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ChatGPT法人プラン比較

ChatGPTの法人プラン(Business / Enterprise)と個人プラン(Plus / Pro)の料金・機能差を、2026年8月27日にOpenAI公式の料金ページ2種を実ブラウザで取得して比較しました。

ChatGPT法人プラン比較

まず、ここだけ

この記事の結論

要点3分 / 全文11分実務担当者向け2026-08-27 更新

料金 Business 標準シート 1人あたり月¥3,050から(年額課金・$20/月/月額課金は$25/月)・プレミアムシート 1人あたり月¥15,250から(年額課金・$100/月/月額課金は$125/月)、対象は従業員2〜200名/Enterprise カスタム価格で要問合せ/個人向けは 無料版 ¥0・Go ¥1,400・Plus ¥3,000・Pro 月額¥16,800から(すべて2026-08-27 OpenAI公式料金ページを実ブラウザで確認)
公式サイトhttps://openai.com/ja-JP/chatgpt/pricing/
メリットBusiness・Enterpriseとも業務データがデフォルトでモデル学習に使用されず、個人プランのような設定管理が不要(公式明記)
Businessの標準シートは1人あたり月¥3,050から(年額課金)と個人Plus(¥3,000)とほぼ同水準で、SSO・一元請求などの管理機能が付く
Enterpriseは日本を含む10地域のデータレジデンシーやSCIM・アクセス制御など、規制業界の統制要件に対応できる
デメリットBusinessの対象は従業員2〜200名と公式に明記されており、1人利用も200名超の組織も対象外になる
Enterpriseはカスタム価格の要問合せで、公式サイトだけでは予算感を確定できない
日本円建て価格・プラン構成は変更されることがあり、契約時に公式ページでの再確認が要る

結論: 2名以上のチームはBusinessが起点、統制要件が厳しければEnterprise

ChatGPTを会社で使う場合の起点はBusinessの標準シート(1人あたり月¥3,050から・年額課金)です。対象は従業員2〜200名。個人Plus(月額¥3,000)とほぼ同じ単価で、業務データがモデル学習に使用されない設定と管理機能が最初から付いてきます。一方、SCIM・データレジデンシー・SLAといった統制要件がある組織はEnterprise(カスタム価格)、1人での検証段階ならPlus/Proという住み分けです。本記事は「どのプランを選ぶか」の比較に絞り、Businessプラン単体のシート構成・プレミアムシートの詳細はChatGPT Businessの深掘り記事に分けています。

ChatGPTのプランを法人視点で3分類した図

ChatGPT 法人視点でのプラン選び(2026年8月)

学習データの扱い:個人プランは「無効化可能」/ Business・Enterprise は「デフォルトで使用されない」(公式表記)

出典: OpenAI公式料金ページ openai.com/ja-JP/chatgpt/pricing(2026-08-14確認)。価格・プラン内容は変更されうる

個人プラン(Plus / Pro) Business Enterprise
¥3,000/月〜 ¥3,050/人/月 要問合せ
Plus ¥3,000/Pro ¥16,800〜 年払い時。月払いは¥3,850・2名から カスタム価格・年間契約
1人での利用が前提 SAML SSO・MFAつきワークスペース SCIM・EKM・アクセス制御
管理コンソール・SSOなし 請求・利用状況・予算を一元管理 日本を含む10地域データレジデンシー
学習利用は設定で無効化可能 業務データを学習に使用しない 拡張コンテキスト(Instant 128K)
請求は個人カード単位 Microsoft 365等のツール接続 SLA・優先サポート・請求書払い
まず1人で試す段階に 2名以上のチーム利用の起点に 統制要件が厳しい組織に

全プラン料金一覧(2026年8月27日 公式確認・日本円)

個人向けと法人向けで料金ページが分かれているため、同日に両方を取得して1枚にまとめました。Businessの年額課金と個人Plusの差は月¥50しかありません。

ChatGPTの全プラン料金と学習データの扱いの対照表

個人と法人の分岐点は、金額ではなく学習データの扱い

OpenAI公式の料金ページ2種を2026年8月27日に実ブラウザで取得・円建て表示

Business年額課金と個人Plusの差は月50円。分岐は価格ではなく管理と学習の扱い

プラン 契約単位 円建て表示 学習データの扱い
無料版 個人 ¥0 無効化可能
Go 個人 ¥1,400 /月 無効化可能
Plus 個人 ¥3,000 /月 無効化可能
Pro 個人 ¥16,800 から/月 無効化可能
Business 標準シート 2〜200名 ¥3,050 から/人月 使用されない
Business プレミアムシート 2〜200名 ¥15,250 から/人月 使用されない
Enterprise 要問合せ カスタム 要問合せ 使用されない
プラン 料金 契約単位 学習データの扱い(公式表記)
無料版 ¥0 個人 無効化可能
Go ¥1,400/月 個人 無効化可能
Plus ¥3,000/月 個人 無効化可能
Pro ¥16,800/月〜 個人 無効化可能
Business 標準シート ¥3,050から/人/月(年額課金・$20)・月額課金は$25 従業員2〜200名 使用されない
Business プレミアムシート ¥15,250から/人/月(年額課金・$100)・月額課金は$125 従業員2〜200名 使用されない
Enterprise カスタム価格(要問合せ) 年間契約(最低人数は公表なし・要問合せ) 使用されない
  • Proは「月額¥16,800から」の表記で、利用量(Plus比5倍または20倍)により変わります
  • Businessの円建て表示は年額課金の金額のみです。月額課金はドル建て(標準$25・プレミアム$125)で示されており、円建ての月額課金額は2026年8月27日時点の公式ページに表示がありません
  • BusinessとEnterpriseは、上限を超えて使うためのクレジットを追加購入できます
  • 非営利団体はOpenAI for Nonprofits経由でBusiness / Enterpriseを最大75%割引で利用できると公式FAQに記載があります

BusinessとEnterpriseの違い

両者の差は「モデルの賢さ」ではなく、統制・管理機能とコンテキスト上限にあります。推論モデルのコンテキストウィンドウは両プランとも256Kで同じです。

項目 Business Enterprise
料金 標準シート ¥3,050から/人月(年額課金)・プレミアムシート ¥15,250から/人月 カスタム価格(要問合せ)
GPT Instantのコンテキスト上限 54K(約40ページ分) 128K(約250ページ分)
GPT推論のコンテキスト上限 256K 256K
応答時間(公式表記) 高速 最速
SAML SSO・MFA・管理コンソール あり あり
SCIM・エンタープライズキー管理・ロールベースアクセス制御 なし あり
IP許可リスト・Compliance APIログ なし あり
データレジデンシー なし 日本を含む10地域
対象人数 従業員2〜200名 公表なし(要問合せ・大規模組織向け)
支払い方法 クレジットカード 請求書払い相談可・ボリューム割引
サポート 標準 年中無休の優先サポート・SLA・導入支援

Businessの長所は、クレジットカードで即日始められる手軽さと、年額課金なら個人Plusとほぼ同額でSSO・一元管理・学習不使用が揃う価格です。Enterpriseの長所は、SCIMによる入退社管理の自動化、日本国内にデータを置けるレジデンシー、監査ログといった、情報システム部門の統制要件に応えられる点です。どちらが上ではなく、管理の深さをどこまで要るかで決まります。

上の表は主要な差分に絞ったものです。公式の機能比較表を1行ずつ数えると、Businessでは使えずEnterpriseだけで使える項目は15あります(セキュリティと管理11・カスタマーサービス4/2026年9月12日 実ブラウザで取得して集計)。自社の情報セキュリティ規程と全件で突き合わせる場合は、ChatGPT Business の料金とEnterpriseとの境界に一覧を置いています。

個人プラン(Plus/Pro)と法人プランの違い

分岐点は性能ではなく「学習データの扱い」と「管理」の2つです。

  • 学習データ: 個人プラン(無料版〜Pro)は公式表記で「無効化可能」、つまり設定に依存します。Business / Enterpriseは「デフォルトで使用されない」で、メンバー各自の設定に頼らずに済みます
  • 管理機能: 個人プランには管理コンソール・メンバー管理・SSOがありません。誰がどれだけ使っているか把握できず、退職時のアカウント整理もできません
  • 請求: 個人プランは個人カード単位です。経費精算が人数分発生し、支出上限の管理もできません

一方で個人プランにも長所があります。Plusは¥3,000/月で高度な推論モデル・プロジェクト・カスタムGPTまで使え、1人での検証には十分です。Proは利用量がPlusの5倍または20倍で、コード生成やDeep Researchを毎日長時間使う個人のヘビーユースに向きます。

用途別の選び方

  • 1人でまず試す → Plus(¥3,000/月)。業務データを入れる前に学習利用の設定を無効化する
  • 1人で大量に使い込む → Pro(月額¥16,800から)。利用量上限に当たる頻度で判断する
  • 従業員2〜200名のチームで業務データを扱う → Business。個人契約の寄せ集め(シャドーIT)の受け皿として機能する
  • チーム内に上限で止まるヘビーユーザーがいる → Businessの中でその人だけプレミアムシート(月¥15,250から)に上げる。全員分を上げる必要はない
  • 規制業界・200名超・監査要件あり → Enterprise。要件を整理してから営業に問い合わせる

Businessを選んだあとのシート構成(Standard / Premiumシートの使い分け・利用量の実測手順)は、ChatGPT Businessの深掘り記事で扱っています。

導入前の注意点

  • Businessの対象は従業員2〜200名です。1人利用の受け皿はPlus / Pro、200名超はEnterpriseになります
  • Enterpriseの予算感は公式サイトだけでは確定できません。クレジットベースとトークンベースの料金体系があると公式に記載されており、席数・要件次第です
  • プレミアムシートは2026年8月25日に一般提供が始まりました(公式発表ページの更新で確認)。順番待ちリストと早期クレジット特典は終了しています。先に席を確保する必要はなくなったので、標準シートで利用量を実測してから追加する順番で問題ありません。詳細は深掘り記事にまとめています
  • 価格・プラン構成は変わることがあります。今回確認した日本円建て表記も含め、契約直前に公式料金ページで再確認してください

まとめ

ChatGPTの法人導入は「Businessの標準シート ¥3,050から/人月(年額課金)を起点に、上限で止まる人だけプレミアムシートへ上げ、統制要件や200名超が出てきたらEnterpriseを見積もる」が現在の公式ラインアップに沿った考え方です。個人プランとの価格差はほぼなく、学習データの扱いと管理機能が実質的な選定基準になります。まず2名のBusinessワークスペースで利用実態を計測し、データに基づいて席数と席種を判断する段階導入をおすすめします。プラン選定の前段——社内ルールの整備や小さな試行から始める手順はChatGPT業務活用の始め方で3ステップに整理しています。

参考(一次ソース・2026年8月27日確認): OpenAI: ChatGPT 料金プラン(個人向け・日本語公式)OpenAI: Business Pricing(法人向け・日本語公式)OpenAI Help: データレジデンシー対応地域OpenAI Help: OpenAI for Nonprofits

訂正履歴

  • 2026-08-27: 料金・仕様を当日再確認して更新しました。①誤りの訂正: 「Premiumシートの追加が予告されています(発表時点ではウェイトリスト登録制)」と記載していましたが、公式発表ページの2026年8月25日更新で一般提供開始と早期特典終了が告知されていたため修正しました。②プレミアムシートの円建て価格(月¥15,250から・年額課金)が公式に掲載されたため、料金一覧・比較表・用途別の選び方に追加しました。③公式に「従業員数2〜200名のチーム向け」と人数の上限が明記されている点を反映しました(従来は「2名から」とのみ記載)。④Businessの月額課金の円建て(¥3,850)の記載を削除しました。2026年8月27日時点の公式Business料金ページは円建てを年額課金の金額のみで表示し、月額課金はドル建て($25・$125)で示しているため、確認できない値を残さない判断です。⑤個人4プランと法人2シートを1枚にまとめた対照図を追加しました。個人向けの金額(無料版¥0・Go¥1,400・Plus¥3,000・Pro月額¥16,800から)は同日確認で変更ありません。

よくある質問

ChatGPTの法人プランは何人から契約できますか?
公式のBusiness料金ページに「従業員数2〜200名のチーム向け」と明記されています(2026年8月27日確認)。下限が2名、上限が200名です。200名を超える規模やEnterpriseの最低契約人数は公表がなく、要件を伝えて見積もりを取る要問合せ形式になります。1人で使う場合は個人向けのPlus(月額¥3,000)またはPro(月額¥16,800から)を選ぶことになります。
BusinessとEnterpriseはどちらを選ぶべきですか?
数名〜数十名のチームで、SSO・一元請求・学習不使用が確保できれば足りるならBusinessが候補です。SCIMによるユーザー管理の自動化、日本国内へのデータレジデンシー、IP許可リスト、SLAつきサポートといった統制・監査要件があるならEnterpriseが候補になります。価格はEnterpriseが要問合せのため、要件を整理してから見積もりを取る順番が効率的です。
個人のPlusを業務利用するのと法人プランは何が違いますか?
大きな違いは3つです。①学習データの扱い:個人プランは「無効化可能」(設定に依存)、法人プランは「デフォルトで使用されない」②管理機能:個人プランには管理コンソール・SSO・メンバー管理がなく、退職時のアカウント整理や利用状況の把握ができない③請求:個人プランは個人カード単位でバラバラになります。業務データを扱うチームでは、この差が実質的な選定基準になります。
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