| 料金 |
|
|---|---|
| 公式サイト | https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365-copilot/pricing/copilot-studio |
| メリット | Microsoft 365 Copilot のライセンス保持者が社内で使う分(従来型回答・生成回答・エージェント アクション・テナント グラフ)は、条件を満たせば追加料金なしと公式表に明記されている 従量課金は前払いの契約が要らず、使ったクレジット分だけ月末に精算。パックと従量課金で製品の機能に差はないと公式FAQにある 試用版でエージェントの作成とテスト チャットまで無料で試せる。期限切れ後も90日間はエージェントが動く |
| デメリット | パックは未使用分を翌月に繰り越さず、前払い容量の125%に達するとカスタム エージェントが無効化される 従量課金と事前購入プランは Azure サブスクリプションが必須。Azure の価格ページは米ドル表示で、円の従量単価は当メディアの取得環境では確認できなかった 試用版ではエージェントを公開できない。Web サイトやアプリなど外部チャネルへの公開はスタンドアロンの契約が要る |
先に結論です。Copilot Studio の料金は「Copilot クレジット」という単位で決まります。 2026年10月8日に公式の価格ページで確認した金額は、テナント単位のパックが ¥29,985/パック/月で25,000クレジット、従量課金が 1クレジット $0.01(Azure の価格ページ・米ドル表示)です。
この2つに、Microsoft 365 Copilot(¥4,497/ユーザー/月相当・年払い・税抜)のライセンスに含まれる範囲と、1年前払いの事前購入プラン(最大20%割引)を足した4つが払い方の全部です。
ただし、金額を知っても月額は出ません。1回のやり取りで何クレジット減るかが、回答の種類で1〜10倍変わるからです。この記事はそこを公式の課金例で分解し、月500・2,000・10,000件の月額を出します。
結論: 料金は「クレジット」で決まる。パックは月¥29,985で25,000クレジット、従量は1クレジット$0.01
社内の Microsoft 365 Copilot ライセンス保持者だけが、Microsoft 365 の中(Copilot Chat・Teams・SharePoint など)で使うなら、追加料金なしで始められる可能性があります。 それ以外(ライセンスの無い人、Web サイトやアプリへの公開、自律的に動くエージェント)はクレジットを消費し、パックか従量課金で払います。
| 払い方 | 金額(2026-10-08 公式確認) | 単位 | 向く状況 |
|---|---|---|---|
| Microsoft 365 Copilot に含まれる範囲 | ¥4,497/ユーザー/月相当(年払い・税抜) | ユーザー | ライセンス保持者が社内向けに使う。条件は後述 |
| Copilot クレジット パック | ¥29,985/パック/月 | テナント(25,000クレジット) | 月の消費が約2万クレジットを超え、毎月使い切る |
| 従量課金 | $0.01/クレジット(円単価は未取得) | クレジット | 月の消費が少ない、または変動が大きい。Azure サブスクリプションが要る |
| 事前購入プラン | 最大20%割引(段階別の率は別ページ・未取得) | コミット ユニット(1年前払い) | 年間の量を先に決められる |
パックと従量課金で製品の機能に差はありません。公式FAQに「Copilot クレジット パックと従量課金制のどちらでも、製品の機能や性能に違いはありません。違いは、サービスの支払い方法のみです」とあります。選ぶ基準は月に何クレジット使うかだけです。150円換算なら、分かれ目は月およそ19,990クレジット(145円なら20,679、155円なら19,345)。それより少なければ従量課金、超えて使い切るならパックが安くなります。
自社の件数で月額を出すスクリプトを配布しています。1件あたりの内訳(従来型回答・生成回答・エージェント アクション・テナント グラフの回数)と月の件数、Microsoft 365 Copilot ライセンス保持者の割合を input.json に入れると、月のクレジット量、従量課金の米ドル額と円換算(為替3水準)、必要なパック数とパック費用、125%で止まる線、どちらが安いかを条件ごとに出します。公式の課金例3つで検算済み。Python標準ライブラリのみ・外部送信なし。稟議の前に埋める13項目の比較シート(CSV)も同梱しています。
見積もりスクリプトをダウンロード 比較シート(CSV)をダウンロード
1件あたりの内訳をどう置くかで迷う場合は、作りたいエージェントの用途から、消費レートの当てはめを一緒に決められます。
Copilot Studioとは — 何に課金されるか(機能別の消費レート)
Copilot Studio は、自然言語か画面操作でエージェント(社内FAQ・申請案内・受注処理などを自動で受け答え・実行する仕組み)を作って公開する製品です。 課金されるのは「作ること」ではなく、エージェントが動いた回数です。1回の応答やアクションごとに、種類に応じたクレジットが減ります。
Microsoft Learn「請求レートと管理」の表(2026年10月8日 取得)を、よく使う行だけ抜くとこうなります。
| エージェントの機能 | 消費(1回あたり) | Microsoft 365 Copilot ライセンス保持者の利用 |
|---|---|---|
| 従来型の回答(作成者が書いた定型文を返す) | 1 クレジット | 無料(条件つき) |
| 生成回答(AIモデルが生成する) | 2 クレジット | 無料(条件つき) |
| エージェント アクション(トリガー・推論・トピック遷移などの手順) | 5 クレジット | 無料(条件つき) |
| テナント グラフの基盤設定(Microsoft Graph 全体を検索して回答の根拠にする) | 10 クレジット | 無料(条件つき) |
| エージェント フロー アクション(100アクションごと) | 13 クレジット | 無料(「エージェントがフローを呼び出す」トリガーのみ) |
| コンテンツ処理ツール(1ページごと) | 8 クレジット | 無料(条件つき) |
| 音声(1分ごと・クラシック/GenAI/プレミアム GenAI) | 10/35/75 クレジット | コア活動は含まれる |
このほか、プロンプトを組み込む「テキストと生成AIツール」は基本・標準・プレミアムの3段階で、ページには1Kトークンあたり0.1/1.5/10クレジットと10回答ごと1/15/100クレジットの2つの表記が並んでいます。どちらがいつ適用されるかはページの表からは読み取れませんでした(未確認)。推論モデルを使うエージェントは、上の機能レートに加えて1,000トークンあたり10クレジット(プレミアム)が別メーターで乗ります。自社で持ち込んだモデル(Azure Foundry など)は別課金で、この表の対象外です。
1回のやり取りは、複数の機能を同時に使います。 公式の説明では、テナント グラフに基づく回答1件は「10(テナント グラフ)+2(生成回答)=12クレジット」です。公式の課金例3つを同じ足し算で分解すると次の通りです。
- 顧客サポート(返品に関する従来型回答4件+トラブルシューティングの生成回答2件)= (4×1)+(2×2) = 8クレジット/件。1日900人で 7,200クレジット
- 営業業績(生成回答4件+テナント グラフ4回)= (4×2)+(4×10) = 48クレジット/件。ライセンスの無い100人分で 4,800クレジット
- 受注処理(注文を受けるたびに自律的に動き、在庫確認・配送確認・承認・メール送信の4アクション)= 4×5 = 20クレジット/件
当メディアで独立に再計算し、3例とも公式の数字(7,200・4,800・20)と一致しました。テナント グラフを使うかどうかで、1件が8から48へ6倍変わります。 従量課金なら、48クレジットの1件は $0.48(150円換算で72円)、8クレジットの1件は $0.08(12円)です。 社内データを根拠に答えさせたい用途ほど、クレジットの見積もりを先に出す価値があります。
含まれる範囲(公式 FAQ と Learn から)
価格ページの FAQ は2つの範囲をこう分けています。Microsoft 365 Copilot に含まれる Copilot Studio は「Microsoft 365 内で Copilot Chat および Standard ハーネスを使用し、ライセンスを持つユーザーが追加費用なしで内部エージェントを構築および使用できます」。スタンドアロンのライセンスでは「さらに柔軟に、GitHub Copilot ハーネスを使用してエージェントを作成し、外部チャネル (Web サイト、アプリ、ソーシャル プラットフォームなど) に公開できます」。Learn 側では、スタンドアロンは「Premium コネクタを使用して任意のデータに接続できます」とあります。同じページの比較表には「独自のエージェントを作成およびカスタマイズ」「マルチエージェント システムを作成する」「対話型音声応答 (IVR) エージェントを設計する」などの行名が並びますが、どの行がどちらのプランに含まれるかの印は、当メディアの取得本文には文字として残らず未確認です。含まれる範囲の細部は、ページの比較表を自分で開いて確かめてください。
メリット・デメリット(課金の観点だけ)
- メリット: ライセンス保持者の社内利用が0扱いになる範囲が広い。従量課金は前払いなしで始められ、パックと機能差が無い。試用版で作成とテストまで無料で試せ、クレジット量は Learn の「エージェント使用量見積」で契約前に見積もれる
- デメリット: 1件あたりの消費が用途で6倍変わり、件数だけでは月額が出ない。パックは繰り越し不可・125%で停止。従量課金と事前購入は Azure サブスクリプションが前提で、Microsoft 365 の管理センターだけでは完結しない
料金表(2026年10月8日 公式確認)— 4つの入口と条件
金額は4行で済みますが、条件のほうが長い製品です。 価格ページ(日本語)と Microsoft Learn の記載を、払い方ごとに並べます。
| 入口 | 金額 | 税 | 必要なもの |
|---|---|---|---|
| Microsoft 365 Copilot | ¥4,497/ユーザー/月相当・年払い(英語ページは $30.00) | 税抜(注記あり) | 条件を満たす Microsoft 365 の法人プラン |
| クレジット パック | ¥29,985/パック/月(英語ページは $200.00)=25,000クレジット | 注記なし(未確認) | Microsoft 365 管理センターで購入 |
| 従量課金 | 1クレジット $0.01(Azure 価格ページ・米ドル表示) | Azure の請求に従う(未確認) | Azure サブスクリプションと、環境に紐づける課金ポリシー |
| 事前購入プラン | 最大20%割引(1年前払いのコミット ユニット) | 同上 | Azure ポータルで購入+課金ポリシー |
公式ページの原文は次の通りです(2026年10月8日 取得)。
- Microsoft 365 Copilot: 「Copilot Chat と Copilot Studio の Standard ハーネスへのアクセスが含まれます」「価格には消費税は含まれていません」
- クレジット パック: 「各パックに 25,000 Copilot クレジットを含むテナント全体用のライセンス」「価格は ¥29,985 /パック/月です」
- 従量課金: 「エージェントを使用するには Azure サブスクリプションが必要です」。Azure の価格ページは「Price per Copilot Credit」の列に「$0.01」
- 事前購入プラン: 「前払いで購入すると、コストを最大 20% 削減できます」
パックは1クレジットあたり 約1.2円(¥29,985 ÷ 25,000 = 1.1994円)で、従量課金の $0.01 を150円で換算した1.5円より安く見えます。ただしパックは使い切らなくても月額が発生し、未使用分は翌月に繰り越しません。月5,000クレジットしか使わない月は、従量なら7,500円、パックなら29,985円です。従量課金は量に比例し、10,000クレジットなら15,000円、20,000クレジットなら30,000円、25,000クレジットなら37,500円、50,000クレジットなら75,000円(パックなら2つで59,970円)です。分かれ目は月19,990クレジット(150円換算)。ここを毎月超える見込みが立つまでは、従量課金で実測するほうが安全です。
ほかに押さえる条件を4つ。
- 名称が変わった。2025年9月1日から「messages」が「Copilot クレジット」に変わりました。Learn には「前払いパックあたりの数量や従量課金制の料金に変更はありません」とあり、数え方は同じです。古い記事の「メッセージ」は読み替えてください
- 試用版は公開できない。個人でサインアップでき、期限が来たら30日間延長、期限切れ後も90日間はエージェントが動きます。ただし「テスト チャット パネルを使用してエージェントをテストできます」の直後に「ただし、エージェントを公開することはできません」と明記されています
- Teams プラン版の Copilot Studio がある。一部の Microsoft 365 サブスクリプションに含まれる機能縮小版で、クラシック オーケストレーションのみ・公開先は Teams のみ・プレミアム コネクタは不可。社内 Teams のボットだけならここで足りる場合があります
- 作成者のユーザー ライセンスは無料。ただし「このユーザー ライセンスを取得するには、Copilot Studio テナント Copilot クレジット パック予約購入サブスクリプション が必要」で、作る人が無料でも、動かす容量は別に買う構造です
始め方と権限(試用版から本番まで4ステップ)
- 試用版でエージェントを1つ作り、テスト チャットで動きを確かめる。1件あたりのクレジットは Learn の「エージェント使用量見積」(エージェントの種類・トラフィック・ナレッジ・ツールを選ぶと見積もりが出る)で先に出す。試用版の画面で消費量そのものが見えるかは未確認です(消費レポートは Power Platform 管理センターの機能)
- 払い方を決める。社内のライセンス保持者だけなら Microsoft 365 Copilot の範囲、外部公開や未保持者が使うなら従量課金から
- 従量課金なら Azure サブスクリプションを用意し、Power Platform 管理センターで環境に課金ポリシーを紐づける(Azure の無料アカウントには30日間のクレジットが付きます。日本語ページの表示は ¥29,985、英語ページは $200.00)
- エージェントごとの月間上限を管理センターで設定する。Power Platform 管理センターの「ライセンス」から「Copilot Studio」、「管理エージェント」の順に進むと、強制措置が掛かる前に消費を止められます
月額の試算 — 月500・2,000・10,000件でいくらになるか
同じ月2,000件でも、1件の内訳で月額は6,000円から119,940円まで変わります。 公式の課金例3つと当メディアの仮定1つを「1件あたりの内訳」として置き、月500・2,000・10,000件で計算しました(従量課金は150円換算、パックは必要数ぶん。いずれも税は含めていません。パックの税の扱いは公式ページで未確認です。Microsoft 365 Copilot ライセンス保持者の社内利用は含めていません)。
| 1件あたりの内訳 | 月500件 | 月2,000件 | 月10,000件 |
|---|---|---|---|
| 生成回答1件だけ(2クレジット・当メディアの仮定) | 1,000クレジット → 1,500円(従量) | 4,000 → 6,000円(従量) | 20,000 → 29,985円(パック1つ) |
| 定型FAQ中心(8クレジット・公式例: 顧客サポート) | 4,000 → 6,000円(従量) | 16,000 → 24,000円(従量) | 80,000 → 119,940円(パック4つ) |
| 自律アクション(20クレジット・公式例: 受注処理) | 10,000 → 15,000円(従量) | 40,000 → 59,970円(パック2つ) | 200,000 → 239,880円(パック8つ) |
| 社内データ検索(48クレジット・公式例: 営業業績) | 24,000 → 29,985円(パック1つ) | 96,000 → 119,940円(パック4つ) | 480,000 → 599,700円(パック20個) |
読み方を3つ。
- 月500件なら、どの内訳でも従量課金で $10〜$240(1,500〜36,000円)。社内データ検索の24,000クレジットだけはパック1つ(29,985円)のほうが安くなります
- 月10,000件は、どの内訳でもパック。社内データ検索なら480,000クレジットで20パック・599,700円。従量なら $4,800(720,000円)です。ここまで来ると事前購入プランの割引(最大20%)を検討する規模です
- パックの稼働率を見る。自律アクション×月2,000件は40,000クレジットで2パック(50,000クレジット)の80%。同じ2パックで収まるのは月2,500件(50,000クレジット)までで、強制措置の線(125%=62,500クレジット)は月3,125件です。それを超える見込みなら、3パック目か従量課金の併用を先に決めておきます
計算式はこれだけです。
月のクレジット = 1件あたりの消費 × 月の件数 × (1 − ライセンス保持者の社内利用の割合)
従量課金(円) = 月のクレジット × $0.01 × 為替
パック(円) = 切り上げ(月のクレジット ÷ 25,000) × ¥29,985
配布している calculator.py は、この式に加えて125%で止まる線(パック数×25,000×1.25)と稼働率を出します。自社の値にするときは expected.json を付けずに実行してください(付けると配布条件との不一致で止まります)。
Microsoft 365 Copilot ライセンスとの関係 — どこまで追加料金なしか(権限と条件)
追加料金なしになるのは、ライセンス保持者が、社内向けに、本人のIDで認証して、Microsoft 365 の中(Learn の例示は Copilot Chat・Teams・SharePoint)で使うときです。 公式表の「無料」の列には脚注が4つ付いていて、そこに条件が書かれています。
脚注を分解すると、条件はこうなります。
- 誰が: エージェントを使う人が Microsoft 365 Copilot のライセンス保持者で、そのIDで認証されている(脚注1)
- 何に: 従業員向け(社内向け)の利用。請求レート表の「無料」の列では従来型回答・生成回答・エージェント アクション・テナント グラフの4つ、Learn「Microsoft Copilot の Copilot Studio」の節では従来型回答・生成回答・テナント グラフの3つが0扱いと書かれている(脚注1と同節)
- どこで: Microsoft 365 の中。Learn の例示は「Copilot Chat、Microsoft Teams、またはSharePointのエージェント」で、同じ節は「Microsoft 365 サービスまたはアプリでエージェントを使用する場合」とも書いている。価格ページの説明は「Microsoft 365 内で Copilot Chat および Standard ハーネスを使用し、ライセンスを持つユーザーが追加費用なしで内部エージェントを構築および使用できます」。外部チャネル(Web サイト・アプリ)への公開は、はっきり範囲外
- 例外: コンピューター使用エージェント(CUA)は含まれない(脚注4)。エージェント フローが無料になるのは「エージェントがフローを呼び出す」トリガーで動いたときだけで、他のトリガーは標準レートで消費する(脚注3)。利用は「フェアユースの制限」の範囲内で、Microsoft は制限を更新する権利を留保している(脚注1)
つまり、同じエージェントでも「誰が使ったか」で課金が変わります。 公式の課金例「営業業績」は、ライセンス保持者50人と未保持者100人が使う前提で、未保持者100人分だけを4,800クレジットと数えています。配布スクリプトの licensed_share はこの考え方をそのまま入れたものです。
他のツールと課金の単位を並べる
金額の大小ではなく、何に対して払うかを並べると選びやすくなります(いずれも2026年10月8日 公式ページ確認)。
- Copilot Studio: テナント単位のクレジット。使った回数と種類で変動。25,000クレジット ¥29,985/月、または $0.01/クレジット
- Microsoft 365 Copilot: ユーザー単位の月額。¥4,497/ユーザー/月相当(年払い・税抜)。一般法人向けの Copilot Business アドオンは「Originally starting from ¥3,148 now starting from ¥2,698」の割引表示で、「この割引キャンペーンは、2026 年 7 月 1 日から 2026 年 12 月 31 日まで利用できます」(Microsoft 365 Copilot の料金)
- Dify Cloud(エージェント構築の別の選択肢): ワークスペース単位の年額。Professional は「$590 per workspace / year」で「5,000 message credits / month」が付き、AIモデルのAPI料金は別。「Prices exclude applicable taxes, which may be added at checkout」(Difyの料金)
Copilot Studio が向くのは、Microsoft 365 のデータ(Graph)を根拠に答えさせたい社内用途です。モデルの持ち込み(Azure Foundry など)は Copilot Studio でも可能ですが、その分は上のレート表の対象外で別に課金されます。Microsoft 365 に閉じない構成なら別の選択肢も候補になります。優劣ではなく、データの置き場所と課金の単位で決めるのが早道です。
超過と停止の仕組み — 前払い容量の125%で止まる
パックで買った容量を使い切っても、すぐには止まりません。125%に達した時点でカスタム エージェントが無効化されます。 Learn の「強制の超過」の節に、猶予と停止の順序が書かれています。
- 100%〜125%: 「ビジネス プロセスの停止を回避するため、猶予期間と同様に、一定程度の超過使用を許可」。この間に容量の再割り当て・追加購入・従量課金メーターの設定ができる
- 125%: 「テナントが前払いキャパシティの 125% に達すると、強制措置がトリガーされます」。カスタム エージェントは無効化され、進行中の会話は中断されないが、以降の呼び出しは拒否される。管理者にメール通知が届き、利用者には「このエージェントは現在使用できません。 使用制限に達しました。」が返る
- エージェント フローは別ルール: 前払い容量を使い切った時点で新しい実行だけがブロックされ、親エージェントの回答やアクションは動き続ける。毎月の更新でリセットされる
- 従量課金に紐づけた環境は対象外: 「従量課金制では、超過分は Azure サブスクリプションに課金されるため、適用されません」。価格ページも「プリペイドのクレジットを使い切った場合、自動で従量課金制に切り替えることでサービスの中断を防ぎます」と書いています
稟議では「月額」と一緒に「止まる条件」を書いてください。 パックだけで運用すると、クレジットを消費する利用(ライセンスの無い人や外部向け)が繁忙月に125%を超えた時点で、そのエージェントが止まります。従量課金を併用するか、エージェントごとの月間上限を管理センターで設定しておくか、どちらかを先に決めておく必要があります。
料金ページを機械取得して分かったこと — 2通貨の同居と、取れなかった円単価
この記事の数字は、取得した本文の中に文字列があることを確認したものだけです。 読み方で迷った点と、取れなかったものを書いておきます。
- 日本語の価格ページに円と米ドルが同居している。ブラウザで描画した日本語ページには「¥4,497 から」とあり、静的に取得した同じページには「30.00 米国ドルから」も入っていました。英語ページの $30.00 と $200.00 を為替で割ると、¥4,497 は約150円、¥29,985 は約150円で、どちらも米ドル建ての価格を円に置いた値とみられます(換算の根拠は公式に無く、当メディアの推定です)
- 同じ ¥29,985 が2つの意味で出てくる。「¥29,985 /パック/月」はパックの価格、「無料の Azure アカウントにサインアップすると、エージェントの作成やその他の Azure サービスで利用できる ¥29,985 クレジットが付与されます」は Azure の無料枠(英語ページでは $200.00)です。ページを流し読みすると「パックが無料で付く」と読み違えます
- 従量課金の円単価は取れなかった。Azure の価格ページは日本語版も既定で米ドル表示(「Price per Copilot Credit」の列に「$0.01」)で、通貨の切り替えは当メディアの取得環境では反映できませんでした。本記事の円換算は為替3水準の単純計算です。契約前に Azure の料金計算ツールで円を確認してください
- 税の注記は Microsoft 365 Copilot のカードにだけ付いている。「価格には消費税は含まれていません」はそのカードの記載で、パック価格 ¥29,985 の行に税の注記はありません。本記事は税抜として扱っていますが、パックの税の扱いは未確認です
- Learn の日本語版と英語版で最終更新日が2か月ずれている。請求レートの日本語版は 2026-08-03、英語版は 2026-10-01 です。レート表・脚注・課金例・推論モデルの節は当日時点で両方の内容が一致していました。更新日は英語版のほうが新しいので、差分が出たときは英語版を正として読むのが安全です
- プロンプトツールのレートは2つの表記が並ぶ。上の表で触れた通り、トークン単位と10回答単位の両方が同じ行にあり、適用条件は読み取れませんでした
上位8本との照合(2026年10月8日・文字列の有無で数えた)
「copilot studio 料金」の上位8本(公式2本を含む)を保存して数えると、25,000クレジットを載せたのは6本、¥29,985は4本、従量の $0.01 は3本、Azure サブスクリプションが要る点は3本、消費税の扱いは3本、繰り越し不可は2本、125%で止まる仕組みは1本、試用版で公開できない点は1本、2025年9月1日の名称変更(メッセージ→Copilot クレジット)に触れたものは1本(意味で数えれば2本)でした。金額は多くの記事にありますが、「いつ止まるか」「何が繰り越せないか」は1〜2本しか書いていません。 稟議で揉めるのは後者です。
数字の出どころ
- パック価格・25,000クレジット・Microsoft 365 Copilot の月額・Azure サブスクリプションの要否・事前購入の割引上限: 価格ページ(日本語)をブラウザ描画と静的取得の両方で取得。英語ページで $30.00・$200.00 を確認
- 従量課金の単価: Azure の価格ページ(英語・日本語ともブラウザ描画。どちらも $0.01)
- 消費レート・課金例・125%・エージェント フローの扱い: Learn「請求レートと管理」(日本語・英語)
- 名称変更・繰り越し不可・ライセンスの種類: Learn「標準ハーネス駆動のエージェントのライセンス取得」(日本語)
- 試用版の条件・Teams プラン版: Learn「Copilot Studio にアクセスする」(日本語)
- 月額の試算: 公式の単価と架空の12条件を配布スクリプトで計算(期待値一致・偽陽性テストPASS)
検算のしかた
公式ページを開けば金額は5分で確認できます。この記事より公式ページのほうが常に新しいので、契約前は公式ページを見てから判断してください。 自社の条件は配布スクリプトで出せます。
python calculator.py input.json expected.json # 配布条件の検算(一致すれば OK)
python calculator.py input.json # 自社の値に書き換えたとき
比率がこの記事と違ったら、あなたの環境ではあなたの数字が正しいです。 この記事の使いどころは金額そのものより、「1件あたりの消費 × 件数」で月額を出し、分かれ目のクレジット量で払い方を決めるという決め方のほうです。
検証履歴
- 2026-10-08: 初版。Microsoft の価格ページ(日本語・英語)、Azure の価格ページ(日本語・英語)、Microsoft Learn「請求レートと管理」「標準ハーネス駆動のエージェントのライセンス取得」「Copilot Studio にアクセスする」(日本語。請求レートは英語も)を同日に取得し、単価・レート・条件の文字列を照合。公式の課金例3つを消費レートで再計算して一致(7,200・4,800・20)。配布スクリプトの12条件は期待値と一致、偽陽性テストPASS。円の従量単価とパックの税の扱いは未確認と明記。
よくある質問
Copilot Studio は無料で使えますか?
パックの未使用クレジットは翌月に繰り越せますか?
従量課金の円の単価はいくらですか?
1件あたりの内訳と月の件数から、クレジットの見積もりと払い方を一緒に決めます
社内FAQ・申請案内・受注処理のどれをエージェントにするか、Microsoft 365 Copilot のライセンスに含まれる範囲で足りるか、従量課金とパックのどちらで始めるか。配布スクリプトで出した数字を持ち込めば30分で整理します。フォームは3項目です。
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