| 料金 |
|
|---|---|
| 公式サイト | https://aidia.pengi-n.co.jp/tools/ |
| メリット | Veo 3.1(Gemini API): 尺・解像度・アスペクト比・1リクエストの生成本数・生成物の保存期間が公式ドキュメントに数値で明記されており、仕様を推測せずに設計できる。1秒あたりの単価が解像度別に公開されているため、尺が決まれば費用が先に確定する。標準・Fast・Liteの3段があり、同じ尺・解像度の指定のまま単価を1/8まで落とせる(720pで$0.40→$0.05)。「料金が発生するのは、動画が正常に生成された場合のみ」と公式に明記がある Runway: 製品FAQに「What you create in Runway is yours — you own your work on every plan, including the Free plan.」と記載があり、無料プランを含めて生成物の扱いが公開ページで確認できる。月次クレジットに対して「625クレジット=Gen-4.5で52秒」のように含まれる秒数が公式表示されているため、サブスクでも秒あたりの目安を自分で計算できる。製品ページのFAQにSeedance 2.5・Kling 3.0・Veo 3.1が使える旨の記載があり、1契約で複数モデルを試せる Kling: 1秒あたりの単価が720P/1080P/4Kの3段階かつ「ネイティブ音声あり/なし」まで分けて公開されており、音声を使わない用途では単価を下げられる(1080Pで$0.14→$0.112)。日本語の公式機能ページに最大15秒の出力と明記があり、今回比較した中で1回の生成尺の上限が公式に数値で確認できた。商用利用条件が規約の文章として公開されている。APIの前払いパッケージは価格・ユニット数・有効期限・並列数が公式表示され、$9.8(100ユニット・30日・並列5)から始められる Sora: サービスとしては終了しているが、APIの終了日が2026年9月24日と公式に告知されており、移行の期限が明確になっている。生成済みコンテンツの書き出し手順(sora.chatgpt.com/sunset からExport)と、購入済みクレジットをCodexで使える旨も公式ヘルプに記載がある |
| デメリット | Veo 3.1: 商用利用条件が料金ページ・仕様ページ・消費者向けプランページのいずれにも記載されておらず、当日の照合では確認できなかった(未確認)。1080pと4kは8秒の尺でしか指定できず、動画延長を使うと720pに制限される。生成された動画のサーバー保存期間は2日で、取り置きはできない。生成物にはSynthIDの透かしが入る(Gemini API仕様ページに明記)。消費者向けプランのGoogle AI Proページには「Veo 3.1 Lite」の名称が限定トライアルとして登場するが、動画1本あたりの消費クレジット数は公式表示がなく、月額プランと単価の対応を公式表示で突き合わせられない Runway: モデル別のクレジット表にGen-4.5の出力解像度が表示されておらず、解像度の条件を他社と揃えられなかった(4K Upscalingは別機能で、Standard以上の特典)。料金ページのFAQは1回の生成尺について「Single generations are short clips.」と述べるだけで、選べる尺が5秒と10秒であることはヘルプセンター側にしか書かれていない。月次クレジットの繰越はMaxのみ1ヶ月で、StandardとProは請求日から24時間以内にリセットされる。Team・Enterpriseの席単価は料金ページの別タブにあり当日未確認 Kling: 個人プラン(Basic〜Ultra)は月次クレジット制だが、動画1本あたりの消費クレジット数がプランページに掲載されておらず、月額から秒あたりの費用を算出できない(未確認)。プランカードの「100 Credits = $1.06」等の単価表示は初月割引価格から計算されており、2ヶ月目以降の実単価とは一致しない。商用利用は有料加入者に限られ、無料のBasicは比較表で対象外の表記。4Kの扱いは公式内で表記が分かれており、機能ページは「Proが4Kのロックを解除」、プラン比較表は有料プラン共通の特典として1080p・4Kを記載している Sora: ウェブとアプリは2026年4月26日に終了しており、料金プランが現存しないため料金比較の対象にできない。終了後は関連データが恒久的に削除される旨の記載がある。ChatGPT内に後継の動画生成機能が残っているかは、当日の照合では確認できなかった(未確認) |
結論: Soraは比較対象から外れ、残る3つは「1秒あたり」でしか条件が揃わない
2026年9月19日にOpenAI・Google・Runway・Klingの公式ページを再取得しました。単価と月額に変更はありません。変わったのは、SoraのAPI終了日が目前(9月24日)に来たことと、Runwayの料金ページからVeo 3.1の名前が消えて製品ページのFAQ側に移ったこと、そしてKling APIの前払いパッケージの中身が公式表示されたことです。詳細は末尾の検証履歴に置いています。
動画生成AIの比較記事は、モデルが月次で更新されるため中身が古くなりやすい領域です。各公式ページを確認すると、比較の前提そのものが2つ動いていました。Soraはウェブ・アプリが2026年4月26日に終了し、APIも2026年9月24日に終了予定です。そしてRunwayの1契約からKling 3.0とVeo 3.1が使えます(9月19日時点では製品ページのFAQに記載)。
そのうえで、料金を横並びにできる軸は1つだけでした。APIの従量課金における「音声付き・1秒あたりのUSD」です。Runwayはサブスク型のため、月額を含まれる秒数で割った算出値しか出せません。本記事はこの「揃う軸」と「揃わない軸」を分けて示し、確認できなかった項目は空欄にせず「未確認」と書いています。
この記事のレーン分け: 本記事はテキストや画像から映像を生成するモデル(Veo・Runway・Kling・Sora)の料金と仕様を担当します。話す人物の映像を作るアバター型はHeyGenのツール解説、撮影済み素材の編集・ナレーション制作はAI音声・動画ツールの料金比較(ElevenLabs・Descript・HeyGen)、AIツール全体の月額一覧はAIツール料金一覧(2026年8月)、導入予算の相場観はAI導入費用の相場が担当します。
前提1: Soraは終了済み。残っているのはAPIの期限だけ
openai.com/sora/ を開くと、OpenAIヘルプセンターの終了告知ページへ転送されます。記載は次のとおりです(2026年9月19日に再取得し、8月18日と同じ文面であることを確認)。
- 「The Sora web and app experiences were discontinued on April 26, 2026.」
- 「The Sora API will be discontinued on September 24, 2026.」
つまりウェブとアプリは終了済み、APIは期限が残っている状態です。そして本稿の更新時点(9月19日)から数えて、API終了までは5日です。料金プランのページは存在しないため、Soraの月額を比較表に並べることはできません。検索で見つかる比較記事の多くがSoraを現行サービスとして扱っていますが、少なくとも公式ページ上の事実はこの2行です。
実務で影響が出るのはAPIを組み込んでいる場合です。あわせて次の記載があります。
- データの書き出し: 「You can export content you created in Sora by going to sora.chatgpt.com/sunset and clicking on Export.」
- 終了後: 「we will permanently delete any data associated with your use of Sora」(関連データを恒久的に削除する旨)
- クレジット: 購入済みのChatGPT/SoraクレジットはCodexで使える旨の記載あり
sora.com は sora.chatgpt.com へ転送されますが、当日の取得では本文が空でした。移行先の検討は、この記事の単価表から始められます。
前提2: Runwayの契約に、Veo 3.1とKling 3.0が含まれている
もう1つの前提です。Runwayの製品ページのFAQには「Use Runway's first-party video models like Gen-4.5 or Aleph 2.0, or choose from other premier video models like Seedance 2.5, Kling 3.0, Veo 3.1 and more.」と記載があります(2026年9月19日確認)。自社モデルに加えて他社の主要モデルを同じ契約から叩ける、という案内です。
ただし、この事実がどこに書かれているかは9月19日に変わりました。 8月18日時点の料金ページはStandardの欄に「All AI images and video models (Gen-4.5, Nano Banana Pro, Aleph, Veo 3.1, and more)」とモデル名を並べていましたが、9月19日の料金ページは「Access to all AI video & image models」という表記に変わり、Veo 3.1の名前はページ内に1件も出てきません。プランカード下部のバッジに残っているのはGen-4.5・Kling 3.0・Nano Banana Pro・Seedance 2.5・Topaz AI Upscaleです。Veoが使えるかを料金ページだけで確かめることは、現在はできません。稟議に添えるなら製品ページのFAQを取ってください。
なおSeedanceのバージョン表記は公式内で分かれています。料金ページのモデル別消費レート表は「Seedance 2.0 Pro 1080p」「Seedance 2.0 Fast」、プランカードのバッジと製品ページFAQは「Seedance 2.5」です(いずれも9月19日確認)。
これは比較の構造を変えます。「4つのうちどれを契約するか」ではなく「同じモデルをどの経路から叩くか」という問いに変わるためです。経路は3つあります。
| 経路 | 課金の形 | 向いている状況 |
|---|---|---|
| 各社のAPIを直接叩く | 従量課金(1秒あたり) | 自社サービスやバッチ処理に組み込む。使った分だけ払いたい |
| Runwayのサブスクを契約する | 月次クレジット制 | 人が画面で作る。複数モデルを試して選びたい |
| Klingの個人プラン/Google AIプランを契約する | 月次クレジット制 | 単一サービスの画面で完結させたい |
同じKling 3.0を使う場合でも、Kling APIから叩くのか、Runwayのクレジットで叩くのかで費用の形が変わります。この前提を先に決めないと、比較しても数字が噛み合いません。
条件を揃えた比較: 音声付き・1秒あたりのUSD(API・従量課金)
課金条件を揃えられたのはここだけです。「1秒あたり」「解像度別」「音声あり」の3条件で並べます。数値はすべて公式ページの表示値です(2026年9月19日確認。8月18日の初回確認から変更はありません)。
| モデル | 音声 | 720p | 1080p | 4K |
|---|---|---|---|---|
| Veo 3.1 標準 | 常時オン | $0.40 | $0.40 | $0.60 |
| Veo 3.1 Fast | 常時オン | $0.10 | $0.12 | $0.30 |
| Veo 3.1 Lite | 常時オン | $0.05 | $0.08 | 対象外 |
| Kling 3.0 Turbo | Native Audio あり | $0.112 | $0.14 | 表示なし |
| Kling 3.0 | Native Audio あり (Voice Control なし) |
$0.126 | $0.168 | $0.42 |
| Kling 3.0 Omni | Native Audio あり (動画入力なし) |
$0.112 | $0.14 | $0.42 |
音声を使わない条件だと、Klingは単価が下がります(Veo側は音声オフの単価が公式表に見当たらないため未確認)。
| モデル | 音声 | 720p | 1080p | 4K |
|---|---|---|---|---|
| Kling 3.0 | Native Audio なし | $0.084 | $0.112 | $0.42 |
| Kling 3.0 Omni | Native Audio なし (動画入力なし) |
$0.084 | $0.112 | $0.42 |
| Kling 3.0 Omni | Native Audio なし (動画入力あり) |
$0.126 | $0.168 | $0.42 |
| Veo 3.1 系 | 音声オフの単価表示なし | 未確認 | 未確認 | 未確認 |
表を読むときの注意が3つあります。
- Kling APIは前払いパッケージ制です。 上の単価は「1 Unit = $0.14(定価)」を前提とした表示で、これは公式ページに明記があります。8月18日の取得では中身が読めなかったパッケージの一覧が、9月19日には表示されていました(次項)
- Veoのプレビュー表記に注意。 モデルIDは
veo-3.1-generate-preview等で、公式に「プレビュー モデルは、安定版になる前に変更される可能性があり、レート上限が厳しくなる可能性があります」と注記があります - 失敗時の課金条件はVeo側に明記があります。 「料金が発生するのは、動画が正常に生成された場合のみです」との記載です。Kling側の失敗時の扱いは当日の照合では確認できませんでした(未確認)
Kling APIの前払いパッケージ(2026年9月19日 公式表示)
単価は「1ユニット=$0.14」が基準ですが、まとめ買いで単価が下がります。有効期限と並列数も一緒に書かれているため、予算と処理設計を同時に決められます。
| 区分 | 価格 | ユニット数 | 1ユニット単価 | 有効期限 | 並列数 |
|---|---|---|---|---|---|
| トライアル | $9.8(定価$14) | 100 | $0.098 | 30日・繰越と延長なし | 5 |
| トライアル | $98(定価$140) | 1,000 | $0.098 | 30日・繰越と延長なし | 5 |
| 180日プラン1 | $700 | 5,000 | $0.14 | 180日・繰越と延長なし | 20 |
| 180日プラン2 | $2,100 | 15,000 | $0.14 | 180日・繰越と延長なし | 20 |
| 180日プラン3 | $3,780(定価$4,200) | 30,000 | $0.126 | 180日・繰越と延長なし | 20 |
| 180日プラン4 | $5,670(定価$6,300) | 45,000 | $0.126 | 180日・繰越と延長なし | 20 |
| 180日プラン5 | $7,560(定価$8,400) | 60,000 | $0.126 | 180日・繰越と延長なし | 20 |
- トライアルは初回購入のみ30%引きで、購入回数の上限は5回と表示されています
- 30,000ユニット以上が10%引きです。それ未満のパッケージは定価の$0.14のまま
- 有効期限が切れた分は繰り越せません。 180日で使い切れる量かどうかを先に見ないと、単価の安さが相殺されます。1080pのKling 3.0 Turbo(音声あり・1秒1ユニット)なら、5,000ユニットは5,000秒ぶんです
- これを超える規模はCustom Packageの問い合わせ導線があり、価格の表示はありません
8秒・1080pの動画を1本作った場合(算出)
単価に尺を掛けた試算です。すべて算出値であり、公式が提示している金額ではありません。
| モデル | 1秒あたり | 8秒1本(算出) |
|---|---|---|
| Veo 3.1 標準 | $0.40 | $3.20 |
| Kling 3.0(音声あり・Voice Controlなし) | $0.168 | $1.34 |
| Kling 3.0 Turbo(音声あり) | $0.14 | $1.12 |
| Kling 3.0 Omni(音声あり・動画入力なし) | $0.14 | $1.12 |
| Veo 3.1 Fast | $0.12 | $0.96 |
| Veo 3.1 Lite | $0.08 | $0.64 |
8秒を選んだのは、Veo 3.1で1080p以上を使う場合に指定できる尺が8秒のみだからです(後述)。同じ尺・同じ解像度・音声ありという条件では、この6行が比較可能な範囲になります。ここから先の選択は単価ではなく、出力の質と要件の適合で決まるため、実際に同じプロンプトで試すのが確実です。
揃えられない軸: サブスク型は「月額 ÷ 秒数」の算出しかできない
Runwayはサブスク型で、従量課金ではありません。ただしRunwayの料金ページはプランに含まれるクレジットを「Gen-4.5で何秒分か」に換算して公式表示しているため、割り算はできます。
| プラン | 月払い | 年払い(月額換算) | 月次クレジット | 含まれるGen-4.5の秒数(公式表示) | 1秒あたり(算出) |
|---|---|---|---|---|---|
| Free | $0 | — | 125(一度のみ・無期限) | 約10秒分(算出) | — |
| Standard | $15 | $12 | 625 /月 | 52秒 | $0.288/$0.231 |
| Pro | $35 | $28 | 2,250 /月 | 187秒 | $0.187/$0.150 |
| Max | $95 | $76 | 9,500 /月 | 791秒 | $0.120/$0.096 |
| Team・Enterprise | 当日未確認 | 当日未確認 | Teamは1席6,900(ヘルプ記載) | 未確認 | — |
Gen-4.5は「12 credits per second」と公式FAQに明記があり、上の秒数と整合します(625÷12=52.08、9,500÷12=791.6)。Team・Enterpriseは料金ページの別タブにあり、静的取得でもレンダリング取得でも席単価が出ませんでした。Teamの月間クレジット(1席6,900・ワークスペース共有)だけは公式ヘルプで確認できています。
この算出値を前の表と同じ軸で比べてはいけません。 理由は3つあります。
- 使い切り前提の割り算です。 月次クレジットを余らせれば実効単価は上がります。繰越はMaxのみ1ヶ月で、StandardとProは請求日から24時間以内にリセットされる旨がFAQに記載されています
- 解像度の条件が揃いません。 モデル別クレジット表にGen-4.5の出力解像度の表示がなく、4K Upscalingは別機能(Standard以上の特典)です。従量課金側の「1080pで$0.14」と直接は比べられません
- クレジットは動画以外にも使えます。 画像生成・音声・音楽が同じクレジット枠を共有するため、動画専用の予算として見ると目減りします
Kling個人プランとVeo消費者向けプランについては、そもそも算出すらできませんでした。
| サービス | 月額 | 月次クレジット | 秒あたりの算出 |
|---|---|---|---|
| Kling Standard | $8.8(2ヶ月目以降) | 660 | 算出不可(動画1本の消費クレジット数がプランページに表示なし) |
| Kling Pro | $32.56 | 3,000 | 算出不可(同上) |
| Kling Premier | $80.96 | 8,000 | 算出不可(同上) |
| Kling Ultra | $159.99 | 26,000 | 算出不可(同上) |
| Kling Team | $79/席/月(定価$99・年払い $59/席/月=$708/席/年) | 10,000/席+チーム30,000 | 算出不可(同上) |
| Google AI Plus | ¥725/月 | Google Flow 200 | 算出不可(動画1本のクレジット数の表示なし) |
| Google AI Pro | ¥2,900/月 | Google Flow 1,000 | 算出不可(同上) |
| Google AI Ultra | ¥14,500/月〜¥32,000/月 | 10,000 または 25,000 | 算出不可(同上) |
Klingの公式FAQには、消費クレジット数は「出力数・モデル・尺・解像度」で変動する旨の説明がありますが、モデル別の単価表はプランページに掲載されていません。Kling個人プランの初月割引にも注意が必要です。 Standardは初月$6.99・定価表示$10・2ヶ月目以降$8.8/月、Proは初月$25.99・定価$37・2ヶ月目以降$32.56/月、Premierは初月$64.99・定価$92・2ヶ月目以降$80.96/月、Ultraは初月$127.99・定価$180・2ヶ月目以降$159.99/月と、3つの数字が同じ画面に並びます。稟議に載せるのは2ヶ月目以降の金額です。
プランカードに出ている「100 Credits = ◯ドル」の表示も、初月価格から計算されています。 Standardのカードは「100 Credits = $1.06」と表示しますが、これは初月$6.99を660クレジットで割った値です。2ヶ月目以降の$8.8で割り直すと$1.33になります。同様に計算すると次のとおりです(当メディアの算出)。
| プラン | 公式表示の100クレジット単価 (初月価格から算出) |
2ヶ月目以降の100クレジット単価 (当メディア算出) |
|---|---|---|
| Standard | $1.06 | 約$1.33 |
| Pro | $0.87 | 約$1.09 |
| Premier | $0.81 | 約$1.01 |
| Ultra | $0.49 | 約$0.62 |
Teamプランの「100 Credits = $0.79(月払い)/$0.59(年払い)」だけは初月割引が掛かっていないため、公式表示のまま読めます。継続利用の単価を比べるときは、個人プランの表示値をそのまま使わないでください。
Google AIプラン側にはもう1つ注意点があります。「Veo」の名前自体はGoogle AI Proページに出てきます(「速度と効率性を重視した動画生成モデル『Veo 3.1 Lite』の限定トライアルもご利用いただけます」という記載。9月19日にも同じ文面を確認)。ただし単価はモデル別ではなく「Google Flowクレジット」という共通枠で表記され、動画1本あたりの消費クレジット数は公式ページに明記がありません。したがって「Veoの料金は月額◯円」という単価換算は、公式表示だけでは組み立てられません。
尺・解像度・音声・商用条件・ウォーターマーク(公式表記のまま)
料金以外の条件を並べます。「未確認」は、その条件が存在しないという意味ではなく、当日の公式ページで確認できなかったという記録です。
| 項目 | Veo 3.1(Gemini API) | Runway(Gen-4.5) | Kling 3.0 | Sora |
|---|---|---|---|---|
| 提供状況 | 提供中(プレビュー表記) | 提供中 | 提供中 | ウェブ・アプリ 2026/4/26 終了 API 2026/9/24 終了予定 |
| 1回の尺 | 4秒 / 6秒 / 8秒 (1080p・4kは8秒のみ) |
5秒 / 10秒 (公式ヘルプ記載。料金ページFAQは「short clips」とのみ) |
最大15秒 (公式機能ページ表記) |
— |
| 解像度 | 720p / 1080p / 4k (動画延長時は720pのみ) |
クレジット表に表示なし 4K Upscalingは別機能 |
720P / 1080P / 4K (API価格表) |
— |
| アスペクト比 | 16:9 / 9:16 | 未確認 | 未確認 | — |
| 音声 | 常時オン(音声付きが既定) | 未確認 (音声は別モデル・別クレジット) |
あり/なしを選択 (単価が変わる) |
— |
| 1リクエストの本数 | 1本 | 未確認 | 未確認 | — |
| 生成物の保存 | サーバー保存2日 (延長で参照するとタイマーがリセット) |
5GB(Free)/20GB(Standard) /100GB(Pro)/500GB(Max) |
未確認 | 終了後に削除の旨 |
| 商用利用 | 未確認(記載が見当たらず) | 全プラン可(Free含む・FAQに明記) | 有料加入者のみ(条件付き) | — |
| ウォーターマーク | SynthIDの透かしあり(除去可否は未確認) | Standard以上で「No watermarks」 | 無料枠はあり/有料は除去可 | — |
| 税込・税別 | 未確認 | 未確認 | 未確認 | — |
| 通貨 | USD | $表記のみ(通貨コード未確認) | $表記のみ(通貨コード未確認) | — |
尺と解像度で1点だけ、実装時に効く制約があります。Veo 3.1は1080pと4kを8秒の尺でしか指定できず、動画延長(video extension)を使うと720pに制限されます。 「1080pで15秒」という要件は、Veo単体では公式仕様上つくれません。Klingは公式の日本語機能ページに「最大 15 秒のマルチショット映画出力」「Kling 3.0 は、スムーズで中断のないナラティブの生成を 15 秒まで延長します」と記載があります。
長尺が要る場合の上限も公式に数値があります。 Veo 3.1の動画拡張は1回7秒ずつ、最大20回まで延長でき、入力と生成分を合わせた出力は最大148秒です(入力側の動画は141秒以内)。ただしこの機能は720p限定で、Veo 3.1 Liteでは使えません。また生成物のサーバー保存は2日ですが、延長のために参照すると2日のタイマーがリセットされる旨も明記されています(すべてGemini APIの公式仕様ページ・2026年9月19日確認)。
Klingの4Kについては、公式内で表記が分かれています。 機能ページには無料枠のウォーターマークに関する注記とあわせて「1080p エクスポート (Pro は 4K のロックを解除します)」と書かれている一方、プラン比較表では「1080p/4K Video Generation」が有料プラン共通の特典として並びます。4Kが必要な要件では、契約前に対象プランを問い合わせるのが安全です。
商用利用条件は「可・不可」の一言では書けない
比較記事で最も雑になりやすいのがここです。3サービスとも書き方が違いました。
Runway — 製品ページのFAQに明記があります。
Yes. What you create in Runway is yours — you own your work on every plan, including the Free plan.
無料プランを含めて生成物は利用者のものだという記載です。公開ページで確認できるため、稟議の証跡として使えます。
Kling — 有料加入者に商用利用を認める形です。規約には、Kling AIの製品・サービスと競合するものの開発に使わないことを条件とする旨が記載されています。加えて、肖像権・氏名権・著作権・商標・広告規制・AI生成コンテンツの表示義務などへの適合は利用者側の責任であるとされ、詳細は「Kling AI Paid Services Agreement」を参照するよう案内されています。無料のBasicはプラン比較表で商用利用が対象外の表記です。
Veo — 料金ページ・仕様ページ・消費者向けプランページのいずれにも、生成物の商用利用条件の記載が見当たりませんでした(未確認)。関連して、Googleの「生成 AI の追加利用規約」のページには、AI関連のトピックをカバーするため2024年5月22日にGoogle利用規約を更新し、それ以降はこの追加規約が適用されなくなった旨が記載されています(この規約に言及している契約書に署名済みのビジネスパートナーを除く)。商用利用の可否は、適用されるGoogle利用規約側での確認が必要です。
この差は、金額より先に決着させるべき項目です。 単価が安い経路を選んでも、商用利用の条件が要件と合わなければ使えません。AI生成であることの表示ルールについてはAI生成画像の出所をC2PAで確認する手順に、社内での線引きの作り方はAI導入費用の相場にそれぞれ整理しています。
用途別の向き不向き
優劣ではなく条件で分けます。3サービスとも守備範囲が重なりきっていないため、併用も現実的です。
Veo 3.1(Gemini API)が噛み合う条件
- 自社サービスやバッチ処理に組み込む。使った分だけ払いたい
- 尺・解像度・アスペクト比・生成本数を仕様として固定したい(公式ドキュメントに数値がある)
- 単価を段階的に下げたい(同じ尺・解像度の指定のまま標準→Fast→Liteで720pなら$0.40→$0.05)
一方で、商用利用条件が料金・仕様ページで確認できず、生成物のサーバー保存は2日です。1080p以上は8秒固定という制約もあります。
Runwayが噛み合う条件
- 人が画面で作る。試行回数が読めないので、月額の固定費にしたい
- 複数モデル(Gen-4.5・Veo 3.1・Kling 3.0・Seedance 2.5 等)を1契約で試したい
- 無料プランを含めて生成物の扱いを公開ページで確認したい
一方で、Gen-4.5の出力解像度がクレジット表に表示されず、選べる尺(5秒・10秒)はヘルプセンター側にしか書かれていません。クレジットは画像・音声とも共有で、繰越はMaxのみです。
Kling 3.0が噛み合う条件
- 1回の生成で10秒を超える尺が要る(公式に最大15秒の記載)
- 音声の有無で単価を切り替えたい(1080Pで$0.14 ↔ $0.112)
- APIを前払いパッケージで予算を先に固定したい(1 Unit = $0.14が基準。180日有効・繰越なし・並列20。30,000ユニット以上で$0.126)
- 小さく試してから決めたい(トライアルの$9.8=100ユニット・30日・並列5から始められる)
一方で、個人プランは動画1本の消費クレジット数が非公開で月額から秒あたりを算出できず、商用利用は有料加入者に限られます。4Kの対象プランは公式内で表記が分かれています。
Soraを使っていた場合
新規の選択肢にはなりません。2026年9月24日のAPI終了までに、生成済みコンテンツの書き出しと移行先の決定を終えるのが実務です。移行先の試算は、本記事の1秒あたり単価の表から始められます。
稟議に出すときの証跡の取り方
このジャンルは月次でモデルと価格が動きます。金額を記事から転記するのではなく、次の順で自分の証跡を作るほうが後で揉めません。
- 経路を1つ決める(API直叩き/Runwayサブスク/単一サービスのプラン)。ここが決まらないと数字が噛み合いません
- 要件を3つの数値で書く — 1本の尺(秒)・解像度・音声の有無。この3つでVeoの8秒制約やKlingの15秒が効いてきます
- 月間の本数を仮置きして総額を出す — 従量課金は「単価×尺×本数」、サブスクは「含まれる秒数 ÷ 尺」で本数上限を出します(Gen-4.5は5秒で1本60クレジット・10秒で120クレジット。5秒基準ならStandard 625クレジットで10本、Pro 2,250で37本、Max 9,500で158本。10秒にすると本数は半分=いずれも算出)
- 商用利用条件をスクリーンショットで残す — 金額・プラン名・確認日が一緒に写る形で保存します。Klingは有料のみ・競合開発の除外条件付き、Veoは記載が見当たらない、という差をそのまま添えます
- 税と通貨の注記を1行入れる — 3サービスとも税込・税別の明記が当該表示上に見当たらず、Runway・Kling・Veo APIはドル表記です。円換算で予算を固定すると為替で崩れます
検証履歴
- 2026年9月19日: OpenAI・Google・Runway・Klingの公式ページ計10本を再取得し、本記事が掲載している金額・秒単価・クレジット数・上限を全件照合しました。単価と月額に変更はありません(Veo 3.1標準 $0.40/$0.40/$0.60、Fast $0.10/$0.12/$0.30、Lite $0.05/$0.08・4K対象外、Kling 3.0 Turbo $0.112/$0.14、Kling 3.0 $0.084〜$0.42、Omni $0.084〜$0.42、1 Unit = $0.14、Runway $15/$12・$35/$28・$95/$76と625/2,250/9,500クレジットおよび52秒/187秒/791秒、Kling個人プラン $8.8/$32.56/$80.96/$159.99とTeam $79・$59/席、Google AIプラン ¥725/¥2,900/¥14,500〜¥32,000とFlowクレジット200/1,000/10,000または25,000、Soraの終了日2026年4月26日とAPI終了日2026年9月24日)。訂正・追記は5点です。 (1) Runwayの料金ページからVeo 3.1の名前が消え、「All AI images and video models (Gen-4.5, Nano Banana Pro, Aleph, Veo 3.1, and more)」という表記が「Access to all AI video & image models」に変わっていました。Veo 3.1が使える旨は製品ページのFAQ側に残っているため、前提2の根拠をそちらへ差し替えました。(2) Runwayのストレージが有料3プランすべてに表示されるようになったため、比較表を Free 5GB/Standard 20GB/Pro 100GB/Max 500GB に更新しました。(3) Runwayの1回の生成尺は「秒数の明示なし」としていましたが、公式ヘルプに5秒と10秒(60クレジットと120クレジット)の記載があったため表と稟議手順の試算を直しました。あわせて8秒=96クレジットで計算していた本数の目安を5秒・10秒基準に置き換えています。(4) Kling APIの前払いパッケージが公式表示され、「価格・有効期限・並列数は要問合せ」としていた箇所を確定値($9.8〜$7,560、有効期限30日または180日、並列5または20、30,000ユニット以上で10%引き)に差し替えました。(5) Klingのプランカードに出る「100 Credits = $1.06」等の単価表示が初月割引価格から算出されている点を追記しました。当日未確認のまま残した項目は、Veoの商用利用条件、Veoの音声オフ単価、Kling APIの失敗時の課金、Klingのアスペクト比と生成物の保存条件、そしてRunwayのTeam・Enterpriseの席単価(料金ページの別タブが静的取得でもレンダリング取得でも開けず)です。
まとめ
2026年9月19日時点の事実を3行にすると、次のとおりです。
- Soraは比較対象ではない。 ウェブ・アプリは2026年4月26日に終了済み、APIは2026年9月24日に終了予定で、期限は目前
- 横並びにできるのはAPIの「音声付き・1秒あたり」だけ。 1080pでVeo 3.1標準$0.40/Veo 3.1 Fast$0.12/Kling 3.0 Turbo$0.14
- サブスクは同じ表に置けない。 Runwayは月額÷含まれる秒数で$0.096〜$0.288/秒(算出)、Kling個人プランとGoogle AIプランは動画1本のクレジット数が非公開で算出すらできない
そして、選ぶ前に決めるべきは金額ではなく経路と商用利用条件です。Runwayの1契約からVeo 3.1とKling 3.0を叩ける以上、「どのモデルが良いか」より「どの経路から叩くか」が費用の形を決めます。
アバター型の動画はHeyGenのツール解説、撮影済み素材の編集やナレーションはAI音声・動画ツールの料金比較、他ジャンルの月額はAIツール料金一覧(2026年8月)に分けて整理しています。
参考(一次ソース・2026年8月18日確認 / 2026年9月19日に再取得し単価と月額は変更なし): OpenAI Help Center: Sora discontinuation / Gemini API の料金 / Gemini API: Veo / Runway: Pricing / Runway: AI Video Generator(FAQ) / Kling AI Developer Pricing / Kling AI: Membership Plan / Kling AI 公式機能ページ / Google AI プラン / Runway公式ヘルプ How do credits work?
よくある質問