AIツールDBGenspark法人導入

Genspark料金、結局いくら?

個人はPlus月$24.99から6段階、Proは月$249.99から7段階のTierで選びます。法人Teamは1席月$30。表示額に消費税10%が加算され、無制限特典と商用利用権は2026年12月31日までという期限付きです。

GENSPARK 料金|会社なら、どのプラン?|PLUS / PRO / TEAM

まず、ここだけ

この記事の結論

  • Plusは10,000〜95,000クレジットの6段階、Proは125,000〜2,000,000の7段階。月額ではなくクレジット量で選ぶ
  • 同じ約3,200円でクレジットパックは7,500、Plus最下段の年間契約は10,000。買い足しは単価が高い
  • 無制限チャット・画像と商用利用権は2026年12月31日まで。Enterpriseは無制限特典の対象外で標準クレジット課金

要点3分 / 全文25分・実務担当者向け・2026-09-24 更新

料金
  • Freeは1日100クレジット
  • Plusは6段階で月$24.99(10,000クレジット)〜$199.99(95,000クレジット)、Proは7段階で月$249.99(125,000)〜$3,999.99(2,000,000)
  • 年間契約は全Tierで約20%割引
  • クレジットパックは$20.00で7,500クレジット・3か月有効
  • 法人Teamは1席月$30・12,000クレジット・2〜150人、Enterpriseは1席25,000クレジットで要問合せ
  • 公式は表示額に消費税10%が加算されると明記

2026年9月5日公式確認

公式サイトhttps://www.genspark.ai/
メリットPlusとProはTierでクレジット量を選べ、使う量が増えても同じプラン内で段階を上げられる
Teamは2〜150人で自己契約でき、請求・席・コネクタ・SSOを組織単位で管理できる。チームは自動的にモデル学習の対象外になる
資料・調査・音声・開発・自動化のプロダクトが1契約に入っており、用途ごとに別ツールを契約せずに済む
デメリットクレジット制のため、消費量を測るまで必要プランが確定しない。機能別の固定単価は公式に存在しない
無制限チャット・画像と商用利用権は2026年12月31日までの特典として明記されている
月間クレジットは繰り越せず、Enterpriseは無制限特典の対象外で標準クレジット課金になる

Genspark料金の結論:月額より先に「個人か会社か」を決める

月末の経費申請で「とりあえずPlusを人数分」で進めると、退職者のアカウント、社内データへの接続、余ったクレジットの管理で後から詰まります。料金表を見る前に、個人利用か会社管理かを決めることが最初の分岐です。

Gensparkの料金は、個人利用ならFree/Plus/Pro、会社利用ならTeam/Enterpriseに分けると迷いません。そしてPlusとProは1種類の月額ではなく、クレジット量に応じた段階(Tier)から選ぶ仕組みです。まず比較すべき入口は次の5つです。

Gensparkの料金プラン早見図。Freeは無料で1日100クレジット、Plusは月24.99ドルと10,000クレジットから、Proは月249.99ドルと125,000クレジットから、Teamは1席月30ドルと12,000クレジットで2〜150人、Enterpriseは要問合せ

プラン 基本料金 月間クレジット 主な対象 判断のポイント
Free $0 1日100 まず試す個人 カード登録なし。業務1つで消費量を測る
Plus 月$24.99〜$199.99 10,000〜95,000(6段階) 個人・フリーランス AI Drive 50GB。Tierで量を選ぶ
Pro 月$249.99〜$3,999.99 125,000〜2,000,000(7段階) 大量制作する個人・制作会社 AI Drive 1TB。4K画像生成に限定アクセス
Team 1席月$30 1席12,000 2〜150人の会社 席・請求・SSO・コネクタを管理
Enterprise 要問合せ 1席25,000 151人以上または高度な統制 無制限特典の対象外。標準クレジット課金

出典:Genspark公式ブログ「料金プラン」、Help Center「メンバーシッププラン」「チーム&エンタープライズプラン」(2026年9月5日に取得し2026年9月28日に再取得。数値の変更なし)。公式は日本円表記を税抜参考値とし、消費税10%が加算されると明記しています。

年間契約は全Tierで約20%割引です。ただし年額を一括で前払いし、クレジットは1年を通じて毎月付与されます。年払いにしても「1年分のクレジットが今すぐ使える」わけではありません。使う量が分からない段階で年払いにせず、Freeまたは月払いで消費量を測ってから切り替えるのが安全です。

無料のまま試したい・会社で試したい場合の入口。Freeはカード登録なしで1日100クレジット使えます。まず業務を1つ選んで5日間まわし、消費量と手直し時間を測ってからプランを決められます。会社で使う場合も、個人メールのFreeで測ってからTeam(1席月$30・2〜150人)へ移すほうが、席数と必要クレジットを根拠つきで稟議に書けます(購読は購入時のアカウントに紐付き譲渡できないため、会社利用の本契約を個人メールで行わない点だけ注意してください)。

測るためのシートを配っています。5日間の消費クレジットを入れると、必要Tierと月額が出ます。

クレジット見積シートをダウンロード

Gensparkとは:AIを1つ買うのではなく、処理量を買うツール

Gensparkは、調査・資料作成・画像・動画・音声・コードなどを担当する複数のエージェントを、1つの契約とクレジットという共通の財布で使うサービスです。公式は「ひとつの財布でリサーチも資料作成も画像生成もまかなえる仕組み」と説明しています。

料金を読むうえで押さえるべきなのは、課金の軸が席課金のツールと違うという点だけです。ChatGPT BusinessやGeminiの法人プランは「使う人が何人いるか」で費用が決まります。Gensparkは「何をどれだけ生成したか」で決まります。同じ人数でも、動画を作る月と資料だけ作る月では消費が変わります。

席課金とクレジット制の構造の違い

Gensparkの法人向けTeamは1席あたりの月額とクレジットの両方を持つため、席課金とクレジット制の両面から見る必要がある

クレジット制 席課金
人数 × 単価 処理量 × 重さ
費用が決まる要因 費用が決まる要因
何をどれだけ生成したか 使う人の数
使用量が増えたら 使用量が増えたら
上限に当たるか追加購入 額は変わらない
予算化 予算化
人数が決まれば確定 消費量を測るまで確定しない
読みにくい点 読みにくい点
使われない席に払い続ける 同じ人数でも月ごとに変わる

この違いが、稟議の書きにくさに直結します。席課金なら「10人×単価=確定額」で通せますが、クレジット制は消費量を測るまで金額が確定しません。だからこの記事は、料金表の次に必要クレジットを自分で測る手順を置いています。

Gensparkでできること:機能はプロダクト単位に分かれている

「AIチャットが1つある」ツールではありません。公式ヘルプセンターは製品機能として26項目を並べています。用途で整理すると次のようになります。

Gensparkのプロダクトを用途別に5分類した図。資料をつくる4種、調べる考える5種、音声会議5種、開発する5種、自動化連携8種

料金の観点で重要なのは、どのプロダクトを主に使うかでクレジットの減り方が変わることです。公式の説明では、AIチャットとAI画像生成は有料プランでクレジットを消費しませんが、スライド、動画、音声、コード、調査はクレジットを消費します。つまり「AIチャットが無制限だから安い」という読み方は、プラン選びの役に立ちません。

Team以上では、動画生成モデル(Gemini Veo、Kling、Runway、Seedance、MiniMax Hailuo、PixVerse、Wan、Hunyuanなど)と音声生成モデル(Gemini、ElevenLabs、MiniMax、Mureka、Lyria2など)にフルアクセスできると公式が列挙しています。動画や音声を業務で使う前提なら、ここが個人プランとの実質的な差になります。

プラン別の料金とTier:Plus 6段階・Pro 7段階の全額

上位記事の多くは「PlusにはTierがある」と触れて終わります。実際の額は次のとおりです。同じPlusでも下段と上段で月額は8倍違います。

プラン 月間クレジット 月間契約 年間契約(月割)
Plus 10,000 約4,000円($24.99) 約3,200円($19.99)
Plus 21,000 約8,000円($49.99) 約6,400円($39.99)
Plus 32,000 約12,000円($74.99) 約9,600円($59.99)
Plus 44,000 約16,000円($99.99) 約12,800円($79.99)
Plus 68,000 約24,000円($149.99) 約19,200円($119.99)
Plus 95,000 約32,000円($199.99) 約25,600円($159.99)
Pro 125,000 約40,000円($249.99) 約32,000円($199.99)
Pro 200,000 約64,000円($399.99) 約51,200円($319.99)
Pro 300,000 約96,000円($599.99) 約76,800円($479.99)
Pro 400,000 約128,000円($799.99) 約102,400円($639.99)
Pro 500,000 約160,000円($999.99) 約128,000円($799.99)
Pro 1,000,000 約320,000円($1,999.99) 約256,000円($1,599.99)
Pro 2,000,000 約640,000円($3,999.99) 約512,000円($3,199.99)

出典:Genspark公式ブログ「料金プラン」(2026年9月5日に取得し2026年9月28日に再取得。数値の変更なし)。円は公式の1ドル=約160円換算・税抜参考値で、実際の請求額は為替と消費税10%で変わります。

ここで判断が分かれるのが、クレジットが足りない月にTierを上げるか、クレジットパックを買い足すかです。パックは$20.00で7,500クレジット、購入から3か月有効、設定画面の「Get more credits」から複数まとめ買いできます。1,000クレジットあたりの単価で並べると差が見えます。

1,000クレジットあたりの単価比較。クレジットパックは約427円、Plus10,000の年間契約は約320円、Plus95,000の年間契約は約269円、Pro全段の年間契約は約256円

同じ約3,200円を払って、クレジットパックなら7,500クレジット、Plus最下段の年間契約なら10,000クレジットです。 パックの単価はPlus最下段の年間契約より約33%高く、Pro全段と比べると約1.7倍になります。単価だけ見ればTierを上げるほうが有利ですが、Tierは毎月の固定費が上がります。毎月足りないならTier、単発のプロジェクトで足りないだけならパック、という切り分けが公式の推奨とも一致します。

なお公式は1,000クレジットあたりの目安を、Plus最下段の年間契約で約320円、Plus最上段で約269円、Pro全段で約256円と表記しています。パックの約427円は、公式表記の金額とクレジット数から当メディアが算出した値です。

クレジットは何にどれだけ消えるのか

ここが料金記事でいちばん省略されやすく、そして実際の支払額を決める部分です。公式は機能別の固定単価を公開していません。 代わりに、消費を左右する要因を挙げています。

クレジット消費を左右する7要因。モデルティア、テキスト長、画像解像度、動画の長さ、音声の長さ、出力数、タスクの複雑さについて低コスト側と高コスト側を並べた図

つまり「スライド1枚あたり何クレジット」という表は原理的に作れません。同じスライド作成でも、標準モデルで短い指示なら軽く、ウルトラモデルで長い文脈を渡し複数バージョンを出せば重くなります。だから公式表から見積もるのではなく、自分の使い方で測るしかありません。

さらに、生成そのものより「やり直し」で消えるほうが読みにくいコストです。

クレジットが余計に消える4つの原因

残高が減る原因は、生成より「やり直し」

出典:Genspark ヘルプセンター「クレジットガイド」(2026年9月5日に取得し2026年9月28日に再取得。数値の変更なし)

エージェントのリトライ 再生成 自動選択 長い会話 対処 対処 対処 対処
リトライは元の生成と同じ額がかかる 失敗したリトライも毎回消費する 複数モデルに展開され各々に課金される 送信ごとに文脈全体が再処理される プロンプトを直す。小さな手直しは手動で 細かい調整はエディタ内の手動ツールで 開始前にファイルを添付し範囲を絞る 音声・音楽は手動で1モデルに絞る

公式が明記している注意点のうち、契約前に知っておく価値が高いのは次の3つです。

  • 再生成は元の生成と同額かかる。 気に入らないから作り直すたびに、初回と同じだけ消費します。プロンプトを直すか、小さな修正はエディタ内の手動ツールで済ませます
  • 長い会話は毎回コンテキスト全体が再処理される。 細かい調整を対話で繰り返すと、生成回数以上に消えます
  • AIオーディオとAIミュージックは既定が自動選択で、複数モデルに展開され各々に課金される。 音声を使うなら手動で1モデルに絞る設定を先に確認します

失敗したときの扱いも公式に定義があります。生成開始前にセーフティフィルターでブロックされた場合はクレジットが自動返還されますが、生成が完了した後に出力がフラグ付けされた場合はモデルが処理を実行しているため課金されます。 品質への異議申し立てでは自動返還は行われません。

消費しないものも決まっています。AI Driveでのファイル閲覧・整理・表示、ダッシュボードとCRMでのノート編集やビュー切り替えは消費対象外です。残高は左下メニューの「クレジット」から /credit-usage ページで確認できますが、利用ログの反映に数時間かかる場合があるため、測定するときは即時の表示だけで判断しないほうが確実です。

「無制限」と商用利用が2026年12月31日までという条件

Gensparkの料金で見落としやすいのがここです。PlusとProの「AIチャットとAI画像生成が無制限」は、公式に期限が書かれた特典です。

無制限枠と5時間フェアユース制限と月間クレジットの三層構造

「無制限」は3つの条件付き

出典:Genspark ヘルプセンター「メンバーシッププラン」「クレジットガイド」(2026年9月5日に取得し2026年9月28日に再取得。数値の変更なし)

層1 クレジットを消費しない 層2 残高とは別に効く上限 層3 月間クレジットを消費する
5時間のフェアユース制限 AIチャット / AI画像 / Speakly の音声入力 スライド / 動画 / 音声 / コード / 調査 / 議事録 ほか
Plus・Pro の特典。ただし公式は「2026年12月31日まで保証」と明記している プラン選びで実際に効くのはこの層。無制限の2機能は判断材料にならない 追加購入では解除できない。到達してもクレジットは減らない。上位プランほど枠は広い

公式ヘルプは「すべての特典は2026年12月31日まで保証されます」と記載しています。Teamプランのページでも、無制限のチャット・画像利用と商用利用権のいずれも「2026年12月31日まで有効」と書かれています。生成物を顧客向けの納品物に使う前提で契約するなら、この期限は契約期間の判断材料になります。年間契約を結ぶ場合、契約期間の途中で条件が変わりうる点を稟議に書いておく必要があります。

もう1つ、無制限には残高とは別の上限があります。AIチャットとAI画像生成にはクレジット残高とは別枠のフェアユース制限があり、固定の5時間ウィンドウ内のモデル使用量で一時的な制限がかかります。到達するとリセット時刻が表示され、5時間経過で完全に戻ります。追加クレジットを買っても解除されません。ただし制限に達してもクレジットは消費されません。上位プランほど枠は広く設定されています。

「無制限」と書いてあるものが、実際には「クレジットを消費しない」「ただし5時間枠がある」「ただし2026年12月31日まで」という三重の条件付きだという理解が、プラン選びの前提になります。

契約の始め方とプラン変更・解約の操作手順

個人プランは、料金プランページでプランと請求サイクルを選び、Stripeの決済ページで支払い情報を入力して確定します。請求書メールが支払いメールアドレスへ届きます。iOSまたはAndroidアプリからも購読でき、その場合の支払いはApp StoreまたはGoogle Playが処理します。

法人のTeamはセルフサービスです。team_pricing のページでサインインし、必要な席数(最低2・最大150)を選ぶと月額が自動更新され、「Get Team Plan」からStripeのチェックアウトへ進みます。チェックアウトを完了したユーザーがチームの最初のAdminになります。 誰の名義で決済するかを先に決めておかないと、管理者権限が意図しない人に付きます。

プラン変更で損をしやすいのは、次の非対称です。

  • アップグレードは即時。 残り期間の日割り額が請求され、新旧プランの月間クレジットの差額が補足クレジットとして即時付与されます。この補足分は現在の請求期間の終了までが期限です
  • ダウングレードは次回更新から。 現在のプランは期間終了まで有効ですが、上位プランの未使用クレジットは下位プランへ繰り越されません。 更新日までに使い切る必要があります
  • キャンセルも期間終了まで有効。 その後はFree(1日100クレジット)に戻ります。キャンセルした期間のクレジットは返金されません
  • 年払いから月払いへ戻す場合、新しい月間割当が現在より少なければダウングレード扱い、多ければアップグレード扱いになります

会社での利用で後から効くのは、購読が購入時のアカウントに紐付き譲渡できないという点です。個人メールで契約したものを退職時に会社へ引き継ぐことはできません。2人以上で使うなら、金額差より先にここを理由にTeamを検討する価値があります。

Teamを10・50・100・150人で契約すると月額はいくらか

Teamの基本料金は1席月$30です。税・通貨換算・海外取引手数料を除くと、10人で月$300、50人で月$1,500、100人で月$3,000、150人で月$4,500になります。

Genspark Teamの人数別基本料金。10人は月300ドル、50人は月1,500ドル、100人は月3,000ドル、150人は月4,500ドル。151人以上はEnterpriseの見積もり対象

人数 月額基本料金 月間クレジット合計 導入前の見方
10人 $300 120,000 3つの役割で試し、利用差を測る
50人 $1,500 600,000 部署ごとの利用率と休眠席を確認する
100人 $3,000 1,200,000 SSO、請求、コネクタの運用担当を決める
150人 $4,500 1,800,000 Team上限。統制要件も含めEnterpriseと比較する

算出根拠:Teamの公式基本料金「1席月$30」×人数。クレジットは「1席月12,000」×人数(2026年9月5日に取得し2026年9月28日に再取得。数値の変更なし)。消費税10%は別途加算されます。

クレジットは席ごとに個別に割り当てられ、各請求サイクルでリセットされ、繰り越されません。 これは組織で使うときに効きます。100人契約で合計1,200,000クレジットあっても、1人が12,000を使い切った時点でその人は止まります。他の席の余りを回すことはできません。全社の合計ではなく、いちばん重く使う人の消費量で席の割り当てを考える必要があります。

Teamのガバナンス面では、全メンバーが独立したワークスペースを持ち、チームは自動的にモデル学習の対象外になり、管理者は請求・シート・コネクタ・SSOを制御できます。一方で管理者は個々のメンバーのプロジェクト内容を閲覧できません。 情報漏洩対策として「管理者が中身を点検できる」ことを期待している場合、この仕様は要件と合わないので先に確認してください。

TeamとEnterpriseの違い:上げると無制限特典は外れる

151人以上、またはカスタム契約・DPA・データレジデンシー・専任サポート・高度なガバナンスが必要ならEnterpriseです。ここで直感に反するのがクレジットの扱いです。

Enterpriseは1席あたり月25,000クレジットでTeamの2倍以上ですが、公式は「すべてのGensparkエージェントおよびすべてのモデルへのフルアクセス。標準クレジット価格が適用されます(クレジットコストゼロのプロモーションはなし)」と明記しています。つまりTeamでクレジットを消費しなかったAIチャットとAI画像生成が、Enterpriseでは消費します。 公式は「通常はより高いシートあたりの割り当てとOrder Formで交渉された条件によって相殺される」と説明していますが、席あたりの割当が増えた分がそのまま純増とは限りません。

契約条件も大きく変わります。Enterpriseは Order Form と Master Subscription Agreement による契約ベースで、通常は初回36か月・12か月の自動更新です。加えて専任のカスタマーサクセスマネージャー、重大な問題への4時間対応と24時間365日対応、99.9%の稼働率SLAとサービスクレジット、エージェントレベルの権限、AIモデルの制限、組織全体のクレジットプールと使用上限、ログインおよびセッションログ、メンバーごとのクレジット使用状況の内訳が付きます。コンプライアンス面ではカスタムDPA、データレジデンシー(米国/EU/APAC)、専用VPCオプション、ITAR/EARやBAAなどのアデンダム、24時間以内のセキュリティインシデント通知に対応し、請求は電信送金・ACH・請求書のNet 30が選べます。

150人以下でも、カスタムDPAや請求書払いが必要ならEnterpriseが適する場合があると公式が明示しています。人数だけで切り分けず、契約・監査・請求条件から判断してください。ただし36か月の初回契約は、クレジット消費量が読めていない段階で結ぶには重い条件です。Teamで数か月測ってから上げる順序が安全です。

他のAIツールとの比較:席課金とクレジット制で見る場所が違う

条件を揃えた金額比較はできません。席課金とクレジット制では費用が決まる要因そのものが違うためです。課金体系が違うツールの月額だけを並べて大小を論じても、導入判断には使えません。 比べるべきは次の観点です。

  • 費用が決まる要因 — Gensparkは何をどれだけ生成したか。席課金型は使う人の数
  • 使用量が増えたとき — Gensparkは上限に当たり、Tier変更かパック購入が必要。席課金型は額が変わらない
  • 稟議での書きやすさ — Gensparkは消費量を測るまで確定しない。席課金型は人数が決まれば確定する
  • 無駄が出る形 — Gensparkは使い切れないクレジットが毎月消える。席課金型は使われない席に払い続ける
  • 向く使い方 — Gensparkは資料・動画・音声など生成量に波がある業務。席課金型は全員が日常的に対話利用する業務

Gensparkの法人向けTeamは1席月$30とクレジット12,000の両方を持つため、席課金とクレジット制の両面から見る必要があります。人数で総額を出し、そのうえで「いちばん重く使う人が12,000で足りるか」を別に確かめるという二段構えになります。

当メディアで扱っている席課金型のプランとしては、ChatGPT Businessの料金とGemini法人向けプランの料金があります。中小企業での選定観点はAIツール比較に整理しています。

無料から有料へ移る判断は、5日間の実業務で測る

公式に機能別の単価がない以上、必要クレジットは自分で出すしかありません。手順は5つです。

必要クレジットを見積もる5手順。使う機能を1つ選び、同じ仕事を5回通して残高を記録し、1回あたりの実消費を出し、月間想定回数を掛け、1.5倍してプランを選ぶ

  1. 測る対象を1つに絞る — スライド、調査、画像、動画、議事録から1つだけ選ぶ。複数を同時に測ると単価が出ない
  2. 同じ仕事を5回通す — 毎回、開始残高と終了残高を記録する。クレジット利用状況のページで確認できる
  3. 1回あたりの実消費を出す — 減った合計を5で割る。これが自社の単価になる
  4. 月間の想定回数を掛ける — 単価×想定回数=必要クレジット
  5. 1.5倍してTierを選ぶ — 再生成とリトライは元と同額かかるため余裕を見る。繰り越しは効かない

この5手順をそのまま入れられる計算シートを配布しています。残高を5回分入れると、1回あたりの単価、月間の必要クレジット、どのTierなら足りるかが出ます。為替レートと海外取引手数料の料率は自分のカードの値に書き換えてください。

クレジット見積シートをダウンロード

当メディアはGensparkの有料契約を持っていないため、クレジット消費の実測値は出せません。 このシートは測り方の枠だけを提供しています。公式に機能別単価がなく、当メディアにも実測がない以上、数字を置けば推測になります。ここは正直に空欄で渡します。

測定と並行して、導入そのものは段階を踏みます。

Genspark導入の5日間フロー。1業務を決め、Freeで5日試し、手直し時間とクレジットを測り、個人契約またはTeamの少人数導入へ進み、30日後に席数を見直す

記録欄は「依頼内容/使った機能/開始残高/終了残高/手直しした時間」の5列で足ります。無料枠で生成できても、修正に人が同じ時間をかけているなら、有料化より先に業務の渡し方を直すほうが効きます。

契約前に詰まりやすい点

検索実績では「Genspark 料金」だけでなく、消費税、法人契約、トライアル、クレジットの追加が具体的に調べられていました。契約直前に止まりやすい項目をまとめます。

契約前の疑問 公式情報から分かること 実務でやること
消費税は込みか 円表記は税抜参考値で、消費税10%が加算されると明記。決済時に日本円と米ドルを選択でき、日本円払いはStripeの為替レートが適用される 決済画面と初回請求書を保存する
クレジットは繰り越せるか 月間クレジットは請求期間ごとにリセット。別途購入したパックのみ3か月有効 更新日前に残量を確認する
年払いはいつ付与されるか 年額は一括前払い、クレジットは1年を通じて毎月付与 年間総額と月間必要量を別々に稟議へ書く
解約するとすぐ止まるか 支払済み期間の終了まで利用でき、その後Freeへ戻る。当該期間分は返金されない 更新前に書き出しとバックアップを済ませる
別アカウントへ移せるか 購読は購入時のアカウントに紐付き、譲渡できない 会社利用を個人メールで契約しない
残高はどこで見るか 左下メニューの「クレジット」から利用状況ページ。設定の「請求」はプランと支払い管理専用 反映に数時間かかる前提で測る

出典:Genspark Help Center「クレジットガイド」「メンバーシッププラン」、公式ブログ「料金プラン」(2026年9月5日に取得し2026年9月28日に再取得。数値の変更なし)。返金条件は地域・購入経路で異なるため、契約時の表示を優先してください。

結局どのプランを選ぶか:5つの分岐だけで決める

  • まだ実業務で使っていない → Free。5日間で消費量と手直し時間を測る
  • 1人で継続利用し、月10,000クレジット付近で足りる → Plus最下段。足りなくなったらTierを上げる
  • 1人で動画・画像・資料を大量に作り、1TBや4K画像生成が必要 → Pro。クレジット量だけならPlus上位Tierでも足りる
  • 2〜150人へ配り、請求・席・SSO・コネクタを管理したい → Team。ただし1席12,000の枠は個別管理で融通できない
  • 151人以上、またはカスタムDPA・請求書払い・監査ログ・データレジデンシーが必要 → Enterprise。無制限特典は外れ、初回36か月契約になる点を織り込む

会社導入での判断順は、AI導入でやること48タスクの「限定導入→効果検証」と同じです。最初から全員分を買わず、3役割ほどでクレジット消費と修正時間を測り、結果が出た業務だけ席を増やします。

まとめ:金額の前に、Tierと期限と課金の軸を見る

Gensparkの料金は「月いくら」では決まりません。決めるのはクレジット量(Tier)、期限付きの特典、課金の軸の3つです。

個人ならFreeで測ってPlusの下段から、会社なら少人数のTeamから始めるのが基本です。契約前に見る数字は月額だけではなく、1回あたりのクレジット消費、月間の想定回数、いちばん重く使う人の消費量、そして消費税10%を加えた最終額です。無制限特典と商用利用権が2026年12月31日までと明記されている点は、年間契約や36か月契約を検討するなら必ず稟議へ書いてください。

クレジット見積シートをダウンロード

確認した公式情報と訂正履歴

2026年9月5日に、公式料金解説、Membership Plans、Credits Guide、Team & Enterprise Plans、法人向け料金を再取得して確認しました。料金や特典は変わるため、契約時は決済画面の表示を優先してください。

2026年9月5日の訂正と追記

  • 消費税の記述を訂正しました。 旧版は「表示額は基本会費で、VAT/GSTや手数料で最終額が上がる場合がある」と可能性の表現にとどめていました。公式の料金解説には消費税10%が加算されると明記されているため、断定表現へ改めました。
  • Tierの全額を追記しました。 旧版は「Plusは月$24.99から、複数の階層あり」としか書いておらず、Plus 6段階・Pro 7段階の実額を示していませんでした。読者が自分の消費量からTierを選べないため、全13段の表を追加しました。
  • 期限条件を追記しました。 無制限のAIチャット・AI画像生成と商用利用権が2026年12月31日までと公式に明記されている点を、旧版は扱っていませんでした。
  • Enterpriseのクレジット扱いを追記しました。 旧版は「Enterpriseは要問合せ」のみでした。公式には標準クレジット価格が適用され、クレジットコストゼロのプロモーションはないと記載があり、上位プランで特典が外れるという判断に関わる情報のため追加しました。
  • フェアユース制限を具体化しました。 旧版の「濫用防止のセッション単位レート制限は残る」を、公式記載どおり固定の5時間ウィンドウ・追加購入では解除不可・到達してもクレジットは消費されないへ改めました。
  • Teamのクレジットが席ごとの個別割当で融通できない点、チェックアウト完了者が最初のAdminになる点、管理者はメンバーのプロジェクト内容を閲覧できない点を追記しました。

金額そのものの誤りは見つかっていません。Plus $24.99・Pro $249.99・Team 1席$30は、2026年8月30日の旧版時点と同じ値で確認できました。


AI検索に自社が引用されるかどうかは、ツールの使い方とは別の設計が要ります。実測は AIO対策・LLMO対策の完全ガイド にまとめています。

よくある質問

Gensparkは無料でどこまで使えますか?
Freeはクレジットカード登録なしで始められ、1日100クレジットが自動付与されます。AIチャット、スライド、ドキュメント、リサーチなどを試せますが、スライドのエクスポートなど一部機能に制限があります。なお有料化すると日次付与は消えて月間割当に置き換わり、両方は受け取れません。
Gensparkの料金に消費税は含まれますか?
含まれません。公式の料金解説は日本円表記が税抜参考値であり、消費税10%が加算されると明記しています。決済時に日本円と米ドルのどちらかを選べ、日本円払いではStripeの為替レートが適用されます。確定額は決済画面と初回請求書で確認してください。
クレジットが足りないときはTierを上げるべきですか、パックを買うべきですか?
毎月安定して足りないならTierを上げるほうが単価は下がります。1,000クレジットあたりで比べると、クレジットパックは約427円、Plus最下段の年間契約は約320円、Pro全段は約256円です。ただしTierは毎月の固定費が上がるため、短期プロジェクトで一時的に足りないだけならパックのほうが総額を抑えられます。
AIツール導入前診断

会社で試す前に、何席ぶんのクレジットが要るかを5日で出します

検索で多いのは「法人で試せるか」と「無料でどこまでいけるか」です。業務を1つ選んでFreeで5日まわし、消費クレジットと手直し時間を測ったうえで、Free継続・Plus・Teamのどれで始めるかを1枚にします。席数と月額は測った数字から出すので、そのまま稟議に使えます。

何席ぶん要るかを測るところから相談する

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