コンテンツマーケティング代行を、2026年9月21日に22社の公式ページで確認しました。22社中18社が「戦略設計・記事制作・効果測定」のすべてを記載しており、対応範囲だけでは会社を絞れません。差が出るのは、最低契約期間と、依頼したあとも社内に残る作業です。

会社紹介の記事を何本読んでも違いが分からないのは、読み方の問題ではありません。検索上位の8記事を実際に読むと、会社を紹介している4本のうち料金に確認日を付けた記事は0本、契約終了後に記事の権利が誰に残るかを書いた記事も0本でした。比べるための材料が、そもそも載っていません。

読み終えると、次の3つが決まります。

  1. 代行に出す業務と、社内に残す業務
  2. 月額ではなく契約期間の総額で見た候補の会社
  3. 各社へ同じ条件で送る依頼文と質問10項目(シートつき)

コンテンツマーケティング代行とは — 依頼できる10の業務と、22社の対応状況

コンテンツマーケティング代行は、記事や資料などのコンテンツを設計し、作り、公開し、改善する作業を外の会社に任せることです。頼める業務は10種類に分けられます。このうち記事制作・戦略設計・効果測定は20社以上が記載していますが、メールマガジン・動画・SNS運用は半数に届きません。

代行会社22社の公式ページに記載があった業務の横棒グラフ。SEO記事の制作21社、戦略設計・キーワード設計20社、効果測定・レポート・定例会20社、ホワイトペーパー・資料15社、CMS入稿・公開作業15社、内製化支援15社、取材・インタビュー・導入事例14社、SNS運用9社、動画8社、メールマガジン5社。記載なしは対応していないという意味ではありません。

業務 記載のあった会社 頼むときに先に決めること
SEO記事の制作 22社中21社 構成案をどちらが作るか。1本の文字数と月の本数
戦略設計・キーワード設計 20社 成果物の名前(ペルソナ、キーワード一覧、年間計画)
効果測定・レポート・定例会 20社 頻度と指標。計測データをどちらのアカウントに残すか
ホワイトペーパー・資料 15社 デザインを含むか。ページ数
CMS入稿・公開作業 15社 公開ボタンを押すのは誰か
内製化(インハウス化)支援 15社 いつまでに何を社内へ移すか
取材・インタビュー・導入事例 14社 取材先との調整をどちらが行うか
SNS運用 9社 投稿だけか、返信やコメント対応まで含むか
動画 8社 撮影の有無。編集のみか
メールマガジン 5社 配信ツールの操作まで含むか

数え方を書いておきます。各社の公式ドメインのサービスページを取得し、その業務を自社が提供する旨の文字列が本文にあるかどうかで判定しました。確認したのは45ページ、照合した原文の断片は461件です。「記載なし」は確認したページに文字列が無いという意味で、対応していないという意味ではありません。 記事以外を頼みたい場合は、問い合わせの最初にその業務の対応を聞いてください。

「コンサル」と「代行」の違い

公式ページの料金表は、多くの会社で2段に分かれていました。助言と設計までを行うコンサルと、記事の制作や入稿まで手を動かす代行(実行支援)です。同じ会社でも、コンサルのみは月25万円〜、実行とコンサルの両方は月50万円〜というように額が変わります。見積もりを取るときは、どちらの段を頼むのかを先に決めておくと、各社の回答がそろいます。

「丸投げ」と「一部だけ依頼」の違い

18社が戦略から測定までの対応を記載している一方で、記事制作だけを1本単位で受ける会社、採用メディアに絞っている会社もありました。全部を任せる契約は最低契約期間が長く、月額も上がります。一部だけを頼む契約は安く始められますが、戦略と改善の判断は社内に残ります。どちらが得かは、後半の式で自社の数字を入れて比べられます。

記事以外を頼むときに起きること

記事制作は21社が記載していますが、ホワイトペーパーは15社、取材・導入事例は14社、SNS運用は9社、動画は8社、メールマガジンは5社です。記事から資料請求へ、資料請求からメールでの育成へと施策を広げるほど、1社で頼める会社は減っていきます。

取り得る形は2つです。記事と資料を1社に任せ、メールやSNSは社内か別の会社で持つ。または、最初から対応業務の多い会社に絞る。どちらを選ぶにしても、依頼する業務を先に決めておかないと、候補の会社が決まりません。なお、SNSと動画は「運用」ではなく「投稿用コンテンツの制作」として記載している会社があります。運用まで頼みたい場合は、投稿・返信・分析のどこまでを含むかを確認してください。

オウンドメディアの運用に絞った工程(9工程)と、工程ごとの外注のしやすさは、オウンドメディア運用代行の費用相場と14社の比較に書いています。

コンテンツマーケティング代行の費用相場 — 月額の下限と最低契約期間で見る

月額の下限は、コンサルのみで月10万円〜40万円台、戦略から制作・運用まで任せる型で月30万円〜70万円からでした。ただし月額だけを比べると判断を誤ります。最低契約期間を掛けると、契約期間の最小支払額は75万円〜から1,000万円〜まで開きます。

月額の下限と最低契約期間を掛けた最小支払額の横棒グラフ8本。3か月契約は75万円からと120万円から。6か月契約は180万円、240万円、300万円、420万円から。1年契約は840万円から。最低年間予算のみを示す会社は1,000万円から。公式表記から当メディアが計算。税の扱いは会社により異なります。

公式ページの表記 最低契約期間 契約期間の最小支払額
コンサルのみ 月25万円〜 最低3ヶ月〜 75万円〜
コンサル 月40万円〜 最低3カ月 120万円〜
コンサル 月30万円〜(税別) 6ヶ月〜 180万円〜
SEOコンサル 月40万円〜 6ヵ月〜 240万円〜
実行+コンサル 月50万円〜 6ヶ月〜 300万円〜
運用代行 月70万円〜 6ヵ月〜 420万円〜
コンサル+運用代行 月70万円〜(税別) 最低1年〜 840万円〜
運用・施策代行 最低1年 最低年間予算1,000万円〜

右端の列は、公式ページの下限額に最低契約期間を掛けた当メディアの計算です。各社が掲示しているのは「〜」付きの下限なので、実際の見積もりはこれより上になります。税の扱いは会社ごとに違い、税別・税抜と明記している会社と、表記の無い会社がありました。

金額を公式ページに出していたのは22社中18社で、4社は資料請求か問い合わせでの案内です。最低契約期間について記載があったのは10社でした。うち8社が3か月から1年の数字を示し、1社は「特にございません」、1社は要望に応じて対応と書いています。残りの12社は、問い合わせるまで契約期間が分かりません。

見積もりの形は5種類ある

公式ページの料金表を並べると、課金の形が会社ごとに違いました。形が違う見積もりは、月額の数字だけを横に並べても比べられません。届いた見積もりがどの形なのかを先に見分けてください。

課金の形 比べる前にすること 公式ページの表記の例
月額固定 本数と中身を確認 記事30本つきで月20万円・契約期間12ヶ月。月2本程度で月40万円〜。1本あたりの文字数と取材の有無で中身が変わる
基本+オプション オプションを足す 基本40万円/月に、記事8本/月32万円・ホワイトペーパー5万円・専門家監修3万円を足して合計80万円。基本料金には制作が含まれない
進行費+制作単価 本数を掛けて足す ディレクション費 月5万円〜に、記事7.5万円/本〜が別にかかる。月4本なら月35万円〜になる
時間制 1本の時間を聞く 月15万円で稼働22時間、月30万円で稼働45時間、初期費用10万円。記事1本に何時間かかるかを聞かないと本数に換算できない
文字単価 構成の担当を確認 ライティングのみ8円〜/文字、構成作成から納品まで10円〜/文字。構成案をどちらが作るかで単価が変わる

3行目の「月35万円〜」は、公式表記の5万円と7.5万円×4本を足した当メディアの計算です。どの形でも、同じ本数・同じ期間にそろえて総額を出すと比べられるようになります。

戦略設計・構築・記事制作・運用代行・ツールの費目別の相場と、月10万・30万・50万・70万円で依頼できる範囲は、コンテンツマーケティングの費用相場に出所つきでまとめています。記事制作だけの単価は記事作成代行28社の料金比較にあります。

外注と内製の判断基準 — メリットとデメリットを同じ式で比べる

外注か内製かは、同じ期間の総額で比べると決められます。代行の見積書には、依頼したあとも社内に残る作業の時間が載りません。これを足さずに比べると、代行が実際より安く見えます。

代行と内製を同じ期間の総額で比べる式の図。代行に出す場合は、初期費用+月額×契約月数+社内に残る時間×時間単価×契約月数。3つ目は見積書に出てこない。内製する場合は、(作業時間×時間単価+ツール費)×同じ月数。検索上位8記事のうち、社内に残る作業を時間や金額で示した記事は0本でした。

代行の総額 = 初期費用 + 月額 × 契約月数 + 社内に残る時間 × 時間単価 × 契約月数
内製の総額 = ( 担当者の作業時間 × 時間単価 + ツール費 )× 同じ月数

計算例を1つ置きます。時間と単価は説明用の仮の値です。自社の数字に置き換えてください。

項目 代行(月50万円〜・6ヶ月の契約) 内製
外へ払う額 50万円 × 6 = 300万円 ツール費 月2万円 × 6 = 12万円(仮)
社内の時間 月10時間 × 4,000円 × 6 = 24万円(仮) 月80時間 × 4,000円 × 6 = 192万円(仮)
6か月の総額 324万円 204万円

この仮の値では内製が安くなります。ただし内製の「月80時間」を出せる担当者が社内にいなければ、内製は選べません。比べるのは金額だけではなく、その時間を出せる人がいるかです。検索上位の8記事のうち、社内に残る作業を時間や金額で示した記事は0本でした。各社に「毎月こちらで発生する作業と、その目安の時間」を聞いて、式に入れてください。

代行に出すメリット

  • 設計・制作・測定の経験者を、採用せずにすぐ使える
  • 月の本数が安定する。担当者の異動や退職で止まらない
  • 内製化支援を記載している会社が22社中15社あり、立ち上げだけ任せて社内へ移す形が取れる

代行に出すデメリット

  • 最低契約期間があり、合わなくても途中で止めにくい。途中解約の条件の中身を書いた上位記事は0本で、契約書を読むまで分からない
  • 自社の商材や顧客の知識は外の会社に無い。取材対応・確認・監修の時間が社内に残る
  • 記事や計測データが解約後にどちらへ残るかは、公式ページに書かれていない

外注が向く会社、内製が向く会社

状況 向く形 理由
担当者が月20時間も出せない 戦略から任せる代行 内製の式の「作業時間」が確保できない
書ける人はいるが、何を書くか決められない コンサルのみ、または単発の戦略設計 制作を外に出しても、語の選定が外れると成果が出ない
設計はできるが、本数が出ない 記事制作だけの依頼 1本単位や月4記事からの発注ができる
1年以内に社内で回したい 内製化支援つきの契約 移す時期と範囲を契約時に決められる

代行会社の選び方 — 公式ページで分かること、分からないこと

会社を選ぶ手順は2段です。公式ページで分かる条件で候補を絞り、分からない条件は同じ質問で全社に聞きます。 契約前に知りたい5項目のうち、公式ページで半数以上の会社が書いていたのは料金と定例の頻度だけでした。

契約前に知りたい5項目を公式ページに書いている会社の数の横棒グラフ。22社中、料金の記載は18社、レポート・定例の頻度は12社、最低契約期間は10社、初期費用の有無は7社、著作権の帰属・解約後の扱いは0社。0社の項目は問い合わせか契約書で確認するしかありません。

契約前に知りたい項目 公式ページに記載のあった会社 分からないときの聞き方
料金(金額) 22社中18社 自社の条件での月額と初期費用、税の扱い
レポート・定例の頻度 12社 頻度と指標。計測データの保有者
最低契約期間 10社 最低契約期間と、途中解約の条件
初期費用の有無 7社 契約時にかかる費用と、その内訳
著作権の帰属・解約後の扱い 0社 記事・資料の著作権と、解約後に当社へ残るもの

公式ページで絞れる3つの条件

  1. 頼みたい業務の記載があるか。 記事以外(ホワイトペーパー、取材、メルマガ、SNS、動画)を頼むなら、ここで半分以上の会社が外れます
  2. 下限額と最低契約期間を掛けた額が、予算に収まるか。 月額が収まっても、1年契約なら12倍が確定します
  3. 税の扱いが書いてあるか。 税別・税抜と明記している会社は一部で、書いていない会社は見積もりで確認が要ります

問い合わせでしか分からない3つの条件

  1. 解約後に何が残るか。 記事の著作権、サイト、CMSのアカウント、計測データ。公式ページに書いている会社は22社中0社、触れている上位記事も0本でした
  2. 社内に残る作業の時間。 確認、取材対応、監修、定例会。時間の目安を出してもらえるかどうかで、運用の具体度も分かります
  3. 公開後の情報更新と、誤りが出たときの対応。 料金や仕様を扱う記事は、公開した日から古くなります。更新が月額に含まれるかを聞いてください

生成AIの利用は「使うかどうか」より「誰が確認するか」を聞く

上位8記事のうち5本が生成AIに触れていましたが、会社を選ぶ項目として扱った記事は0本でした。当メディアは制作の大半をAIで行っています。その経験から言えるのは、AIを使うこと自体は品質を決めないということです。品質を決めるのは、事実確認を誰がどの手順で行うかです。この点は後半の実測で具体例を出します。

実績や事例の確認は、上位8記事のうち5本が選び方の項目に挙げています。ここでは繰り返しません。事例を見るときは、自社と同じ業種かより、目的(問い合わせ、採用、認知)が同じかを見てください。目的が違うと、作るコンテンツの種類も指標も変わります。事例の数字を読むときは、次の3点を確認すると判断を誤りにくくなります。

  • 成果の数字に、期間と開始時点の値が書いてあるか(「流入3倍」だけでは、何か月で何件から何件なのかが分からない)
  • 何をしたのかが具体的に書いてあるか(本数、コンテンツの種類、改善した内容)
  • 公開されている記事や資料の実物を、自分で読めるか

代行会社22社の比較一覧 — 月額の下限・契約条件・対応業務

22社の公式ページで確認できた内容を、会社ごとに並べます。月額の下限は各社が「〜」付きで掲示している額で、プランの中身は会社ごとに違います。金額の大小で優劣を付ける表ではありません。 自社が頼みたい業務と契約条件に合う会社を探すために使ってください。

会社 月額の下限 契約条件と、公式ページに記載のある業務
シュワット 月30万円〜(税別) コンサルは契約6ヶ月〜。コンサル+施策・運用代行は月70万円〜(税別)で最低1年〜。初期費用0円。業務は10項目中9項目に記載(記載なし: メルマガ)
WINDOM 金額の記載なし 基本契約期間は6ヶ月から(期間の縛りがない提案も可能と記載)。月1回の定例会議。業務は10項目中9項目に記載(記載なし: メルマガ)
イノーバ 金額の記載なし 契約期間・初期費用とも記載なし。詳細は資料請求。業務は10項目中7項目に記載(記載なし: 取材・事例/メルマガ/CMS入稿)
ナイル 月40万円〜 SEOコンサルは最低6ヶ月。オウンドメディア運用代行は月70万円〜・6ヵ月〜。業務は10項目中7項目に記載(記載なし: メルマガ/SNS運用/動画)
ウィルゲート 記事3万円〜/本 初期費用30万円〜または40万円〜(プランによる)。最低契約期間の記載なし。業務は10項目中7項目に記載(記載なし: メルマガ/SNS運用/動画)
才流 金額の記載なし 契約期間・初期費用とも記載なし。詳細は問い合わせ。業務は10項目中4項目に記載(戦略設計/ホワイトペーパー/効果測定/内製化支援)
PLAN-B 月50万円〜 SEOコンサルは半年〜。戦略設計だけの単発プランは150万円/式(1ヶ月)。記事は8万円/記事〜。業務は10項目中5項目に記載(戦略設計/記事制作/取材・事例/効果測定/内製化支援)
StockSun 月25万円〜(税抜) コンサルのみは最低3ヶ月〜。実行支援のみ月30万円〜(3ヶ月〜)、実行+コンサル月50万円〜(6ヶ月〜)。業務は10項目中9項目に記載(記載なし: 取材・事例)
ニュートラルワークス 月30万円〜(税抜) 最低契約期間は「特にございません」と記載(6ヵ月以上を推奨)。毎月1回の定例会。業務は10項目中10項目に記載
THE MOLTS 月40万円〜 コンサル・インハウス化支援は最低3カ月。運用・施策代行は最低1年・最低年間予算1000万円〜。業務は10項目中4項目に記載(戦略設計/記事制作/効果測定/内製化支援)
テクロ 月40万円+オプション 記事8本/月などを足したモデルプランは合計80万円。月1回の定例ミーティング。最低契約期間の記載なし。業務は10項目中7項目に記載(記載なし: 取材・事例/SNS運用/動画)
Bridge 月40万円〜 原則6ヶ月〜1年単位の契約。記事制作は8円〜/文字で初期費用0円。月次レポート。業務は10項目中4項目に記載(戦略設計/記事制作/取材・事例/効果測定)
サクラサクマーケティング 月10万円〜 月10万円〜は内製化支援・セカンドオピニオン。コンサルは月40万円〜、コンサル+運用代行のフルプランは月50万円〜。業務は10項目中7項目に記載(記載なし: メルマガ/SNS運用/動画)
XINOBIX 月15万円〜 初期設計30万円〜、記事は1本6万円〜。金額は自社ブログ内の記載で、サービスページは問い合わせ。業務は10項目中5項目に記載(戦略設計/記事制作/CMS入稿/効果測定/内製化支援)
シェイプウィン 月20万円〜 戦略企画代行のみの額。戦略&運営代行は月30万円+インフラ費+制作費〜。サイト制作は150万円程度。業務は10項目中4項目に記載(戦略設計/記事制作/取材・事例/SNS運用)
サムライト 月5万円〜+制作費 ディレクション費の額。記事は7.5万円/本〜が別にかかる。月1回のMTG。社名は統合により株式会社4X。業務は10項目中8項目に記載(記載なし: メルマガ/内製化支援)
Cone(c-blog) 月20万円 記事30本つきの月額プランで契約期間12ヶ月。1本10万円のブログプランは契約期間なし。業務は10項目中6項目に記載(記載なし: 取材・事例/メルマガ/SNS運用/動画)
SEデザイン 月40万円〜 月2本程度のプラン。月3本程度は月50万円〜。10記事以上での契約が基本。業務は10項目中6項目に記載(記載なし: SNS運用/動画/CMS入稿/内製化支援)
ノオト 月250万円(概算・税別) 月10本モデルの制作費の概算。立ち上げの初期費用は概算294万円(税別)。業務は10項目中3項目に記載(記事制作/取材・事例/CMS入稿)
トラコム 3万円〜(月1記事) 採用オウンドメディア向け。料金目安は要問合せと併記。業務は10項目中5項目に記載(記事制作/取材・事例/SNS運用/CMS入稿/効果測定)
LANY 金額の記載なし 契約期間は要望に応じて対応と記載。記事制作代行は最低10本から。業務は10項目中10項目に記載
Appmart 記事5万円〜/本 月4記事〜の発注。毎月の定例MTG。運営代行・戦略策定の金額は問い合わせ。業務は10項目中6項目に記載(記載なし: 取材・事例/メルマガ/SNS運用/内製化支援)

条件から会社を探す

頼みたい業務や契約条件が決まっている場合は、下の表から候補を拾えます。会社名は、その条件についての記載が公式ページにあった会社です。

探したい条件 社数 公式ページに記載のあった会社
メールマガジンも頼みたい 5社 StockSun、ニュートラルワークス、テクロ、SEデザイン、LANY
動画も頼みたい 8社 シュワット、WINDOM、イノーバ、StockSun、ニュートラルワークス、サムライト、LANY、Appmart
SNS運用も頼みたい 9社 シュワット、WINDOM、イノーバ、StockSun、ニュートラルワークス、シェイプウィン、サムライト、トラコム、LANY
取材・導入事例を頼みたい 14社 シュワット、WINDOM、ナイル、ウィルゲート、PLAN-B、ニュートラルワークス、Bridge、サクラサクマーケティング、シェイプウィン、サムライト、SEデザイン、ノオト、トラコム、LANY
3か月以内の契約期間で始めたい 6社 シュワット(オウンドメディア運用のコンサルは契約3ヶ月〜)、StockSun(コンサルのみ・実行支援のみは最低3ヶ月〜)、THE MOLTS(コンサルは最低3カ月)、ニュートラルワークス(最低契約期間は特になしと記載)、Cone(1本単位のブログプランは契約期間なし)、WINDOM(期間の縛りがない提案も可能と記載)
初期費用0円と明記している 2社 シュワット、Bridge(記事制作)
記事を少ない本数から頼みたい 4社 Cone(1本から)、Appmart(月4記事〜)、LANY(10本から)、SEデザイン(10記事以上が基本)

SNSと動画には、運用そのものではなく投稿用コンテンツの制作代行として記載している会社を含みます。最低契約期間と初期費用は、プランによって条件が変わります。かっこ内の対象プランを確認してください。

確認日は2026年9月21日です。原文と取得したページのURLは、この記事のデータとして保持しています(料金は各社の料金ページ、業務と契約条件は各社のサービスページ)。表の「業務」は、前の節と同じ10項目での記載の有無です。メニュー名でしか確認できなかった項目も「記載あり」に数えています。

料金や契約条件は変わります。この表は候補を絞るところまでに使い、最終的な条件は各社の公式ページと見積もりで確認してください。

当メディアを運営する株式会社PENGINも、同じ領域のサービス(記事が出続ける仕組みの構築と月次運用・20万円〜)を提供しています。比較の公平性のため、上の一覧には入れていません。内容はサービスページにあります。

代行に出しても社内に残る仕事 — 当メディアの実測と見落とし

任せたあとも社内に残るのは、何を狙うかの判断、事実の確認、商材への接続です。当メディアは企画から公開までをAIで自動化しました。その結果、構成・執筆・図解・公開の4工程は自動で回り、残りは人に残りました。代行会社に出した場合も、残る場所はほぼ同じです。

AIで自動化しても人に残った工程の図。9工程のうち、構成設計・執筆・図解画像・入稿公開の4工程は自動で回った。戦略設計・計測の読み解き・改善判断・商材への接続の4工程は人に残った。キーワード選定は自動化したが外した。69本中39本が検索されていない語だった。表に出ない作業が3つある。

指標 当メディアの実測 取得元
公開済みの記事 103本(公開から46日) 当リポジトリの集計・2026-09-21
検索での表示とクリック 2,691回・70回(直近28日・平均9.7位) Search Console
問い合わせ 0件 受信メールの機械照合
狙う語の選定 69本中39本が検索されていない語だった 2026-08-24の全件調査
料金・上限の鮮度 60本中10本が最終確認から21日超 2026-09-21の機械集計

本数と順位は積み上がりましたが、問い合わせは0件です。原因は制作の品質ではなく、狙う語が発注者の語ではなかったことでした。制作を速く安く回せても、語の選定を外すと成果は出ません。戦略設計とキーワード設計を「対応」と書いている会社は20社ありますが、選んだ語に需要があるかをどう確かめるのかは、聞かないと分かりません。

人の作業時間は計測していません(未計測)。出せるのは、どの工程が人に残ったかという事実までです。

見落としの実例を2つ出します

1つ目は、この記事を書いた日の見落としです。 2026年9月21日、Google Workspaceの料金ページを取り直したところ、各プランの価格の詳細に「(税別)」の記載がありました。当メディアは同じページを8月18日、9月1日、9月20日に確認し、3回とも「税の記載は見当たらない」と書いていました。9月20日に保存した本文はブラウザで描画したテキストで、この文字列が含まれていません。同じページの元のHTMLには含まれていました。取得の方法によって見えない場所にある文字を、3回続けて見落とした可能性が高いと判断しています。以前のHTMLは保存しておらず、当時から記載があったかどうかは確認できません。該当する記事は同日に訂正しました。

2つ目は、他社の料金の写し間違いです。 2026年9月18日、他のまとめ記事から21社の料金を写した一覧を公開しました。翌日に公式ページで14社を取り直すと、2社で金額が違い、1社は公式ページに金額の記載そのものがありませんでした。一覧は削除し、訂正履歴を残しています。この記事の料金と契約条件を、すべて公式ページの文字列で確認しているのはこのためです。

2つとも、書く工程ではなく確認する工程で起きています。代行会社に制作を任せる場合も、公開後の情報更新と誤りの訂正を誰が持つのかは、契約で決めておく項目です。

成果が出るまでの期間は、根拠つきで書かれていない

検索上位の8記事は、すべて成果までの期間を数字で書いていました。3〜6か月とする記事が7本、半年〜1年とする記事が4本です(両方を書く記事があります)。ただし、その根拠や出典を示した記事は0本でした。

当メディアの実測を置きます。検索での表示は公開後21日で1,888回、直近28日では2,691回まで増えました。一方、問い合わせは公開から46日の時点で0件です。表示と順位は1〜2か月で動きますが、問い合わせは別の時間軸で動きます。 上位記事の「3〜6か月」がどちらの数字を指しているのかは、読んでも分かりませんでした。

最低契約期間を6か月としている会社が多いのは、成果の判定にそのくらいかかるという各社の見立てだと考えられます(当メディアの推測です)。代行会社に期間を聞くときは、「何か月で、どの数字が、どこまで動く見込みか」を指標ごとに分けて聞いてください。

よくある失敗は、依頼前に決めていないことから起きる

上位8記事のうち5本が失敗や注意点を挙げていて、内容は「安さだけで選ぶ」「丸投げで放置する」「目的が曖昧なまま始める」に集まっていました。当メディアの実測から足せるのは、期限と見直しの基準を先に決めていないと、判断材料が出る前に止まるという点です。当メディアは公開6日目に撤退を判断しかけました。何か月目に、どの数字で見直すのかを、契約前に代行会社と共有してください。

依頼の流れと始め方 — 問い合わせる前に決める5つのこと

問い合わせる前に自社で決めることが5つあります。先に決めておくと、各社の提案が同じ条件でそろい、比べられるようになります。決めずに問い合わせると、各社がそれぞれの得意な範囲で提案してくるため、金額を並べても意味がありません。

依頼の流れ5ステップ。1、目的と期限を決める。2、依頼する業務を10業務から自社・代行・不要に分ける。3、同じ依頼文で複数社に質問10項目をそろえて聞く。4、契約期間の総額を最低契約期間と社内工数で比べる。5、権利と解約後を契約書で確認する。5は公式ページには書かれていない。

  1. 目的と期限を決める。 いつまでに、何を、何件。問い合わせなのか、採用の応募なのか、資料請求なのかで、作るコンテンツが変わります
  2. 依頼する業務を決める。 10業務を「自社・代行・不要」に分けます。ここが決まると、声をかける会社が絞れます
  3. 同じ依頼文で複数社に聞く。 事業と商材、目的と期限、依頼したい業務、社内体制、既存資産、予算の上限を1通にまとめ、質問10項目を添えます
  4. 契約期間の総額で比べる。 月額ではなく、初期費用と最低契約期間、社内に残る時間を入れた総額で並べます
  5. 権利と解約後の扱いを契約書で確認する。 公式ページには書かれていません。記事の著作権、サイト、アカウント、計測データのそれぞれについて確認します

依頼範囲・比較シートを配布しています。10業務の切り分け、契約条件8項目、代行と内製の総額を比べる計算式、各社に同じ文面で聞く質問10項目、コピーして使える依頼文を1枚にしたCSVです。ExcelかGoogleスプレッドシートで開くと計算式が動きます。

依頼範囲・比較シートをダウンロード

各社に同じ文面で聞く質問10項目

シートに入れた質問を、聞く理由と一緒に載せます。全社に同じ文面で送ると、回答の具体度がそのまま比較材料になります。

  1. 当社の条件での月額と初期費用、税の扱い。 公式ページの額は下限で、税の表記が無い会社もあります
  2. 最低契約期間と、途中解約の条件。 公式ページに期間を書いている会社は22社中10社でした
  3. 戦略設計・キーワード設計の成果物と、選んだ語の需要の確かめ方。 当メディアは69本中39本で語の選定を外しました
  4. 構成案と執筆の担当者、1本あたりの確認回数。 確認回数は、社内に残る時間に直結します
  5. 料金や仕様など、公開後に変わる情報の更新が月額に含まれるか。 含まれないと、記事は公開した日から古くなります
  6. 当社側で毎月発生する作業と、その目安の時間。 総額の式に入れる数字です
  7. レポートの頻度と指標、計測データを当社のアカウントに残せるか。 解約後に過去の数字を見られなくなる場合があります
  8. 記事・資料の著作権と、解約後に当社へ残るもの。 公式ページに書いている会社は0社でした
  9. 生成AIを制作に使うか。使う場合、事実確認を誰がどの手順で行うか。 使うかどうかではなく、確認の手順を聞きます
  10. 成果が出なかった場合の見直しの時期と、判断の基準。 契約前に決めておくと、判断材料が出る前に止まることを防げます

回答の差が出やすいのは3・5・6です。この3つに具体的な答えが返ってくる会社は、運用の中身を説明できる会社です。

工程ごとに外へ出すのではなく、記事が出続ける仕組みそのものを構築して納品する形もあります。当メディア自体がその実物で、数値は失敗も含めて公開し続けています。料金と対応範囲は記事作成代行・オウンドメディア運用代行のサービスページに、運営数値の推移は機械可読の運営データにあります。


更新履歴

  • 2026-09-21: 公開。22社の公式ページ(45ページ)で10業務の記載と4つの契約条件を確認し、料金は同日に確認した公式表記を使用。検索上位8記事の本文を取得して、触れられていない論点を集計した。最小支払額は公式表記の下限額と最低契約期間を掛けた当メディアの計算

よくある質問

コンテンツマーケティング代行の費用はいくらですか
2026-09-21に各社の公式ページで確認できた月額の下限は、助言やコンサルのみで月10万円〜40万円台、戦略から制作・運用まで任せる型で月30万円〜70万円からでした。最低契約期間を掛けた契約期間の最小支払額は75万円〜から1,000万円〜まで開きます。費目別の詳しい相場は関連記事「コンテンツマーケティングの費用相場」に掲載しています。
記事制作だけでも依頼できますか
できます。確認した22社のうち21社が記事制作を公式ページに記載していました。1本から発注できるプランを持つ会社がある一方、月4記事から、10本から、10記事以上の契約が基本、と最低発注を決めている会社もあります。記事だけを頼む場合は、構成案をどちらが作るかと、公開後の情報更新が含まれるかを先に確認してください。
成果が出るまでどのくらいかかりますか
検索上位の8記事はすべて期間を数字で書いていて、3〜6か月とする記事が7本、半年〜1年とする記事が4本ありました。ただし根拠や出典を付けた記事は0本です。当メディアは公開から46日・103本の時点で問い合わせ0件で、まだ判定できる期間に達していません。契約前に、見直す月と判断の基準を代行会社と決めておくことを勧めます。
自動運営メディア構築

どの業務を外に出し、どこを社内に残すかを一緒に切り分けます

依頼範囲が決まらないまま見積もりを取ると、各社の提案が比べられません。狙う語、月の本数、社内で持つ判断を、当メディアの運営実測をもとに整理します。構築+月次運用は20万円〜、確定額はヒアリング後にお出しします。

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