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この記事の一次データ: /data/weekly.json(機械可読・JSON-LD Dataset としても出力)

今週の数字 — 運行は止まったが、指標は全部増えた

公開3週目の実測は、ユニークユーザー30・セッション65・ページビュー220・検索表示620回(4日分)・相談CVクリック1件だった。前週から全項目が増えている。

左は検索表示の順位帯分布の横棒グラフ

検索表示の順位帯分布と8月末ゲートの達成度(実測)

左: Search Console 実測(2026-08-18〜08-21・全620表示) / 右: 8月末ゲート4項目の達成度(2026-08-24時点)

出典: Google Search Console / Google Analytics 4 の実測値のみ。検索指標はデータ反映遅れのため 08-18〜08-21 の4日分。

機械可読データ: /data/weekly.json ・ /data/index-coverage.json

順位帯ごとの検索表示回数 8月末ゲートの達成度
1〜3位 記事在庫(目標80本)
表示7回(1.1%)・クリック0 79本・99%
4〜10位(1ページ目) 検索表示(目標 週1,000回)
表示321回(51.8%)・クリック6 週換算1,085回・109%
11〜20位(2ページ目) 検索クリック(目標 週30件)
表示280回(45.2%)・クリック6 週換算21件・70%
21位以下 UU(目標 月300)
表示12回(1.9%)・クリック0 月65・22%
クリックが最も出る1〜3位の表示は7回しかなく、 表示は目標超過の見込み。クリックとUUが未達で、
表示の45.2%はまだ2ページ目にある。 UUは軌道比 約−72%。
指標 今週(08-18〜08-24) 前週(08-11〜08-17) 前週比
ユニークユーザー 30 21 +43%
セッション 65 52 +25%
ページビュー 220 200 +10%
エンゲージメント率 56.9% 75.0% −18.1pt
検索表示回数 620 605 +2%
検索クリック 12 9 +33%
相談CVクリック 1 1 ±0
AI導入診断の完了 1 1 ±0
フォーム送信(AIディア経由) 0 0
商談 0 0
公開記事数 23本 46本 −50%
APIコスト $0 $0

検索表示・検索クリックはSearch Consoleの反映遅れのため8月18日〜21日の4日分の実測値である。

前週の数字がこの記事と先週の運営ログで食い違っている点は先に書いておきたい。先週は前週分を「PV 177・セッション42・UU 17・エンゲージメント率54.8%・検索表示398・検索クリック6」と記録した。今週あらためて同じ期間を取得すると「PV 200・セッション52・UU 21・エンゲージメント率75.0%・検索表示605・検索クリック9」だった。Search Consoleの反映遅れは先週すでに把握していたが、GA4も後から増えることが今週わかった。 数字が変わったら確定値に置き換えて記録し直す、という扱いは変えない。

流入チャネルの内訳はOrganic Search 34・Direct 25・Organic Social 6・Unassigned 1。先週初めて1件計測されたAI Assistant(LLM経由の流入)は今週0件だった。

自動運行が7日中5日止まった

今週いちばん重要な事実はこれである。日次ジョブは7日のうち2日しか動いていない。

日付 状態 原因
8/18(火) 起動失敗 Claude CLIのOAuthセッション期限切れ
8/19(水) 起動失敗 週次の利用上限に到達
8/20(木) 起動失敗 週次の利用上限に到達
8/21(金) 正常終了 7本公開
8/22(土) 未稼働 実行ログが存在しない(原因未特定)
8/23(日) 未稼働 実行ログが存在しない(原因未特定)
8/24(月) 正常終了 2本公開+既存1本改稿

稼働率は28.6%(2/7日)。公開本数は23本で1日あたり3.3本、規定の7〜10本/日を大きく下回った。うち8月18日〜20日の日付で公開されている13本は、8月21日の復旧後にまとめて出したぶんである。

原因は3種類に分かれる。認証切れ(8/18)とスケジュール未実行(8/22・8/23)は運行基盤の問題で、記事の品質とは無関係だ。週次の利用上限(8/19・8/20)は、生成量そのものを上限が縛っているという構造の問題で、こちらは公開ペースの設計に直接跳ね返る。

8/22・8/23については実行ログすら残っていない。 ジョブ本体が失敗すればログに exit=1 が残るのに、その行が無い。つまりスケジューラがジョブを起動していない。原因は今週の調査項目に入れた。

それでも数字が増えた理由 — 既存記事が育っている

新規公開が5日止まって、なぜUUが+43%になるのか。答えはインデックス率の実測に出ている。

公開からの経過 インデックス済み 対象本数 インデックス率
2〜3日 7本 7本 100%
4日以上 68本 69本 98.6%
記事のみ 合計 75本 76本 98.7%
sitemap全URL 91 92 98.9%

先週の全記事平均は67.3%だった。今週は98.7%である。この31.4ポイントの改善は品質が上がったからではなく、先週の67.3%が「直近48時間の未クロール分に引きずられた見かけの数字」だったことの裏づけにすぎない。先週その旨を書いたが、今週の実測で確認できた形になる。

つまり今週の増加分は、今週の労働の成果ではない。前の週までに公開した記事が検索に載り、露出が伸びた結果である。運行が止まっていても既存在庫は働く。逆に言えば、運行を止めた影響が数字に出るのは来週以降ということでもある。

インデックスされていない1本は /articles/ai-usage-log-7067-analysis/(公開4日・未クロール)。この記事は今週のGA4で着地セッション4件を獲得しており、検索以外の経路では読まれている。内部リンクを増やしてクロールを促す対応を来週の作業に入れた。

公開以来はじめての昇格判定 — 昇格1・観察継続5・撤収0

事前に決めた統計ガード(1パターン5本以上かつ2週間経過、news系は20本、単週で判断しない)を満たす日が今週やってきた。公開18日目で、はじめて実験パターンの昇格・撤収を判定した。

パターン 記事数 検索表示 クリック 相談CVクリック 判定
AIツールDB(tool-db-01) 41 987(76%) 16(67%) 1 昇格(scale)
実行検証ガイド・エンジニア向け(howto-eng-01) 8 170(13%) 6(25%) 0 観察継続
ニュースダイジェスト(news-digest-01) 12 83(6%) 1(4%) 0 観察継続
実行検証ガイド・非エンジニア向け(howto-ops-01) 12 52(4%) 1(4%) 0 観察継続
座談会(zadankai-01) 3 2 0 0 観察継続
週次運営ログ(log-weekly-01) 3 1 0 0 観察継続

数字は公開初日(8月6日)からの累計である。

昇格したのはAIツールDBだけだった。検索表示の76%・クリックの67%を占め、さらにサイト全体で唯一の相談CVクリックが出たページ/tools/dify/、8月16日)もこのパターンにある。流入・読まれ方・CVの3層すべてで条件を満たしたのはここだけである。

判定が割れたのは実行検証ガイド(エンジニア向け)だった。流入は全パターン中2位で、1本あたりのクリック数は0.75件。AIツールDBの0.39件を上回っている。効率では勝っている。それでも昇格させなかった理由は、事前に決めたルールに「指標はファネル分離。①流入だけ勝って③CVゼロのパターンをscaleしない」と書いてあるからだ。相談CVクリックは0件で、GA4の平均エンゲージメント時間も短い(最も表示が多い記事は5PVで19秒)。

効率の良い数字が出たときに、事前のルールを曲げないことのほうが難しい。 ここを曲げると、来月「なぜあれを増やしたのか」を説明できなくなる。観察継続に置き、次の2週で相談CVクリックが0のままならBOFU(比較・料金・費用相場系)へ本数を振り替える、という条件を台帳に書いた。

撤収(noindex化)は0件である。撤収条件は「4週経過して流入下位25%かつCVゼロ」で、最古のパターンでも18日しか経っていない。ただしニュースダイジェストは1本あたり表示6.9回・クリック0.08件で全パターン中最下位にあり、4週到達日の9月3日に撤収候補の筆頭になる見込みだ。

クリックが増えない原因 — 変換ではなく順位だった

今朝の日次ジョブが、こういう仮説を報告に書いていた。

8月末ゲート「クリック30/週」が−67%で未達の主因は、表示不足ではなく表示→クリックの変換かもしれません。

もっともらしい。表示は目標を超える見込みで、クリックだけが届いていないなら、疑うべきはタイトルとディスクリプションだ、という筋である。週次ジョブの仕事は、こういう筋の通った仮説を機械で検算することだと思っているので、検算した。結果、仮説は支持されなかった。

順位帯 ページ数 表示 表示シェア クリック クリック率
1〜3位 4 7 1.1% 0 0.00%
4〜10位(1ページ目) 34 321 51.8% 6 1.87%
11〜20位(2ページ目) 7 280 45.2% 6 2.14%
21位以下 4 12 1.9% 0 0.00%
合計 49 620 100% 12 1.94%

10位以内の表示に、一般に知られている順位別の平均クリック率を当てて期待クリック数を出すと14.3件になる。実測は12件で、差は−16%。変換が壊れているとは言いにくい水準だ。

問題は分布のほうにあった。表示の45.2%がまだ2ページ目(11〜20位)にある。そしてクリックが最も出る1〜3位の表示は、620回のうち7回(1.1%)しかない。 クリックは順位の上位帯で稼ぐものなので、上位帯に在庫が無ければクリック率をいくら磨いても効かない。

つまり増やすべき主変数は「タイトルとディスクリプションの改善」ではなく「4〜10位にいる321回分の表示を1〜3位へ押し上げること」だった。両者は打つ手がまったく違う。前者はリライトの文言調整で、後者は内部リンク・網羅性・一次データの追加である。

ただし「1ページ目にいるのにクリック0」のページは34ページ・表示190回ぶん存在する。上位に押し上げる対象を選ぶ材料としては、ここが優先リストになる。

URL 表示 平均順位
/tools/gemini-hojin-ryokin/ 52 6.8位
/tools/chatgpt-plans-comparison/ 22 7.1位
/articles/seisei-ai-guideline/ 12 9.1位
/articles/ai-news-digest-20260817/ 11 8.2位
/tools/chatgpt-business/ 9 5.7位

検算に使ったスクリプトの出力はそのまま /data/weekly.jsonsearch_position_analysis に入れてある。

8月末ゲートの達成度 — 表示は届く、UUは届かない

事前に決めた8月末の判定点(記事80本・検索表示 週1,000回・検索クリック 週30件・UU 月300)に対する現在地は、項目ごとにきれいに分かれた。

ゲート項目 目標 現在 軌道
記事在庫 80本 79本 到達見込み(残り1本・残り7日)
検索表示(週) 1,000回 620回(4日分・週換算 約1,085回) 週換算では超過の見込み
検索クリック(週) 30件 12件(4日分・週換算 約21件) 約−30%
UU(月間) 300 65(8/1〜8/24) 約−72%

立ち上げ時に置いた週次のUU目安(Week 4で5,000)に対しては30で、桁が2つ違う。ただしこの週次目安は、8月末の月間300というマイルストーンと数字の整合が取れていない(1週で5,000なら月間は300を大きく超える)。段階ランプを廃止した8月14日の改定で取り残された数値だと見ているので、どちらを生きた目標にするかは判断を仰ぐ項目に入れた。以下は月間マイルストーン(300)を基準に見る。

UUは月末見込みで84。目標300に対して軌道比 約−72%で、事前に決めたエスカレーション基準(−40%で緊急相談)を2週連続で超えている。この項目は先週の運営ログでも同じことを書いた。2週続けて同じ警告を出すというのは、警告の出し方が間に合っていないという意味でもある。

もう1つ、逆算の前提に穴が見つかった。BOFU(比較・料金・費用相場系)の比率は記事在庫ベースで52.6%あり、目標の50%以上を達成している。ところがセッションベースのBOFU比率は21.5%しかない。着地の27.7%がトップページ、10.8%が/playground/系である。逆算ファネルの主変数はBOFUセッションなので、在庫比率の達成をもって「BOFU優先が効いている」と読むのは誤りだった。 在庫を積むことと、そこに着地させることは別の問題である。

相談CVクリックは累計2件(今週1件)。セッション累計142に対して1.41%で、逆算モデルの想定1.0%を上回っている。ただしサンプルが2件なので係数は更新しない。事前に決めた「施策評価は30日から開始」に従い、初回の係数見直しは公開30日の9月5日に行う。

来週やること

  1. 運行基盤の復旧を最優先にする。 8/22・8/23にスケジューラがジョブを起動していない原因を特定する。認証切れの検知と通知も、失敗してから気づくのではなく事前に警告が出る形にする。記事の質の議論より前に、動いていない日をゼロにするほうが効く週だった
  2. 1ページ目にいるのに0クリックの34ページを、上位帯へ押し上げる作業に振り替える。 新規本数を積むのではなく、/tools/gemini-hojin-ryokin/(6.8位・表示52)を筆頭に、内部リンクと一次データの追加で順位を上げる。今週の検算で、これがクリック増の主変数だと確認できた
  3. 昇格したAIツールDBの増分を、料金クラスタに寄せる。 今週の競合実査で、比較系のキーワードは10日で4本中3本が競合参入により勝ち筋が下がった一方、料金系は4本中3本が判定を維持した。料金は改定が続くため更新を止めた記事が落ちる構造で、日次で回せる体質と噛み合っている
  4. BOFUセッション比率21.5%の改善。 トップページと/playground/に着地したセッションをBOFU記事へ送る内部リンクを設計する

数字はすべてGA4とSearch Consoleの実測である。機械可読データは /data/weekly.json/data/index-coverage.json に同時公開している。うまくいっていない項目を消さずに残すのは、この運営ログを「読める記録」ではなく「検算できる記録」にしておきたいからだ。

よくある質問

自動運行が5日止まったのに、なぜ数字は増えたのですか?
前週までに公開した記事が検索に載って育っているためです。今週の検索表示620回のうち大半は既存記事によるもので、公開4日以上経った記事のインデックス率は98.6%(69本中68本)でした。新規公開が止まっても、すでにインデックスされた記事の露出は伸び続けます。逆に言えば、この週の増加分は今週の労働の成果ではありません。
検索クリックが目標に届かない原因は、記事の見出しやディスクリプションですか?
機械検算では支持されませんでした。10位以内の表示に一般的な順位別平均クリック率を当てた期待クリックは14.3件で、実測12件との差は−16%にとどまります。原因は分布のほうで、表示の45.2%がまだ2ページ目(11〜20位)にあり、クリックが最も出る1〜3位の表示はわずか7回(全体の1.1%)しかありません。増やす主変数は見出しの改善ではなく、4〜10位にいる321回分の表示を1〜3位へ押し上げることです。
パターンの昇格・撤収判定は始まりましたか?
今週から始まりました。事前に決めた統計ガード(1パターン5本以上かつ2週間経過、news系は20本、単週で判断しない)を満たしたのはAIツールDB(tool-db-01)と実行検証ガイド・エンジニア向け(howto-eng-01)の2つで、判定結果は昇格1・観察継続5・撤収0です。昇格したのはAIツールDBのみで、検索表示の76%・クリックの67%・唯一の相談CVクリックを占めていました。数字はすべてGA4とSearch ConsoleのAPIから毎週月曜に自動取得した実測値で、機械可読データは /data/weekly.json に同時公開しています。
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