先に結論です。Free では Claude Code は使えません。 手元で試すだけでも Pro 以上が必要です。

料金 実測レポート。Claude Codeの料金、8,126回の実測から逆算。右側にオレンジの円と、横棒が3本並んだネイビーの画面風パネルがある図

そしてもう1つ、この記事を書き直す原因になったことがあります。

9月30日に公式ページを再取得した金額は、9月1日の初版・9月8日の訂正版に載せた金額と同じです。

訂正(2026-09-08) — この記事の 2026-09-04〜09-06 の版で「値上げを確認した」「表示価格には消費税10%が含まれている(公式ページに Prices include 10% JCT と明記)」と書いていましたが、どちらも誤りでした。 実際の金額は Pro $20・Max $100から・Team $25/$125 で変わっておらず、掲載していた $22・$110・$27.50・$137.50・$220 は実価格をちょうど1.1倍した値でした。消費税10%を掛けた数字を「新価格」と読み違えたものです。また根拠にしていた「Prices include 10% JCT」の記載は公式ページに存在せず、実際には「表示価格には該当する税金は含まれていません」=税抜と明記されています。存在しない一次情報を引用していました。金額・円換算表・席数別の年額・稟議項目・出典をすべて実価格と税抜表記へ戻しました。

再訂正(2026-09-30) — 上の訂正のうち「存在せず」「存在しない一次情報を引用していました」は誤りでした。 09-08 の訂正は、静的に取得した本文(税抜の注記が出る側)だけを根拠にしていました。保存した取得結果では、9月21日と30日のブラウザ表示に、税込の $22・$110 などとともに「Prices include 10% JCT」が出ています(9月21日・22日には別記事(AI導入費用、AIツール料金ウォッチ)でも Team タブの同じ表示を記録していましたが、この記事には反映していませんでした。09-08 当日の画面は保存しておらず未確認です)。静的に取得した本文は税抜の $20 などと「表示価格には該当する税金は含まれていません」です。09-04〜09-06 版の誤りは注記を引用したことではなく、税込の $22 を税抜の前回値 $20 と比べて値上げと書いたことです。値上げが無かった点は変わりません。

プラン 金額(2026-09-30 取得・税抜)
Pro 月払い $20
Pro 年払い(月あたり) $17(一括 $200)
Max $100 から
Team スタンダード $25(月払い)/$20(年払い)
Team プレミアム $125(月払い)/$100(年払い)

ブラウザで料金ページを開くと、$22・$110 のように1.1倍の金額が出ることがあります。 消費税10%を含めた税込表示で、値上げではありません(「ドル表記を自社の支払額に直す」で詳しく書きます)。

料金記事は取得日を書かないと意味がないので、この記事は日付つきで出します。読んでいる日が2026年9月30日より後なら、公式ページを見てから判断してください。

もう1つ重要なのは金額ではありません。使用量の仕組みです。 Claude Code は普段のチャットと同じ枠を食います。 ここを知らずにプランを選ぶと外します。

そもそも Claude Code とは何に払うのか

左側では2つのネイビーの長方形の間を小さな箱が点線の矢印で往復し、右側では同じ2つの長方形が1本の太いオレンジの帯で直接つながっている対比図

料金を判断するには、何に対して払うのかが要ります。1段落で書きます。

Claude Code はターミナルで動く、Anthropic 公式のコーディング用エージェントです。ブラウザ版の Claude との違いは1点だけで、あなたのマシンでファイルを読み書きし、コマンドを実行します。

ブラウザ版 Claude Claude Code
動く場所 ブラウザ 自分のターミナル
ファイル 貼り付けが必要 直接読み書きする
コマンド 実行できない 実行して結果を見る
契約 Free でも使える 有料プランのみ

つまり追加で払っているのは「実行できること」に対してです。同じモデルに同じ質問をするだけなら、Free のブラウザ版でも答えは返ってきます。

金額に見合うかは、この「実行」がどれだけ手間を減らすかで決まります。 そこを測ったのが次の節です。

Claude Code でできること(実測の内訳つき)

大きなオレンジの矩形が画面の3分の2弱を占め、その右に小さなネイビーの矩形が4つ並ぶ面積比較図。オレンジの中に64%と書かれている

「できること」の一覧はどの記事にもあるので、当メディアで実際に発生した回数を出します。30日間・8,126回の内訳です。

実際に何をしていたか 回数 全体比
コマンドを実行して結果を見る 5,169 63.6%
既存ファイルを部分的に書き換える 677 8.3%
ファイルを読む 660 8.1%
ファイルを新しく作る 523 6.4%
Web を検索する 214 2.6%
URL を取得する 119 1.5%
ファイルの中身を検索する 106 1.3%
別のAIに委ねる(サブエージェント) 63 0.8%

6割超が「コマンドの実行」です。 ブラウザ版でできない部分がそのまま主用途になっていました。

シェル実行の中身を割ると、こうなります。

中身 回数 全体比
ファイル閲覧・検索 1,987 24.5%
置いてある自作スクリプトの実行 1,188 14.6%
その場書きの Python 564 6.9%
HTTP 確認 284 3.5%
git 279 3.4%

払った金額が何に変わっているかというと、「探す」と「決まった手順を実行する」です。 コードを書かせる比率は、実測ではそれより小さかったです。

逆に言えば、この2つが発生しない使い方なら、費用対効果は出にくくなります。 手元にファイルもスクリプトもない状態で「コードを書いてもらうだけ」なら、Free のブラウザ版でも同じことができます。

無料でどこまでできるか(Free の範囲)

左から伸びるネイビーの太い帯が中央のオレンジの縦の壁で止まり、その右側には点線で描かれた空の長方形が3つ並んでいる図

「まず無料で試したい」に対する答えを先に書きます。Claude Code は試せません。 ただし判断材料の一部は Free でも作れます。

やりたいこと Free で可能か
Claude に質問する・相談する できる
コードを貼って直してもらう できる(貼り付けは自分でやる)
ターミナルでファイルを直接触らせる できない
コマンドを実行させる できない
プロジェクト機能で資料を整理する できる(Free は最大5つまで)

つまり Free で確かめられるのは「モデルの回答品質が自分の仕事に合うか」までです。「実行まで任せて速くなるか」は Free では判断できません。

だから現実的な進め方はこうなります。

  1. Free で回答品質を見る。 自分のコードの断片を貼って、返答が使えるかを確認する
  2. 使えそうなら Pro を1か月契約する(月$20・150円換算で3,000円)
  3. 設定>使用状況で消費を見ながら、上限に当たるかを確認する
  4. 当たるなら Max か使用クレジット、当たらないなら Pro のまま

2の1か月ぶんが、判断材料の代金です。 先に Max を契約する必要はありません。

従量課金(API)という選択肢

中央の縦線を挟んで左は同じ高さのネイビーの横棒4本が壁で揃って止まり、右はオレンジの横棒4本が長さまちまちで右へ伸びきっている対比図

サブスクの枠とは別に、API を直に使う従量課金があります。公式FAQにはこう書かれています。

ヘビーなコーディングセッションには、Console アカウントを通じて従量課金制のAPIクレジットに切り替えることもできます。

使い分けはこうなります。

サブスク(Pro / Max / Team) API 従量課金
支払い 月額固定 使った分だけ
上限 5時間ローリング+週次 自分で設ける
止まるか 上限で止まる 止まらない(費用が増える)
向く使い方 毎日そこそこ使う 繁閑の差が大きい/締め切り前に止まりたくない

「止まってほしくない」なら従量課金、「金額を固定したい」ならサブスクという整理になります。有料プランなら、上限到達時に使用クレジットをオンにして従量課金へ切り替えられるので、両方を持っておくのが実務的です。

モデル別の単価とコスト試算の考え方はClaude API の料金にまとめています。

Claude Code はどのプランで使えるか

公式FAQの記載はこうです。

Claude Code はすべての有料プランに含まれています。

つまりプラン選びは「Claude Code が使えるか」では決まりません。 有料ならどれでも使えます。決まるのは使用量です。

プラン Claude Code 使用量の位置づけ(公式の表現)
Free 使えない 日常的な質問に対応
Pro 使える 5時間セッションあたり Free の少なくとも5倍
Max 使える 5時間セッションあたり Pro の5倍または20倍
Team スタンダード 使える Pro より多い
Team プレミアム 使える スタンダードシートの5倍
Enterprise 使える シート料金 + APIレートでの使用量

「Free で試してから決める」ができないのがこの製品の分岐点です。料金を調べている段階でその前提を持っていると、計画が崩れます。

料金一覧(2026-09-30 取得)

3つの長方形が左端を揃えて縦に積まれ、下から上へ幅が狭くなり、一番上の狭いものだけオレンジで塗られた図

個人向け

プラン 月払い 年払い(月あたり) 年払いの一括請求
Free $0 — —
Pro $20 $17 $200
Max $100 から — 月払いのみ

Max は公式の表記が「$100 から」で、5倍と20倍の階層別の金額は料金ページに分かれて出ていません。 公式FAQには「現在の料金は上記のカードをご確認ください」とあり、カード上は「$100 から」だけです。ページの HTML を見ても、金額が入っている欄は 5倍用の1つだけでした(2026-09-30)。20倍がいくらかは、契約前にアプリ内の表示で確認してください。

法人向け(Team・Enterprise)

シート種別 月払い 年払い(月あたり) 使用量
スタンダード $25 $20 Pro より多い
プレミアム $125 $100 スタンダードの5倍
Enterprise シート料金 + API使用量 年払い モデルとタスクに応じて変動

Team は2〜150名のチーム向けです。

Enterprise の席単価は $20/シートです(年払いのみ。APIレートでの使用量は別途)。カードの「US$20/シート/月(年払い)」と、FAQ の「シートあたり月額$20」で同じ金額です。実際の見積は席数と使用量で変わるので、契約前に確認してください。

年払いにすると、いくら変わるか

席数 月払い($25) 年払い($20) 年間の差
1席 $25 $20 $60
3席 $75 $60 $180
10席 $250 $200 $600
20席 $500 $400 $1,200

席数が増えるほど効きます。 ただし年払いは前払いなので、3か月以上使い続けると決まってからにしてください。 途中解約の扱いは契約条件で確認が必要です。

プラン別の機能差(Claude Code 以外に何が付くか)

横棒が4本、上から下へ長さが伸びていき、一番下の長い棒だけオレンジで示された図

Claude Code だけを見て Pro を選ぶと、同時に付いてくるものを見落とします。 2026-09-30 時点の公式ページ(プランカードと機能比較表)の記載を整理します。

Free に含まれるもの

機能(プランカードの表記)
Web・デスクトップ・モバイルでチャット
Web検索、ファイル作成、コード実行
会話をまたいだメモリ
アプリやツールと連携
アーティファクトを作成

同じページの機能比較表では、ほかにデスクトップ拡張機能・音声モード・スキル・コネクターも Free で「はい」、プロジェクトは Free で「最大5」です。

「ファイル作成、コード実行」が Free にあるのは紛らわしいので注意してください。これはブラウザ内で動く機能で、あなたのマシンのファイルを触るものではありません。 Claude Code とは別物で、機能比較表でも Claude Code は Free が「いいえ」です。

Pro で追加されるもの(Free の全機能に加えて)

追加される機能(プランカードの表記)
より多くの使用量
タスクの委託とスケジュール設定
Claude Design、Slides、Docs
Claude Code
Claude Science
プロジェクト
より多くのClaudeモデル
ChromeおよびMicrosoft 365でのClaude

Claude Code は「8つのうちの1つ」です。 月$20 で付いてくるものが他にもあるので、Claude Code 単体の費用対効果だけで判断すると過小評価になります。カードには出ていない Research も、機能比較表では Free が「いいえ」、Pro から「はい」です。

9月8日の版で載せていた「Claude Cowork」の項目は、Pro のカードから無くなりました。ページ上部には「Claude Cowork は Claude になりました。」と告知が出ています。

Max で追加されるもの(Pro の全機能に加えて)

追加される機能(プランカードの表記)
Pro より 5 倍または 20 倍の使用量を選択
すべてのタスクで高い出力制限
高度な Claude 機能への早期アクセス
高トラフィック時の優先アクセス

Max で増えるのは基本的に「量」です。 機能そのものが増えるわけではありません。機能比較表で Pro と Max の列が違うのは、高トラフィック時の優先アクセス、Fable の欄(Pro は「使用クレジット」、Max は「週次制限の50%」)、請求サイクル(Max は月払いのみ)の3行だけで、Max 5x と Max 20x の列は全行同じでした。だからPro で機能に不満がないのに Max へ上げる理由は、上限に当たっているかどうか*(Fable を使う人は、その扱いの差も)になります。

なお、料金カードは「$100 から」とまとめていますが、同じページの機能比較表では「Max 5x」と「Max 20x」が別の列になっています。 階層は存在するのに、カード上で金額が分かれていない状態です。20倍がいくらかは、契約前にアプリ内の表示で確認してください。

使用量制限の仕組み(ここが一番重要)

左側から3本のネイビーの細い帯が伸びて中央で1本の太いオレンジの帯に合流し、右端でネイビーの縦の壁にぶつかって止まっている図

金額表よりこちらを先に読んでください。プラン選びの実質はここで決まります。

公式FAQの記載を整理すると、仕組みは3層です。

層 内容
5時間のローリングウィンドウ 全プラン共通。5時間ごとにリセットされる枠がある
週次制限 有料プランにはさらに週次の上限が加わる
その他の裁量的な制限 週次・月次の上限、モデルや機能ごとの制限を設ける場合がある

そして最重要の1文がこれです。

ウェブ、デスクトップ、モバイル、Claude Code にわたるアクティビティはすべて同じプールから消費されます。

Claude Code を回すと、普段のチャットの枠も減ります。 逆も同じです。

これが意味するのは、「Claude Code 用に別枠がある」という前提でプランを選ぶと足りなくなるということです。日中にチャットで相談しながら、同時に Claude Code で実装を回す使い方をするなら、両方の合計で見積もる必要があります。

固定のメッセージ数は公表されていない

公式はこう書いています。

利用可能な量は、会話の長さと複雑さ、選択するモデル、使用する機能によって異なるため、固定のメッセージ数はありません。

「Pro で1日何回」という数字は公式には存在しません。 他社記事で具体的な回数を見かけたら、その根拠が公式なのか個人の体感なのかを確認してください。

上限に達したときの選択肢は3つ

ここも上位記事が薄いところです。待つ以外の道があります。

選択肢 内容
リセットを待つ 5時間ウィンドウの回復を待つ
上位プランへ移行する Pro → Max、スタンダード → プレミアム
使用クレジットをオンにする 有料プランなら、標準APIレートで作業を続けられる

3つ目が実務では効きます。締め切り前に止まるのが一番痛いので、超過時に従量課金へ切り替えられることを知っているかどうかで運用が変わります。

現在の消費状況は「設定 > 使用状況」で確認できます。プランを上げる前に、まずここを見てください。

ドル表記を自社の支払額に直す

左のネイビーの正方形から矢印が伸び、中央のオレンジの縦板を通って右で3つのネイビーの正方形に分かれる変換の図

上位記事はドル表記のまま終わっています。稟議には円の金額が必要です。

為替は日々動くので固定額は書けません。3水準を並べたので、自分のカードのレートに近い列を見てください。

項目 ドル 145円 150円 155円
Pro 月払い $20 2,900円 3,000円 3,100円
Pro 年払い(月あたり) $17 2,465円 2,550円 2,635円
Pro 年払い(一括) $200 29,000円 30,000円 31,000円
Max(下限) $100 14,500円 15,000円 15,500円
Team スタンダード 月払い $25 3,625円 3,750円 3,875円
Team スタンダード 年払い $20 2,900円 3,000円 3,100円
Team プレミアム 月払い $125 18,125円 18,750円 19,375円
Team プレミアム 年払い $100 14,500円 15,000円 15,500円

計算式はこれだけです。

月額ドル × 席数 × 為替レート × (1 + 海外取引手数料の料率)

席数別の年額(スタンダード・月払い・150円換算)

席数 月額 年額
3席 11,250円 135,000円
5席 18,750円 225,000円
10席 37,500円 450,000円
20席 75,000円 900,000円

年払いにすると、10席で年90,000円、20席で年180,000円の差になります(150円換算・税抜)。

この記事に含めていない2つ

1つ目は海外取引手数料です。カード会社が上乗せする分で、料率はカード会社ごとに違います。手元のカードの規定を確認してください。

2つ目は消費税です。この記事のドル表記と円換算は税抜です。

静的に取得した料金ページの本文に 「表示価格には該当する税金は含まれていません」 と記載されています。つまり上の円換算表には、消費税10%を別途足す必要があります。 Pro 月払いなら150円換算で3,000円ではなく、3,300円が実際の負担です。

ただし、ブラウザで料金ページを開くと、最初から税込の金額が出ることがあります。 2026-09-30 に当メディアの環境で開いた画面では、金額の下に「Prices include 10% JCT」(JCT は日本の消費税)と出て、次の値になっていました。

項目 税抜(静的に取得した本文) 画面の表示(税込) 比
Pro 月払い $20 $22 1.1倍
Pro 年払い(一括) $200 $220 1.1倍
Pro 年払い(月あたり) $17 $18 一括額を12で割って丸めた値とみられる($200÷12、$220÷12。公式の説明は無い)
Max $100 から $110 から 1.1倍
Team スタンダード(年払い/月払い) $20/$25 $22/$27.50 1.1倍
Team プレミアム(年払い/月払い) $100/$125 $110/$137.50 1.1倍
Enterprise US$20 US$20(税込表示の画面でも同じ額) 1.0倍。税込か税抜かはページから判別できない(未確認)

Enterprise と年払いの月あたり額を除き、税抜額のちょうど1.1倍で、値上げではありません。 そして画面に出た税込の金額にさらに10%を足すと、消費税を二重に数えることになります。 円換算するときは、見ている金額が税抜か税込かを先に確かめてください。

ただし海外取引手数料は別です。カード会社が上乗せする分なので、上の式のとおり自分で足してください。

実運用でどれだけ使うのか(実測)

横棒が3本並び、上から短い・中くらい・極端に長いと変わり、一番下のオレンジの棒の右端に1062と書かれた図

プランを決めるのに必要なのは金額表ではなく「自分がどれだけ使うか」です。当メディアの実測を材料として出します。

このメディアは Claude Code で運用しています。作業環境のセッションログを全部数えました。

指標 値(2026-08-05〜09-03・30日間)
セッション数 65
ツール呼び出し(総数) 8,126
1セッションあたり(中央値) 73回
同(平均) 125回
同(最大) 1,062回

「月に何回聞くか」で見積もると外します。 1回の依頼が中央値73回、長いものでは1,000回超の往復になるからです。

つまり判断軸はこうなります。

使い方 目安
短い質問を1日数回 下位プランで足りる可能性が高い
1つの作業を数十〜数百回の往復で進める 枠を使い切りやすい。上位プランか従量課金を検討

正直に書いておくこと

当メディアは Pro で回して上限に当たった記録を持っていません。 最初から上位プランで運用を始めたため、「Pro では足りなかった」という実測がありません。

実際の請求額も出せません。 サブスクリプション契約のため、トークン単位のコストや月ごとの実請求額が記録に残っていないからです。この2つは未計測です。

出せるのは上の操作回数だけです。そこから必要量を推し量ることはできますが、どのプランで足りるかを当メディアの実測から断定することはできません。

だから、この順で自分で測る

  1. 1回の作業で何回往復するかを見る。設定>使用状況で消費を確認する
  2. 1日に何回その作業をするかを数える
  3. チャットでの利用も足す。 同じプールを消費するので、Claude Code の分だけでは足りません
  4. その合計で Pro の上限に収まるかを試す。収まらないと分かった時点で上げるのが安く済みます

先に上位プランを契約する必要はありません。 Pro で回して上限に当たった回数を記録してから決めれば十分です。月$20の1か月ぶんが判断材料の代金になります。

なお、自分の環境の操作回数は配布物で数えられます。使い方の詳細はClaude Code の使い方にまとめました。

自分の操作回数を数えるスクリプトを配布しています。1セッションあたりの往復回数、どのツールに何回使ったかが出せます。プランを決める前に自分の数字を見てください。ログは読み取りのみ、外部送信なし、標準ライブラリだけで動きます。

集計スクリプトをダウンロード

どのプランから始めるか

1本の太い線が中央のオレンジの印で3方向に分かれ、行き先の矩形が上から順に小さい・中くらい・大きいと変わっていく図

状況 選ぶもの 理由
触ったことがない Pro 月払い Free では使えないので、ここが最小の入口
1人で毎日手元で使う Pro で1か月試す 上限に当たった回数を記録してから Max を検討
チャットも並行して多用する Pro → 早めに Max 同じプールを食うので合計で溢れる
定期実行で自動化する まず Pro で回す 上限に当たった回数を記録してから上げる
3人以上で使う Team スタンダード 全員プレミアムにする前に、当たる人を特定する
締め切り前に止まると困る 使用クレジットを準備 上限到達時にAPIレートで継続できる

年払いは3か月以上使うと決まってから。 前払いなので、途中で止める可能性がある段階では月払いのままにしてください。

法人で Team を使う場合、スタンダード $25 とプレミアム $125 の差は5倍の使用量です。金額差は月$100(150円換算で15,000円)。全員をプレミアムにする前に、標準で足りない人が誰かを実測してください。 10人のうち2人だけが上限に当たるなら、その2人だけ上げるほうが安く済みます。

他のAIコーディングツールとの比較

中央の縦線を挟んで左にオレンジの横帯が4本、右にネイビーの横帯が4本、鏡写しに並んだ対比図

金額だけ並べると判断を誤ります。課金の仕組みが違うためです。

ツール 個人向けの目安 課金の仕組み
Claude Code Pro $20 / Max $100から サブスク。5時間ローリング+週次制限。チャットと同一プール
Codex(ChatGPT) ChatGPT の契約に含まれる サブスク。契約プランの枠を消費
API 直叩き 従量課金 使った分だけ。上限は自分で設ける

Claude Code と Codex は「どちらか」ではなく併用が成立します。 当メディアは両方を並走させていて、17日間で衝突は1回(公開処理のみ)でした。金額を比べる前に、両方を契約して役割を分ける選択肢も検討してください(比較の実測)。

API を直に使う場合の単価とコスト試算はClaude API の料金、Claude 全体のプラン比較はClaudeの料金にあります。

稟議に出すときの書き方

金額が決まっても、社内で通らなければ導入できません。実際に必要になった項目を書いておきます。

項目 書くこと
月額 円建て・席数込みの総額。 ドル表記のまま出すと必ず差し戻される
消費税 $20 などの税抜額に10%を加算した額で書く。 画面に $22 など税込の額(Prices include 10% JCT)が出ていた場合は加算しない
手数料 海外取引手数料はカード会社ごとに違う。規定の料率を明記する
契約単位 月払いか年払いか。年払いは前払いなので途中解約の条件も添える
増える可能性 上限に当たると従量課金へ切り替える選択肢がある。上振れの上限を先に決めておく
効果の測り方 何時間の作業が何分になるか。 導入前に測った数字を1つでも持っておく

5行目が抜けると後で揉めます。 サブスクなので固定費に見えますが、上限到達時に従量課金へ切り替えると変動費になります。 「月$20です」で通した後に請求が増えると信用を失うので、切り替える条件と上限額を先に決めて書いてください。

6行目については、当メディアは導入前の作業時間を測っていません。 だから「何倍速くなった」を出せません。これから入れる人は、先に1つだけでも測っておいてください。 後から作れない数字です。

注意点

注意 内容
税込と税抜が混ざる ブラウザで開くと税込で出ることがある(2026-09-30、当メディアの環境)。金額の下が「Prices include 10% JCT」なら税込、「表示価格には該当する税金は含まれていません」なら税抜。当メディアは 09-04〜09-06 の版で、税込の $22 を税抜の $20 と比べて値上げと書いた(9月1日の初版・9月8日の訂正版に載せた税抜の金額と、9月30日の取得額は同じ)。取得日と、税込・税抜のどちらかを必ず確認する
Enterprise の席単価 $20/シート(年払いのみ。APIレートでの使用量は別途)。カードと FAQ で同額
Max の階層別金額 「$100 から」のみ。20倍の金額は料金ページに無い
固定のメッセージ数 公表されていない。 具体的な回数を示す記事は根拠を確認する
同一プールの消費 Claude Code だけで見積もると足りない
為替・海外取引手数料 円換算は自分のカードのレートと規定で計算する($20 などの税抜額には消費税10%を足す。税込表示の額には足さない)

この記事が前の版から訂正したこと

同じ価格が、取得のしかたで税抜にも税込にも出る。claude.com/ja/pricing を 2026-09-30 に取得(当メディアの環境)。静的に取得した本文は税抜で、Pro 月払い $20、Max $100 から。注記「表示価格には該当する税金は含まれていません」。ブラウザで開いた画面は税込で、Pro 月払い $22、Max $110 から。注記「Prices include 10% JCT」。比はちょうど1.1倍。値上げではない。税込の金額に、さらに10%を足さない。

この記事は9月1日に書き、9月4日に書き直し、9月8日に誤りを訂正し、9月30日にその訂正の一部を再訂正しました。 何を間違えていたかを書いておきます。料金記事は誤ったまま置かれるのが一番害になるからです。

誤っていた記述(09-04〜09-06 の版) 訂正内容(09-08)
「Pro $20→$22 へ値上げ。3日で変わった」 値上げは起きていなかった。 $20 のまま。掲載した$22は実価格の1.1倍
Max「$110 から」 「$100 から」。$110は1.1倍
Team スタンダード $27.50/プレミアム $137.50 $25/$125。いずれも1.1倍
「公式ページに Prices include 10% JCT と明記。表示価格に込み」 その記載は公式ページに存在しない。 実際は「表示価格には該当する税金は含まれていません」=税抜(→この訂正は誤り。次の行で再訂正)
円換算表・席数別の年額・稟議項目 すべて実価格と税抜で再計算(ただし「年払いにすると10席で年99,000円・20席で年198,000円の差」の1文は戻っておらず、09-30 に訂正)
09-08 の訂正「Prices include 10% JCT の記載は存在しない」「存在しない一次情報を引用していました」 09-30 に再訂正。 保存した取得結果では、9月21日と30日に当メディアの環境でブラウザ表示した画面に、税込の $22 などとともにこの注記が出ていた(09-08 当日の画面は未保存で未確認)。静的に取得した本文には無く、税抜の $20 などと「表示価格には該当する税金は含まれていません」が出る。09-04〜09-06 版の誤りは注記の引用ではなく、税込の $22 を税抜の $20 と比べて値上げと書いたこと
本文冒頭の画像の文字「料金、値上がりしていた」 09-08 の訂正で差し替え漏れ。09-30 に差し替え
この節の図の文字『3日で値が動いた』(急に跳ね上がる折れ線の図) 09-08 の訂正で差し替え漏れ。09-30 に、税抜と税込の表示の違いを示す図へ差し替え

09-04〜09-06 版の誤りは、税込の $22 を税抜の前回値 $20 と比べて「新価格」と読み違えたことです。 6項目すべてが実価格のちょうど1.1倍でした。さらに訂正履歴まで書いて誤りを補強していました。そして 09-08 の訂正では、静的に取得した本文だけを根拠に「その記載は存在しない」「存在しない一次情報を引用していました」と書き、今度は逆向きに誤りました。9月21日・22日には別記事(AI導入費用、AIツール料金ウォッチ)でも Team タブの同じ表示を記録していましたが、この記事には反映していませんでした。当メディアの環境では、ブラウザで開いた画面と静的に取得した本文で、金額も注記も違っていました。 一次情報は「あるはず」「無いはず」で書かず、取得した方法ごとに本文の中に文字列があることを確認してから書きます。

訂正履歴

  • 2026-09-30: 公式ページを再取得(静的取得とブラウザ描画の両方)。公式の金額・使用量に変更なし(円の計算1か所は末尾のとおり訂正。確認した項目: Pro 月払い$20・年払いなら月$17(一括$200)、Max「$100 から」、Team スタンダード$25/$20・プレミアム$125/$100、Enterprise US$20/シート(カードと FAQ で同額)、税抜の注記、5時間ローリング・有料プランの週次制限・同一プール・固定のメッセージ数なし・上限到達時の3択、Claude Code は全ての有料プランに含まれる)。ページ側で変わっていたプラン別の機能一覧を差し替え(Free カード5項目・Pro 追加8項目。「Claude Cowork」の項目はカードから消え、プロジェクトは Free でも最大5つ、Max の項目名は「出力制限」)。09-08 の訂正にあった「存在せず」「存在しない一次情報を引用していました」は誤りだったため再訂正(9月21日・30日のブラウザ表示に「Prices include 10% JCT」が実在。09-04〜09-06 版の誤りは、税込の $22 を税抜の $20 と比べて値上げと書いたこと)し、税込表示との見分け方を追記。注意点の「3日で上がった実例がある」は 09-08 の訂正と矛盾していたため削除。99,000円/198,000円は 09-04〜09-06 版の税込単価($27.50/$22)で計算したまま残っていた誤りで、税抜で計算し直すと 90,000円/180,000円。09-08 の訂正でこの1文は戻っていなかった。 本文冒頭の画像を差し替えました。9月4日の誤報時に作った『料金、値上がりしていた』という文字入りの画像が本文冒頭に残っており、9月8日の訂正でも差し替えていませんでした。新しい画像に金額や『値上げ』の表記はありません。訂正の節の図も差し替えました。『3日で値が動いた』という文字と、急に跳ね上がる折れ線の図が残っていたためです。
  • 2026-09-08: 09-04〜09-06 版の「値上げ」を撤回し、金額・円換算表・稟議項目を実価格へ戻した(上の表)
  • 2026-09-04: 全面改稿

よくある説明のうち、公式ページで否定できるもの

よく見る説明 公式ページの記載(2026-09-30)
「Max は $100 と $200」 カードは「$100 から」のみ。20倍の金額は載っていない
「Pro が $22 に値上げされた」 $22 は税込の表示(画面に「Prices include 10% JCT」)。静的に取得した本文では $20 と「表示価格には該当する税金は含まれていません」。ちょうど1.1倍で、値上げではない
「Claude Code には専用の枠がある」 Web・アプリ・Claude Code は同じプールを消費
「Free で試せる」 Claude Code は全ての有料プランに含まれる=Free は対象外
「Pro なら1日◯回使える」 「固定のメッセージ数はありません」と明記
「上限に当たったら待つしかない」 上位プラン移行/使用クレジットでAPIレート継続の2つも提示されている

金額を断定している記事は、取得日と一次情報の引用を確認してください。 この記事自身が、取得日を添えたまま誤った金額を出した実例を持っています(上の訂正表)。

まとめ

  • Free では使えない。 Claude Code は全ての有料プランに含まれる
  • 2026-09-30 時点で Pro 月払い$20・年払いなら月$17(一括$200)・Max $100から・Team スタンダード$25(いずれも税抜)。 9月1日の初版と同じ金額。消費税10%は税抜額に足す。ブラウザで $22 などと出るのは税込表示で、値上げではない
  • 使用量は5時間ローリング+週次制限。Web・アプリ・Claude Code が同じプールを共有する
  • 上限に当たっても待つ以外に2つの道がある(上位プラン / 使用クレジットでAPIレート継続)
  • 判断は「月に何回聞くか」ではなく「1回の作業がどれだけ長いか」。当メディアの実測は1セッション中央値73回・最大1,062回
  • 当メディアは Pro で足りたかを知らない。 実請求額も未計測。自分で測ってから決めてください

契約プランの決定と、そのあとの運用設計(枠の管理・止まったときの切り替え・チームでの権限設計)まで含めて相談したい場合は、当メディアの運用をそのまま持ち込めます。

よくある質問

Claude Code は無料で使えますか。
使えません。2026年9月30日時点の公式FAQでは「Claude Code はすべての有料プランに含まれています」と明記されており、機能比較表でも Free は「いいえ」です。試すだけでも Pro 以上が必要です。
Pro の使用量でどれくらい使えますか。
固定のメッセージ数は公表されていません。公式は「5時間セッションあたり Free の少なくとも5倍」としており、会話の長さ・モデル・機能で変わると説明しています。重要なのは、Web版やアプリでの利用と Claude Code が同じプールを消費する点です。
上限に達したらどうなりますか。
公式FAQでは3つ挙げられています。リセットを待つ、上位プランへ移行する、有料プランなら使用クレジットをオンにして標準APIレートで作業を続ける、です。設定>使用状況で現在の状態を確認できます。
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