形で使い始められます。
- エディタでのコード補完・定型コードの自動生成による日常的な効率化(クレジット非消費なので固定費が読める)
- プルリクエストのAIコードレビューを人のレビュー前の一次チェックとして使う運用(クレジットとGitHub Actions時間の両方を見る前提で)
- 簡単なバグ修正や小さな機能追加をエージェントに任せ、人は結果の検証に回る分業
向いていない使い方
開発の文脈がGitHubの外にある場合、あるいは消費の設計をしないままエージェントを常用する場合は、効果が限定的になります。
- GitHub以外(社内SVN等)でコードを管理しているチームの、管理基盤を変えないままの導入
- クレジットの上限設計をせずにcloud agentを常時稼働させる運用(既定では追加利用が有効かつ停止設定がオフのため、費用が積み上がる)
- コードを書かない部門の文書作成・データ分析用途(代替: ChatGPTやClaudeなどの汎用AI)
- AIの出力をレビューなしで本番投入する運用(コード品質の担保は人のレビューが前提)
組織導入時の注意: モデル管理ポリシー
BusinessとEnterpriseでは、どのAIモデルを組織内で使えるかを管理者がポリシーとして一元管理します。たとえば2026年8月6日に追加が発表されたオープンウェイトモデルKimi K3は、Business・Enterpriseでは既定で無効で、管理者がポリシーを有効化しない限り組織内では選べません(対象はPro・Pro+・Max・Business・Enterprise。公式Changelogには同日付の編集注記が2本あり、GitHub Actionsの障害対応でロールアウトを一時停止した旨と、その後再開した旨が併記されています)。GitHub自身が、オープンウェイトモデルの有効化前にセキュリティ・コンプライアンス・データガバナンス要件と照合することを推奨しています。
クレジットの観点でも、モデルポリシーはコスト制御の入口になります。単価の高いモデルを組織で無効にしておけば、消費のばらつきをポリシー側で抑えられます。導入時は「誰が・どのモデルを・どこまで使えるか」を最初に決めておくと、後の統制が楽になります。
始め方
GitHubアカウントがあれば無料で始められます。クレジット消費の実測まで含めると4ステップです。
- github.com/features/copilot からFreeプランを有効化する
- VS CodeなどのエディタにCopilot拡張機能を入れてサインインする(従量課金の表示を正しく出すため、VS Codeは1.120以上、Copilot CLIは1.0.48以上などの公式が示す最小バージョンに更新しておく)
- 普段のコーディングで補完とチャットを2週間ほど使い、補完の採用率で効果を測る
- 有料プランに上げたら、使用状況ダッシュボードでクレジットの減り方を1か月分見る。エージェントを使う日と使わない日の差を取れば、必要なプランと予算の当たりがつきます
検証履歴
- 2026年9月19日: GitHub公式プランページとGitHub Docsの8ページ(プランおよび価格、Plans for GitHub Copilot、Models and pricing、個人向け請求、組織・Enterprise向け請求、予算、シートと請求サイクル、使用量上限)とKimi K3のChangelogを再取得し、本記事が掲載している料金・回数・上限を全件照合しました。
- 金額と付与クレジットは全件変更なし: Free $0/Pro $10/Pro+ $39/Max $100/Business $19・1,900クレジット/人/Enterprise $39・3,900クレジット/人。内訳(Pro 基本1,000+Flex 500=1,500、Pro+ 3,900+3,100=7,000、Max 10,000+10,000=20,000)、1クレジット=$0.01、$10の予算=1,000クレジット、Freeのコード補完2,000件/月、補完と次の編集提案がクレジット非課金で有料プランは無制限、繰り越し不可で毎月1日00:00 UTCリセット、自動モデル選択で10%割引、データレジデンシー/FedRAMPで10%増、共有プールの例(Business 100ユーザーで190,000)、コストセンターの上限例(Business 10件+Enterprise 5件で38,500)も、いずれも原文と一致しました。
- 訂正1(期限切れのプロモーション増量): 「既存のBusiness顧客は1ユーザーあたり3,000、既存のEnterprise顧客は7,000クレジット」という増量の記載は、当日の組織・Enterprise向け請求ページに存在しません。告知されていた期間(2026年6月1日〜9月1日)が終了しているためで、標準値(1,900/3,900)の記述に差し替えました。金額は動いていないのに、実質の枠だけが下がっている箇所です。
- 訂正2(モデル単価): GPT-5.6 Solの単価が下がっていました(旧: 入力$5.00・キャッシュ入力$0.50・出力$30.00 → 新: 入力$4.00・キャッシュ入力$0.40・出力$20.00、いずれも既定側の料金帯。長文コンテキスト側は$8.00/$0.80/$30.00)。クレジット換算の表を修正しています。他11モデルの単価は一致しました。あわせて長文コンテキストの対象からGeminiを外し(当日の表にGeminiのLong context区分はありません)、GPT-6 Astraを加えました。
- 訂正3(外部エージェント): 「サードパーティのコーディングエージェントへのタスク委任はProの扱いが公式2ページで不一致」という注記を削除しました。当日のプランページでは、Proの特典に「外部エージェント (Claude Code、Codex) へのアクセス」が明記されています。
- 追記(Enterpriseの前提): GitHub Docsに「Copilot EnterpriseはGitHub Enterprise Cloudを使うエンタープライズ向け」「CopilotはGitHub Enterprise Serverでは現在利用できない」と記載があるため、プラン選定の条件として追記しました。
- 未確認1(プラン別のモデル対応): 公式プランページは使えないモデルを取り消し線、GitHub Docsは○×アイコンで示しており、静的に取得した本文では両方とも落ちます。そのためモデル1件ずつのプラン対応は当日再確認できていません。プラン概要表の4段階の表記(auto model selection only/a selection of models/access to premium models/priority access to premium models)とプランカードの記載だけを根拠に残し、旧版の「Proの一覧ではOpus系・Fable 5・GPT-5.5・GPT-5.6 Solが対象外」「Pro+・MaxでもOpus 4.5・4.6は対象外」という個別列挙は削除しました。Opus 4.5・4.6とGemini 3.1 Proは、当日の一覧・単価表のどちらにも存在しません。
- 未確認2(Copilot Businessのセルフサーブ申込停止): 「2026年4月22日以降、GitHub Free・GitHub TeamプランのOrganizationからの新規セルフサーブ申込を一時停止している」という記載は、当日取得したGitHub Docsからは再確認できませんでした。削除せず、未確認として本文に残しています。
- その他: 無料プランのチャット回数について、日本語版プランページのFAQには「コード補完が2,000回、チャットリクエストが50回に制限されています(Copilot Editsを含む)」が現存します。ただし同ページの機能比較表と英語版GitHub Docsには回数の記載がないため、本文の比較表には戻していません。またGitHub Docsの請求関連ページのURLが
/concepts/billing/…から/concepts/billing-and-usage/…配下へ移動していたため、出典のURLを現行のリダイレクト先に更新しました。
まとめ
GitHub CopilotのAIクレジットは、「トークン→ドル→クレジット(1=0.01ドル)」の換算で消費が決まり、コード補完と次の編集提案は対象外で有料プランでは無制限、付属分は繰り越し不可で毎月1日00:00 UTCリセット、超過後は同レートの従量という構造です。見積もりで効くのはモデル選択とエージェントの使い方で、公式単価から換算すれば同じ1往復でもモデル間で30倍以上の差が出ます。組織で使うなら、追加利用が既定で有効・停止設定が既定でオフという2点を先に押さえ、ユーザー単位予算と停止設定をセットで入れてください。プラン選定では月額とクレジット量だけでなく、選べるモデルの一覧と、権利面の要件があるならIP補償の対象プランと条件を突き合わせる順番になります。エディタごとAI前提の環境に移行する選択肢(Cursor)との選び分けは、Cursor vs GitHub Copilotの比較記事で判断軸を整理しています。AIレビューの活用イメージはClaude Codeのsubagentでコードレビューを自動化する手順も参考になります。
参考(一次ソース・2026年9月19日再取得。金額と付与クレジットは全件変更なし): GitHub Copilot プランおよび価格 / GitHub Docs: Plans for GitHub Copilot / GitHub Docs: Models and pricing / GitHub Docs: 個人向けの従量課金 / GitHub Docs: 組織・Enterprise向けの従量課金 / GitHub Docs: Budgets for usage-based billing / GitHub Docs: シートと請求サイクル / GitHub Docs: Usage limits / GitHub Changelog: Kimi K3 is now available in GitHub Copilot
訂正履歴
- 2026-08-26: リライト。①狙う検索語を「GitHub Copilot AIクレジット」から「github copilot 料金」へ変更しました。クレジットの予算管理を扱うGitHub Copilot Businessのクレジット予算と検索意図が重なっていたため、本記事を料金・プランの正本、あちらをクレジット運用の正本として役割を分けています(数値の訂正はありません)。②同日にGitHub公式プランページを再取得し、Free $0・Pro $10・Pro+ $39・Max $100、AIクレジット総額 Pro $15/月・Pro+ $70/月・Max $200/月、その内訳(基本クレジット Pro $10・Pro+ $39・Max $100/Flex割り当て Pro $5・Pro+ $31・Max $100)がいずれも従来の記載と一致することを確認しました。変更のない再確認です。
- 2026-08-18: 無料プランの「チャット50回/月(Copilot Editsを含む)」という記述を削除しました。当日の再確認時点で、GitHub Docs(Plans for GitHub Copilot/個人プラン)と英語版の公式プランページには回数の表記がなく、Freeの表現は「チャットとエージェントの利用は制限あり(自動モデル選択経由のモデルのみ)」+AIクレジットの利用枠に変わっていたためです(日本語版プランページのエージェントモード行には「50回/月」の表記が残っていますが、英語版では該当セルが回数表記なしのため、確認できない数値として本文・比較表・図版から外しました)。あわせてFreeはCopilot cloud agentが対象外・クレジットの追加購入が対象外である点を追記しました。
- 2026-08-18: 「外部コーディングエージェントへのタスク委任(Preview)」の組織プランの扱いを訂正しました(誤: Business・Enterpriseは「要問合せ」 → 正: いずれも対象。公式プランページとGitHub Docsの双方で確認)。あわせて、Proの扱いが公式2ページで一致していない(プランページは対象外/GitHub Docsは対象)ため、比較表からは外して本文の注記に移しました。
- 2026-08-18: Kimi K3のロールアウト状況の記述を、当日確認できる範囲に絞りました(旧: 「GitHub Actionsの障害対応で一時停止していたロールアウトが再開済み」 → 現: 「ロールアウトは段階的」。公式Changelogの現行版には一時停止・再開の記載がないため)。対象プランとBusiness・Enterpriseで既定無効である点は変更ありません。
- 2026-08-18: プレミアムモデルの対象の記述を精緻化しました。Pro+・MaxでもClaude Opus 4.5・4.6は対象外(対象はOpus 4.7以降)で、Proの一覧ではOpus系に加えてClaude Fable 5・GPT-5.5・GPT-5.6 Solも対象外であることを追記しました。
- 2026-08-18: target_kwに合わせて記事の主題をAIクレジットの仕組みに集中させ、消費の計算式・モデル別の消費レート(100万トークンあたりのクレジット換算)・実例の試算・付属クレジットの内訳とリセット・個人と組織で異なる超過時の挙動・予算階層の節を新設しました。既存顧客向けプロモーション増量の実数(2026年6月1日〜9月1日、Business 3,000/Enterprise 7,000)も追記しています。
- 2026-08-18: 料金・仕様の確認日を2026年8月18日に更新しました(金額は初回確認時から変更なし)。
- 2026-08-16: 無料プランの利用枠の記述を訂正しました(誤: 「エージェントモード50回/月」 → 正: 「チャット50回/月(Copilot Editsを含む)」。エージェントモード自体はFreeでも利用でき、50回/月はチャットリクエストの上限です)。あわせて比較表の該当行と図版を修正しました。※この「50回/月」自体も2026-08-18に公式表記から確認できなくなったため削除しています(上記参照)。
- 2026-08-16: 比較表の監査ログ欄を訂正しました(誤: Business・Enterpriseは「要問合せ」 → 正: いずれも対象。GitHub Docsのプラン対応表で確認)。
- 2026-08-16: Kimi K3のロールアウト状況を更新しました(旧: 「一時停止中・再開後に順次提供予定」 → 現: 再開済み。対象はPro・Pro+・Max・Business・Enterprise、組織プランは既定で無効)。
- 2026-08-16: プレミアムモデルに関する記述の粒度を補正しました。「Pro+以上が必要」という表現は個人プランについては公式表記のとおりですが、組織向けのBusiness(1ユーザー月19ドル)・Enterpriseも対象であることが読み取れなかったため、対象プランと管理者ポリシーによる制御を明記し、プラン別モデル一覧の節を新設しました。
- 2026-08-16: 記載の欠落を補いました。IP補償の対象プラン(Business・Enterpriseのみ)と成立条件(フィルタリングを有効にした場合の、改変していない提案)、AIクレジットの実数(Pro 1,500/Pro+ 7,000/Max 20,000/Business 1,900・Enterprise 3,900)、コード補完と次の編集提案がクレジットを消費しない点を追記しました。
- 2026-08-16: 上記の再照合にあわせて、料金・仕様の確認日を2026年8月16日に更新しました(金額は初回確認時から変更なし)。
よくある質問