AIツールDBRunway動画生成AI

Runwayは月額でなく「月に何本」で選ぶ

月額$12・$28・$76の差は枠の差ですが、1本あたりの単価に直すと最大2.4倍ひらきます。作る本数から逆に選びます。

Runwayは月額でなく「月に何本」で選ぶ

まず、ここだけ

この記事の結論

  • 無料枠は125クレジット1回限り。Gen-4.5の5秒動画なら2本で終わります
  • 月10本ならStandard、37本までPro、158本までMaxが枠の境目です
  • 1クレジット単価はStandard $0.0192・Pro $0.0124・Max $0.008で、上位ほど安くなります

要点3分 / 全文12分・実務担当者向け・2026-09-19 更新

料金
  • 2026年9月19日 公式料金ページ(runway.com/pricing)で再取得
  • Free $0(125クレジット・1回限りの付与・期限なし/ストレージ5GB)/Standard 年払い月$12・月払い$15(625クレジット/月・年7,500クレジット・ストレージ20GB・並列生成5・プロジェクト3件まで・公式表記は年$36の節約)/Pro 年払い月$28・月払い$35(2,250クレジット/月・年27,000クレジット・ストレージ100GB・並列生成15・プロジェクト5件まで・カスタムボイス1・年$84の節約)/Max 年払い月$76・月払い$95(9,500クレジット/月・年114,000クレジット・ストレージ500GB・並列生成20・プロジェクト10件まで・カスタムボイス3・未使用クレジットを1ヶ月繰越・年$228の節約)
  • 追加クレジットの最低購入数は1,000で、購入分は期限なし
  • Team は公式ヘルプに1席あたり月6,900クレジット(ワークスペース共有・1ヶ月繰越)と記載があるが、席単価は料金ページのIndividualタブに出ておらず当日未確認
  • Enterpriseのクレジット数・価格も当日の取得範囲では確認できず
  • 価格はすべて米ドル建てで、円建て表示と税の明記は当日の確認範囲では見当たらず
  • 8月26日の初回確認からの変更はストレージ表示のみで、金額・月間クレジット・消費レート・年間生成回数はすべて据え置き
公式サイトhttps://runway.com/
メリットモデルごとの消費レートが公式ページに数値で公開されている。Gen-4.5は5秒あたり60クレジット、Gen-4 Image 1080pは1枚8クレジットというように、契約前に自社の制作量を当てはめて試算できる
年間の生成回数がプラン別に公式の比較表に載っている。「Standardなら年125本」のように、枠を本数のまま読めるため稟議に転記しやすい
Maxのみ未使用クレジットを1ヶ月繰り越せる。制作が月によって偏る受託・季節商材の運用と噛み合う
月次クレジットの失効タイミングと追加購入の条件が公式ヘルプに明文化されている。Standard・Proは請求日に失効、Maxは1ヶ月繰越、追加購入分は期限なし、消費順は当月分→繰越分→購入分と書かれており、枠切れ時の挙動を契約前に読める
デメリット月額の安さで選ぶと単価で損をする構造になっている。1クレジットあたりの単価はStandardが最も高く、Maxとの差は約2.4倍ある(年払い・当メディア計算)
無料プランの125クレジットは月次補充ではなく1回限りの付与と明記されている。Gen-4.5の5秒動画に換算すると2本で使い切るため、無料で継続的に試す使い方はできない
価格が米ドル建てのみで、円建て表示が当日の確認範囲では見当たらなかった。為替とカード会社のレート・手数料で実際の請求額が動くため、円で予算を固定できない
Runwayのプランに含まれるクレジットはAPIでは使えない。公式ヘルプに「Credits or plans purchased in Runway are completely separate from credits purchased for the Runway API」と明記があり、画面での制作とAPI組み込みを両方やるなら予算を2本立てる必要がある
チームと組織向けの価格が料金ページの別タブにあり、当日の取得内容では金額を確認できなかった。Teamの月間クレジット(1席6,900・ワークスペース共有)は公式ヘルプで読めるが、席単価とEnterpriseの条件は問い合わせが要る

結論:Runwayは月額ではなく「月に何本作るか」で選ぶ

Runwayの料金は年払いでStandard 月$12・Pro 月$28・Max 月$76です。ただしこの3つは機能の差ではなく、ほぼクレジット枠の差です。

そして枠の大きさに対して価格が比例していないため、1本あたりの単価はプランによって約2.4倍ひらきます。月額の安さで選ぶと、作れば作るほど損をする側に立つことになります。

Runwayのプラン別1クレジット単価。年払いの年額を年間クレジット数で割った値で、Standardは0.0192ドル、Proは約0.0124ドル、Maxは0.008ドル。Gen-4.5の5秒動画1本に換算するとStandard 1.152ドル、Pro 約0.747ドル、Max 0.48ドルで約2.4倍の差がつく

判断の順番は「予算はいくらか」ではなく「月に何本作るか」が先です。本数が決まれば必要なクレジットが決まり、プランは自動的に1つに絞られます。

料金プラン(2026年9月19日 公式確認)

以下はすべて公式料金ページ(runway.com/pricing)で当日確認した値です。価格は米ドル建てで、円建ての表示と税の明記は確認範囲では見当たりませんでした。

項目 Free Standard Pro Max
月額(年払い) $0 $12 $28 $76
月額(月払い) $0 $15 $35 $95
年額(年払い換算) $0 $144 $336 $912
クレジット 125(1回限り) 625/月 2,250/月 9,500/月
年間クレジット — 7,500 27,000 114,000
ストレージ 5GB 20GB 100GB 500GB
並列生成 — 5 15 20
プロジェクト — 3件まで 5件まで 10件まで
カスタムボイス — — 1 3まで
未使用分の繰越 — なし なし 1ヶ月
  • 公式ページには年払いの節約額が「Standard $36/年・Pro $84/年・Max $228/年」と明記されています
  • ストレージは9月19日の確認で有料3プランすべてに表示が付きました。8月26日に当メディアが取得した同ページではProのカードに「500GB asset storage」とあり、StandardとMaxには容量の記載自体がありませんでした。現在の表示はStandard 20GB・Pro 100GB・Max 500GBです
  • 追加クレジットはダッシュボードのPlans & Billingから購入でき、最低購入数は1,000クレジットです。購入分に期限はありません(無料プランは購入不可)
  • Team・Enterpriseは料金ページの別タブにあり、当日の取得内容では席単価を確認できませんでした。公式ヘルプにはTeamは1席あたり月6,900クレジットで、ワークスペース内で共有という記載があります
  • 旧Unlimitedプランは公式ヘルプで「Maxへの切り替え」が案内されており、対象の既存契約は2026年11月30日まで延長されると記載されています(同ヘルプの更新日は2026年8月27日)

円で予算を組む場合は、為替が動く前提でレートを置きます。公式に円建て表示がないため、以下は当メディアが年額から換算した参考値です。

プラン 年額 1ドル140円 1ドル150円 1ドル160円
Standard $144 20,160円 21,600円 23,040円
Pro $336 47,040円 50,400円 53,760円
Max $912 127,680円 136,800円 145,920円

実際の請求にはカード会社・決済事業者のレートと手数料が乗ります。稟議には上振れを見込んだレートで置いてください。

クレジットは何にいくら減るのか

公式ページはモデルごとの消費レートを数値で公開しています。ここが分かれば、契約前に自社の制作量を当てはめられます。

種類 モデル 消費レート
動画 Gen-4.5 5秒あたり60クレジット
動画 Aleph 2.0 5秒あたり140クレジット
動画 Seedance 2.0 Pro(1080p) 4秒あたり160クレジット
動画 Seedance 2.0 Fast 4秒あたり116クレジット
画像 Gen-4 Image(1080p) 1枚8クレジット
画像 Gen-4 Image Turbo 1枚2クレジット
画像 Nano Banana Pro 2(2K) 1枚11クレジット
音声 Seed Audio 1.0 1分15クレジット
音声 Text to Speech 50文字1クレジット

同じ「動画1本」でもモデルによって2倍以上ひらきます。Gen-4.5の5秒(60クレジット)とAleph 2.0の5秒(140クレジット)では、同じ枠から作れる本数が2.3倍違う計算です。

尺の選び方でも本数が半分になります。 Gen-4.5の課金の単位は「1秒12クレジット」で、公式ヘルプには生成1回あたりの消費が「5秒なら60クレジット、10秒なら120クレジット」と書かれています。上の表の60クレジットは5秒を選んだ場合の値なので、10秒で作る前提なら必要クレジットを2倍で見積もってください。

無料プランの125クレジットをこの表に当てはめると、Gen-4.5の5秒動画で2本、Gen-4 Image Turboの画像で62枚です。動画の品質を確認しきる量ではありません。

1本あたりの単価に直すと、プランで2.4倍の差がつく

ここからは公式値をもとにした当メディアの計算です。年払いの年額を年間クレジット数で割ると、1クレジットあたりの単価が出ます。

プラン 年額(年払い) 年間クレジット 1クレジット単価
Standard $144 7,500 $0.0192
Pro $336 27,000 約$0.0124
Max $912 114,000 $0.0080

この単価を実際の成果物に掛け直したものが下表です。

成果物 Standard Pro Max
Gen-4.5 5秒動画1本(60クレジット) $1.152 約$0.747 $0.480
同・1ドル150円換算 約173円 約112円 約72円
Gen-4 Image 1080p 1枚(8クレジット) 約$0.154 約$0.100 約$0.064
同・1ドル150円換算 約23円 約15円 約10円

StandardとMaxの単価差は約2.4倍です。月払いを選ぶと差はさらに開き、Standardの月払いは$0.024/クレジット(5秒動画1本で約$1.44)まで上がります。

この計算が公式値と整合していることは確認できます。年間クレジットを消費レートで割った本数(7,500÷60=125本、27,000÷60=450本、114,000÷60=1,900本)は、公式ページの年間生成回数の比較表に載っているStandard 125本・Pro 450本・Max 1,900本と一致します。

自社はどのプランを見ればよいか

月あたりの制作本数から逆に引きます。基準はGen-4.5の5秒動画(60クレジット)です。

月の制作量 見るプラン 月額(年払い) 根拠
試用のみ Free $0 125クレジット・1回限り・5秒動画2本相当
月10本まで Standard $12 625クレジット/月
月37本まで Pro $28 2,250クレジット/月
月158本まで Max $76 9,500クレジット/月
それ以上・複数人での運用 Team / Enterprise 当日未確認 公式ヘルプにTeamは1席6,900クレジット・ワークスペース共有と記載。席単価は料金ページの別タブで、当日は取得できず

実務では一発で通ることはまずないので、想定本数の1.5〜2倍でクレジットを見ておくのが現実的です。月10本を確実に納品したいなら、Standardの枠(10本ちょうど)では作り直しの余地がありません。10秒の尺で作るなら、上の本数はすべて半分で読んでください。

制作量が月によって偏る場合は、繰越の有無が効きます。未使用クレジットを1ヶ月繰り越せるのはMaxだけで、StandardとProの月次クレジットは請求日に失効します。消費の順番は当月分→繰越分→追加購入分と公式ヘルプに書かれているので、買い足した分が先に消えることはありません。

契約前に確認しておくこと

金額以外で、あとから効いてくる条件を4つ挙げます。いずれも公式の料金ページとヘルプセンターの記載です。

  1. プラン変更のタイミング — アップグレードは即時反映で日割り計算、追加クレジットもその場で付与されます。ダウングレードは未使用残高が次回請求へ充当され、現行プランは請求期間の終わりまで継続します
  2. APIは別会計 — 公式ヘルプに「Credits or plans purchased in Runway are completely separate from credits purchased for the Runway API」と明記されています。画面で作る用途とAPI組み込みを両方やるなら、この記事の金額とは別にAPI側の予算が要ります
  3. 税の扱い — 料金ページに税の記載は見当たりませんでした。表示価格に各地域の税が含まれるかは決済画面で確認してください
  4. 成果物の権利と用途 — 商用利用の可否・学習利用の扱いはプランや規約で条件が付くことがあります。クライアントワークで使う場合は、契約前に利用規約側を必ず読んでください(本稿では料金ページとヘルプセンターを確認対象としています)

なお本稿はRunwayの料金体系の整理であり、生成品質の評価は行っていません。品質は用途とプロンプト次第で大きく変わるため、無料枠と月払い1ヶ月で実際の素材を作って判断するのが確実です。

検証履歴

  • 2026年9月19日: 公式料金ページ(runway.com/pricing)と公式ヘルプセンター「How do credits work?」を再取得し、本記事が掲載している金額・クレジット数・消費レート・生成回数を全件照合しました。金額と枠の数値に変更はありません(年払い月$12/$28/$76、月払い$15/$35/$95、月間クレジット625/2,250/9,500、年間クレジット7,500/27,000/114,000、年払いの節約額$36/$84/$228、Gen-4.5 60クレジット/5秒、Aleph 2.0 140クレジット/5秒、Seedance 2.0 Pro 1080p 160クレジット/4秒・Fast 116クレジット/4秒、Gen-4 Image 1080p 8クレジット・Turbo 2クレジット・Nano Banana Pro 2 2K 11クレジット、Seed Audio 1.0 15クレジット/分、Text to Speech 50文字1クレジット、年間生成回数125本/450本/1,900本、無料枠の125 one-time credits)。訂正したのはストレージ枠です。 8月26日に当メディアが取得した同ページではProのカードに「500GB asset storage」とあり、StandardとMaxには容量表記がありませんでしたが、9月19日は有料3プランすべてに表示が付き、Standard 20GB・Pro 100GB・Max 500GBとなっています。旧表の「Pro 500GB・Standard/Max 記載なし」を現行表示へ差し替えました。追記した条件は4点です。(1) Gen-4.5の生成1回の消費は尺で変わり、公式ヘルプに「5秒なら60クレジット、10秒なら120クレジット」と明記されている。(2) 追加クレジットの最低購入数は1,000で、購入分は期限なし、消費順は当月分→繰越分→購入分。StandardとProの月次クレジットは請求日に失効する。(3) Runwayのプランに含まれるクレジットとRunway APIのクレジットは別会計と明記されている。(4) 公式ヘルプにTeamプランの月間クレジット(1席6,900・ワークスペース共有・1ヶ月繰越)の記載がある。一方、Team・Enterpriseの席単価は当日未確認のまま残しました。料金ページの「Team & Enterprise」タブは静的取得でもブラウザでのレンダリング取得でも中身が出ず、金額を確認できていません。円建て表示と税の記載が無いことも当日あらためて確認しています。

まとめ

Runwayの料金で最初に決めるのは「月に何本作るか」です。本数が決まれば必要クレジットが決まり、プランは1つに絞られます。

月額の安さで下位プランを選ぶと、1本あたりの単価はMaxの約2.4倍になります。制作を継続する前提なら、年払い・上位プランのほうが総額でも単価でも有利になる構造です。

同じクレジット制で費用が読みにくいツールとしてはGensparkの料金とクレジットの仕組み、動画まわりの他の選択肢はHeyGenの料金と動画生成AIの比較を併せてご覧ください。

参考(一次ソース・2026年8月26日確認 / 2026年9月19日に再取得し金額と枠の数値は変更なし): Runway公式 Pricing / Runway公式ヘルプ How do credits work?


訂正履歴

  • 2026-09-19: ストレージ枠の記述を現行の公式表示(Standard 20GB・Pro 100GB・Max 500GB)へ訂正。あわせてGen-4.5の尺別消費・追加クレジットの最低購入数・失効と繰越の条件・APIクレジットとの分離・Teamの月間クレジットを公式ヘルプから追記し、Team/Enterpriseの席単価は当日未確認と明記。
  • 2026-08-26: 初版公開。料金・クレジット消費レート・年間生成回数は同日に公式料金ページで確認。1クレジット単価と円換算は当メディアが公式値から計算した参考値であることを本文に明記。

よくある質問

無料プランだけで試せますか?
継続的には試せません。公式ページの記載は「125 one-time credits」で、月ごとに補充される枠ではなく1回限りの付与です。主力モデルのGen-4.5は5秒あたり60クレジットを消費するため、5秒の動画に使うと2本で使い切る計算になります。画像であればGen-4 Image Turbo(1枚2クレジット)で62枚ほど試せるので、動画の書き味まで確認したい場合は有料プランを1ヶ月だけ月払いで契約し、合わなければ止めるほうが実態に合います。なお無料プランのストレージは5GBで、無料プランでは追加クレジットの購入もできません(すべて2026年9月19日 公式料金ページ・公式ヘルプ確認)。
月に何本くらい作るならどのプランですか?
Gen-4.5の5秒動画(60クレジット)を基準にすると、月10本まではStandard(625クレジット/月)、月37本まではPro(2,250クレジット/月)、月158本まではMax(9,500クレジット/月)が枠の目安です。これは公式が公開している月間クレジット数を消費レートで割った値で、公式の年間生成回数の比較表(Standard 125本・Pro 450本・Max 1,900本)とも一致します。ただしGen-4.5で10秒を選ぶと1本120クレジットになるため、同じ枠で作れる本数は半分です(公式ヘルプに「either 60 or 120 credits, depending on if you chose a 5 or 10 second duration」と記載)。実務では作り直しが発生するので、想定本数の1.5〜2倍のクレジットを見ておくと枠切れで止まりません。
Runwayは高いと言われますが、どこで単価が変わりますか?
プランごとの1クレジット単価が違うためです。年払いの年額を年間クレジット数で割ると、Standardは$144÷7,500=$0.0192、Proは$336÷27,000=約$0.0124、Maxは$912÷114,000=$0.008になります(当メディアが公式値から計算)。Gen-4.5の5秒動画1本(60クレジット)に直すと、Standard $1.152・Pro 約$0.747・Max $0.48で、StandardとMaxでは約2.4倍の差です。月払いにするとさらに単価が上がり、Standardは$0.024/クレジット(5秒動画1本$1.44)になります。「高い」と感じる場面の多くは、制作量に対して下位プランを選んでいるか月払いのままであるケースです。
AI実装・PoC外注

作りかけで止まっているAIを、動く状態まで持っていきます

要件整理からPoC構築、本番移行の条件提示まで。モデル別の原価試算と、障害時の責任分界まで文書で出します。

実装の相談をする

先にサービス内容と料金を見る →

無料で相談してみる →