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AIコーディングツール比較

GitHub Copilot・Cursor・Claude Code・Codex・Devin Desktop(旧Windsurf)の5製品を、2026年9月19日に各公式ページで再取得した料金と仕様だけで比較しました。

AIコーディングツール比較

まず、ここだけ

この記事の結論

要点3分 / 全文23分・実務担当者向け・2026-09-19 更新

料金
  • 2026年9月19日に各公式ページで再取得した値(金額は8月18日の初回確認から全件変更なし)
  • GitHub Copilot: Free(コード補完 最大2,000件/月)/Student 無料/Pro $10 USD/月(一部ユーザーは無料)/Pro+ $39 USD/月/Max $100 USD/月/Business $19 USD・付与シートあたり/月・1,900クレジット/人/Enterprise $39 USD・付与シートあたり/月・3,900クレジット/人
  • 付属AIクレジットは Pro 1,500(基本1,000+Flex 500)/Pro+ 7,000(3,900+3,100)/Max 20,000(10,000+10,000)
  • Cursor: Hobby 無料/Pro $20/月/Pro+ $60/月/Ultra $200/月/Start(インド限定)₹649/月・税込/Teams・企業はタブ切り替え後の描画のため当日未確認
  • プランには2種類の利用プール(Cursorモデル用とサードパーティモデル用)があるが、サードパーティ枠のドル金額は当日の公式表記から確認できず未確認
  • 価格は税別と明記
  • Claude Code: 全有料プランに同梱
  • Free $0/Pro 年払いで月$17($200一括)・月払い$20/Max 月$100から(Pro比5倍または20倍)/Team Standardシート $20・Premiumシート $100(いずれも年払い時の1席あたり月額、月払いは$25/$125)/Enterprise $20/席+使用量をAPI料金
  • 価格は税別と明記
  • Codex: ChatGPTの Free/Go $8/月/Plus $20/月/Pro $100/月から(Plus比5倍または20倍)/Business $20/ユーザー/月(2ユーザー以上・年払い、月払いは$25)/Enterprise・Eduは要問合せ/APIキー利用はトークン従量
  • Devin Desktop(旧Windsurf): Free $0/Pro $20/月/Max $200/月/Teams 月$80+フル開発者シートごとに月$40/Enterpriseは要問合せ
  • Copilot・Codex・Devin Desktop の税込/税別は各料金ページに記載がなく未確認
公式サイトhttps://aidia.pengi-n.co.jp/tools/
メリットGitHub Copilot: いまのエディタを変えずに拡張機能として足せる形が保たれており、コード補完はAIクレジットを消費しない設計。無料のFreeでもコード補完が最大2,000件/月まで使え、有料プランでは補完が無制限。付属AIクレジットは基本枠とフレックス枠の内訳まで公式ドキュメントに数値で公開されている(Pro 1,000+500=1,500など)
Cursor: エディタ本体がAI前提の設計で、エージェント・クラウドエージェント・MCP・スキル・フックまで1つの環境に揃う。利用プールが「Cursorモデル用」と「サードパーティモデル用」に分かれているため、コストの内訳をモデル単位で説明しやすい。料金ページに「すべての価格は、適用される税金を含みません」と税別である旨が明記されている
Claude Code: 全有料プランに同梱で、追加の製品契約なしにターミナルから使い始められる。チャットとターミナルの使用量が1つのプールにまとまるため、契約を分けずに管理できる。上限に達したときは待つ・上位プランに移る・使用量クレジットを有効にして標準API料金で続けるという3つの選択肢が公式に案内されている
Codex: ChatGPTの Free/Go/Plus/Pro/Business/Edu/Enterprise の各プランに含まれ、CLI・IDE拡張・クラウド・SDK・iOSと実行面が広い。使用量のクレジット単価がモデル別のレートカードとして公開されており、上限を延ばす手段(軽量モデルへの切り替え、参照ファイルを絞る等)も公式に案内されている
Devin Desktop(旧Windsurf): 無料プランでもインライン編集とTab補完が無制限で、エディタとしての基本機能を費用なしで試せる。改称にあたり公式FAQが「プラン・価格はそのまま」「変わるのは名称とブランディングのみ」と明記し、Windsurf for JetBrains は従来名で提供が続いている
デメリットGitHub Copilot: 補完以外のチャット・エージェント等はAIクレジット制で、ヘビーユースでは追加購入が発生しうる。付属クレジットのうちFlex割り当ては「今後変更される場合があります」と公式に注記された変動枠。IP補償(知財補償)はBusiness・Enterpriseのみで、Free・Pro・Pro+・Maxはいずれも比較表でNot includedと記載されており、権利面の要件がある企業利用では個人プランが候補から外れる
Cursor: エディタそのものの移行が前提になる。2026年9月19日の再取得では個人タブの Hobby 無料・Pro $20・Pro+ $60・Ultra $200 が静的に確認できた一方、Teams・企業タブの金額はタブ切り替え後の描画のため到達できず未確認のまま。サードパーティ枠を超えた分は各モデルのAPI料金ベースのオンデマンド従量で、月額の上限が固定されない
Claude Code: 上限は5時間のローリングセッション窓と週次上限で管理され、公式に「固定のメッセージ数はない」と明記されている。つまり事前に使用量を回数で見積もれない。チャットとターミナルが同一プールのため、日中のチャット利用が多い日はコーディング側の枠も減る
Codex: 使用量の上限はローカルメッセージとクラウドチャットで5時間の窓を共有し、週次上限が追加される場合があると明記されている。クレジット消費はモデル・コンテキスト・推論・ツールで変動し、公式表記も「GPT-5.6は1メッセージ平均5〜40クレジット」と幅がある。日本語ページでは円建て、Codexの料金ページではドル建てで、参照するページによって記事に載る通貨が変わる
Devin Desktop(旧Windsurf): quotaは日次・週次で自動更新されるとあるが、具体的な回数・トークン量は公表されていない。同時セッション上限は比較表に4つの値しか並ばず、プランとの対応が判別できなかった。年払いの表示もなく、税込/税別の記載も確認できなかった。「Windsurfの料金」として単独の価格表は存在せず、現行価格はDevinの価格表に統合されている

結論: 入口の月額はほぼ同じ。分かれ目は「導入のかたち」と「課金メーターの単位」

再取得(2026年9月19日) — 本記事の数値は2026年9月19日に各公式ページで確認し、9月19日に5製品すべてを再取得して照合しました。8月21日の公開時点ではClaude・Codex・Devin Desktopの3製品が取得できず未照合のまま残っていましたが、今回はこの3つも本文から金額を確認できています。月額は5製品とも変更ありません。変わったのは「公式がどこまで数字を出しているか」のほうで、Cursorのサードパーティ枠のドル金額は公式表記から消え、Teams・企業タブにも到達できませんでした。逆にCursorのPro+ $60・Ultra $200は静的に確認できるようになっています。差分は末尾の検証履歴にまとめています。

AIコーディングツールの選定で月額を並べても差はつきません。2026年9月19日に各公式ページで確認した時点で、GitHub Copilot・Cursor・Claude Code・Codex・Devin Desktop(旧Windsurf)の個人向け入口はいずれも月0〜20ドルの範囲に収まっています。実際の支払額を決めるのは固定費ではなく使用量側で、その数え方が4種類に分かれているため、月額どうしの比較は成立しません。

したがって絞り込みは2軸で行います。①導入のかたち(いまのエディタに足す/エディタごと移行する/ターミナルのエージェントとして使う/IDEとエージェント管理を統合する)と、②課金メーターの単位(クレジット/2つの利用プール/プラン共通の使用量上限/日次週次のquota)です。金額の比較は、この2軸で候補が2つまで絞れたあとの作業になります。

AIコーディングツール5製品の課金メーター比較図

AIコーディングツール5製品 — 課金の「メーター」が4種類

各公式ページで2026年9月19日に確認/同じ「月額」でも、数えている単位が製品ごとに違う

揃うのは「席あたりの固定費」まで。使用量の数え方が4種類あるため、月額の横並びでは優劣が決まらない

表示はすべて米ドル(Codexは日本語ページに円建て表示もあり)/確認日: 2026年9月19日

GitHub Copilot Cursor Claude Code Codex Devin Desktop
拡張機能型 AI前提エディタ型 CLIエージェント型 CLI+クラウド型 旧 Windsurf/統合型
導入のかたち 導入のかたち 導入のかたち 導入のかたち 導入のかたち
既存エディタに追加 エディタ本体を ターミナル中心の CLI・IDE拡張・ IDEとエージェント
+CLI・クラウド Cursorへ移行 エージェント クラウドで実行 管理を1つに統合
課金メーター 課金メーター 課金メーター 課金メーター 課金メーター
AIクレジット 2つの利用プール プランの使用量上限 ChatGPTプラン共通 quota(利用枠)
月次付与・補完は非消費 自社モデル枠+ドル枠 5時間の枠+週次上限 5時間の枠+週次上限 日次・週次で自動更新
個人の入口(月額) 個人の入口(月額) 個人の入口(月額) 個人の入口(月額) 個人の入口(月額)
Free $0 / Pro $10 Hobby $0 / $20 Pro $17(年払) Free $0 / Go $8 Free $0 / Pro $20
無料は補完2,000件/月 無料はカード登録不要 月払いは$20・有料に同梱 Plus $20・Pro $100から 無料は補完・修正が無制限
上限を超えたら 上限を超えたら 上限を超えたら 上限を超えたら 上限を超えたら
クレジットを オンデマンド従量 使用量クレジット クレジット追加購入 追加利用をAPI
追加購入 (API料金ベース) (標準API料金) (Plus・Pro) 料金で購入
表示価格の税 表示価格の税 表示価格の税 表示価格の税 表示価格の税
未確認 税別(明記) 税別(明記) 未確認 未確認

この記事のレーン: ここでは選定の全体像(候補の絞り方・課金メーターの違い・調達側の変更点)だけを扱います。CursorとGitHub Copilotの2製品を課金構造まで踏み込んで比べる場合はCursor vs GitHub Copilot、各製品単体の料金の内訳はCursor・GitHub Copilot・Claudeの個別記事に分けています。数値は重複させず、この記事では横断の判断軸に絞ります。

5製品の入口と課金メーター(2026年9月19日 各公式確認)

項目 GitHub Copilot Cursor Claude Code Codex Devin Desktop(旧Windsurf)
導入のかたち 既存エディタへの拡張+CLI+クラウドエージェント AI前提のエディタ本体(移行して使う) ターミナル中心のエージェント CLI・IDE拡張・クラウド・SDK・iOS IDEとエージェント管理を1つに統合
無料プラン Free(コード補完 最大2,000件/月・モデルは自動選択のみ) Hobby(カード登録不要・エージェントリクエスト制限付き・Composerにアクセス可) Free(Claude Code は有料プランに同梱) Free(軽い作業向け) Free(1メンバー・インライン編集とTab補完は無制限)
個人の入口(月額) Pro $10 個人 $20 Pro 年払い月$17($200一括)/月払い$20 Go $8 / Plus $20 Pro $20
個人の上位 Pro+ $39 / Max $100 Pro+ $60 / Ultra $200 Max $100から(Pro比5倍または20倍) Pro $100から(Plus比5倍または20倍) Max $200
チーム・組織 Business $19/Enterprise $39(いずれも付与シートあたり月額) タブ切り替え後の描画のため当日未確認 Team Standard $20・Premium $100(年払い時の1席あたり月額)/Enterprise $20/席+使用量はAPI料金 Business $20/ユーザー/月(2ユーザー以上・年払い) Teams 月$80+フル開発者シートごとに月$40
課金メーター AIクレジット(Pro 1,500/Pro+ 7,000/Max 20,000/Business 1,900・Enterprise 3,900)。コード補完は非消費 2つの利用プール(Cursorモデル用+サードパーティモデル用。枠のドル金額は非開示) プラン共通の使用量上限(5時間のローリング窓+週次上限) ChatGPTプラン共通の使用量上限(5時間の窓を共有+週次上限) quota(日次・週次で自動更新)
上限を超えたら クレジットの追加購入 オンデマンド従量(各モデルのAPI料金ベース) 使用量クレジットを有効化(標準API料金) クレジットの追加購入(Plus・Pro) 追加利用をAPI料金で購入
表示価格の税 未確認 税別(明記) 税別(明記) 未確認 未確認

表の読み方: 横に読むと入口価格はほぼ同じですが、「課金メーター」の行だけは単位が違います。ここが揃わないため、月額の比較で優劣は決まりません。たとえばGitHub Copilot Pro の1,500クレジットとClaude Pro の「5時間の枠」は、どちらも月20ドル前後で買える使用量ですが、同じ作業量を意味しません。課金条件を揃えられないという事実をそのまま前提に置いて、用途で選ぶのが実務的です。

課金メーターが4種類ある、という事実

比較記事でいちばん省略されやすいのがこの部分です。2026年9月19日時点の各公式記載を、単位ごとに整理します。

  • AIクレジット(GitHub Copilot) — 各プランにGitHub AI Creditsの付与量があり、公式ドキュメントは内訳まで数値で公開しています。Pro は基本1,000+Flex 500=合計1,500、Pro+ は3,900+3,100=7,000、Max は10,000+10,000=20,000、組織向けは Business 1,900/Enterprise 3,900(1ユーザーあたり月間・請求主体単位の共有プール)。1クレジット=$0.01の固定換算です。コード補完と次の編集提案はクレジットを消費せず、有料プランでは無制限です。クレジットを消費するのはチャット・エージェント側です。なおFlex側には「変動制の追加利用分 Flex 割り当ては今後変更される場合があります」との注記が付いています。
  • 2つの利用プール(Cursor) — 公式ドキュメントは「Cursorモデル(Grok 4.6・Grok 4.5・Composer 2.5)では大幅に多くの利用枠が含まれる」「その他のモデルはサードパーティモデル向けのプールで、モデルのAPI料金で課金される」と説明しています。旧版に書いていた「Pro・Pro Plus・Ultraには毎月少なくとも20ドル分のサードパーティモデル利用枠が含まれる」というドル金額は、2026年9月19日の公式ドキュメントでは確認できませんでした。現在のプラン別対応表は Pro $20/月・Pro Plus $60/月・Ultra $200/月いずれも「Cursorモデル: 含まれる/その他のモデル: 含まれる」という表記のみで、枠の金額が載っていません。値が変わったのか開示をやめただけなのかは公式表記から判別できないため、未確認として扱います。
  • プラン共通の使用量上限(Claude Code) — 「Claude Code は全有料プランに含まれ、プランの残りの部分と同じ使用量上限を共有する」と明記されています。上限は5時間のローリングセッション窓でリセットされ、有料プランには週次上限が加わります。会話の長さ・複雑さ・モデル・機能で消費が変わるため「固定のメッセージ数はない」とも明記されています。
  • ChatGPTプラン共通の使用量上限(Codex) — 「ChatGPT Work と Codex は ChatGPT の Free・Go・Plus・Pro・Business・Edu・Enterprise の各プランに含まれる」と明記されています。上限はローカルメッセージとクラウドチャットが5時間の窓を共有し、週次上限が追加される場合があるとされています。クレジット消費はモデル・コンテキスト・推論・ツールで変動し、レートカードは100万トークンあたりのクレジット数で示されます。
  • quota(Devin Desktop / 旧Windsurf) — 「各有料プランには日次・週次で自動更新される利用枠が付く」「1メッセージのコストは使うモデル・タスクの大きさと複雑さ・必要な推論で変わる」と説明され、上限に達した場合は「API料金で消費される追加利用を購入できる」とされています。

この5つは測っている対象が違います(クレジット数/ドル建ての枠/時間窓あたりの作業量/トークン換算のクレジット/日次週次の枠)。同じ単位に換算する公式の換算表は存在しないため、この記事では換算した比較を行いません。 揃えられるのは「席あたりの固定費」までで、そこから先は自社の使い方で実測するしかありません。

導入のかたちで先に絞る(4分類)

課金の話に入る前に、こちらのほうが候補を早く落とせます。

  1. 既存エディタに足す — GitHub Copilot。いまのエディタ・GitHub中心のフローを変えずに、補完から始められます。組織のエディタ標準が固定されている場合はここから。
  2. エディタごと移行する — Cursor。開発環境の中心を置き換える選択で、エージェント・MCP・スキル・フックまで1つの環境に揃います。移行コストが先に立つ分、環境ごと見直せるチームに向きます。
  3. ターミナルのエージェントとして使う — Claude Code、Codex(CLI)。エディタを問わず、実装タスクをエージェントに任せる使い方です。すでに Claude や ChatGPT の有料プランがあるなら追加契約が不要という点が効きます。
  4. IDEとエージェント管理を統合する — Devin Desktop(旧Windsurf)。公式FAQは「Windsurf のIDE基盤の上に、すべてのエージェントを1か所で管理するコマンドセンターを構築している」と説明しています。複数のエージェントを並行して動かす前提の設計です。

なお、Codex と GitHub Copilot はどちらもCLI・IDE拡張・クラウドの3面を持っており、分類だけで機能差が読み切れるわけではありません。分類は候補を4つから2つに落とすためのふるいとして使い、そのあとに課金メーターと統制要件を見ます。

調達側で見落とされやすい変更点3つ

料金表だけを見ていると気づかない、契約や運用の前提が変わっている点です。いずれも2026年9月19日時点の公式記載です。

  • Windsurf は Devin Desktop に改称済み — windsurf.com は devin.ai/desktop に、windsurf.com/pricing は devin.ai/pricing にリダイレクトされます。公式FAQは「Devin Desktop is the new name for Windsurf.」「プランと価格はレガシーのWindsurf Enterpriseプランを含めてそのまま」「変わるのは名称とブランディングのみ」と明記しています。Windsurf for JetBrains は従来名で提供が続いています。「Windsurfの料金プラン」という単独の価格表は現存しないため、比較表を作る際はDevin側の表を参照します。
  • Copilot Enterprise は GitHub Enterprise Cloud が前提 — GitHub Docs は Copilot Enterprise を「GitHub Enterprise Cloud を使うエンタープライズ向けに設計されている」と説明し、あわせて「Copilot は現在 GitHub Enterprise Server では利用できない」と注記しています。自社ホストの Enterprise Server を使っているなら、この行で候補が絞られます。なお旧版に書いていた「2026年4月22日以降、GitHub Free / GitHub Team プランの組織向け Copilot Business の新規セルフサーブ申込が一時停止している」という記載は、2026年9月19日に取得した公式ドキュメントからは再確認できませんでした(未確認として残します)。
  • 無料プランは企業利用の要件を満たさない場合がある — GitHub Copilot の機能比較表では、Free・Pro・Pro+・Max のいずれも「知財補償」と「エンタープライズ クラスのセキュリティ」が Not included と記載されています。公式FAQも「組織向けプランと個人開発者向けプランの主な違いは、ライセンス管理、ポリシー管理、IP補償です」と説明しています。無料枠での検証はよい入口ですが、そのまま本番運用に横滑りさせられない前提を先に共有しておくほうが安全です。

公式に載っていない項目(未確認リスト)

比較表の空欄を推測で埋めないために、本日確認できなかった項目を残します。

未確認の項目 該当製品
税込/税別の明記 GitHub Copilot、Codex、Devin Desktop(Cursor・Claudeは税別と明記)
使用量上限の具体的な回数・トークン量 Claude Code(5時間の枠の実数)、Codex(同)、Devin Desktop(日次・週次quotaの実数)
年払いの有無・年額 Devin Desktop(料金ページに年払いの表示なし)
チーム・企業プランの金額 Cursor(Teams・企業タブがタブ切り替え後の描画で、静的取得・レンダリング取得のいずれでも到達できず)
サードパーティモデル枠のドル金額 Cursor(公式ドキュメントから金額の記載が消えており、値の変更か非開示化かを判別できない)
同時セッション上限のプラン別対応 Devin Desktop(比較表の値と列が対応せず判別不能)
円建て価格 GitHub Copilot、Cursor、Claude、Devin Desktop(ドル表記のみ。Codexは日本語ページに円建て表示あり)
Copilot Business の新規セルフサーブ申込停止 GitHub Copilot(8月18日時点で確認していた告知が、9月19日の取得では見当たらない)

8月18日時点で未確認としていたCursorの上位プランの金額は、9月19日に静的取得で確認できたためリストから外しました(Pro+ $60/月・Ultra $200/月)。

為替換算した円価格は公式値として扱えません。 稟議に金額を載せる場合は、ドル建てのまま記載して為替の振れ幅を別途見込むか、日本語ページに円建て表示がある製品のみ円で記載するのが実務的です。

用途別の向き不向き(優劣ではありません)

課金条件が揃わないため、順位ではなく噛み合う条件で整理します。

  • 補完中心・エディタは変えない・GitHubで統制したい → GitHub Copilot。補完がクレジットを消費しないため月額が読みやすく、組織側のポリシー管理も Business・Enterprise で行えます(補償=indemnification coverage は無料のFreeには含まれないと明記されています)。
  • エディタごとAI前提の環境に移し、モデル単位でコストを説明したい → Cursor。2つの利用プールがあるため「どのモデルにいくら使ったか」の内訳を出しやすく、価格が税別と明記されている点も見積もりを作りやすくします。
  • ターミナルでエージェントに実装を任せたい・すでにClaudeの有料プランがある → Claude Code。追加契約なしで始められますが、チャットと同じ枠を使う点を織り込む必要があります。より深い運用(フックでのガードレール、レビュー用のサブエージェント)はClaude Codeのhooksでガードレールを作る手順とサブエージェントにコードレビューを任せる手順で扱っています。
  • すでにChatGPTの有料プランがあり、CLIとクラウドを併用したい → Codex。含まれるプランの範囲が広く、上限を延ばす手段も公式に案内されています。ローカルとクラウドで枠を共有する点は先に共有しておくべき制約です。
  • 複数エージェントを並行運用する前提で環境を統合したい → Devin Desktop(旧Windsurf)。無料プランでも補完と修正が無制限のため、まず現行環境と並べて比較しやすい入口があります。

選定の手順(金額を並べる前にやること)

  1. コードの置き場所と統制要件を先に確定する — GitHub外でコードを管理しているなら Copilot 前提が崩れます。監査ログ・アクセス管理・補償(indemnification coverage)が要件なら、無料プランは候補から外れます。
  2. エディタを替えられるかを決める — チームの標準環境が固定なら「足す」型(Copilot/Codexの拡張/Claude CodeのCLI)に、環境ごと見直せるなら Cursor と Devin Desktop も土俵に乗ります。
  3. すでにある有料プランの同梱範囲を確認する — Claude Code は全有料プランに、Codex は ChatGPT の各プランに含まれます。追加契約より先に、同梱分で足りるかを見ます。
  4. 課金メーターを経費処理に合わせる — 固定費で読みたいなら「補完はクレジット非消費」「使用量上限内で使い切る」設計、内訳を説明したいならプール/クレジットの内訳が公開されている製品が向きます。従量が発生しうる製品は、上限到達時の挙動(待つ/追加購入/上位プラン)を運用ルールに落としておきます。
  5. 同一タスクを無料枠で並走させて実測する — 4製品に無料プランがあります(Copilot Free/Cursor Hobby/Codex Free/Devin Desktop Free)。同じ実装タスク(たとえばCRUD1画面)を2週間走らせ、枠の減り方と修正回数を記録してから有料プランを決めます。公式の換算表が存在しない以上、自社データが唯一の共通単位になります。

検証履歴

  • 2026年9月19日: 5製品の公式ページ8本(GitHub Docs「Plans for GitHub Copilot」、GitHub Copilot プランおよび価格、Cursor 料金プラン、Cursor Docs「モデルと料金」、Claude Plans & Pricing、Codex 料金、Devin Plans and Pricing、Devin Desktop FAQ)を再取得し、本記事が掲載している料金・回数・上限を全件照合しました。
  • 月額は5製品とも変更なし: Copilot Free無料(補完2,000件/月)・Pro $10・Pro+ $39・Max $100・Business $19/席・Enterprise $39/席、付与クレジット1,500(1,000+500)/7,000(3,900+3,100)/20,000(10,000+10,000)/1,900/3,900、Cursor Hobby無料・Pro $20、Claude Pro 年払い月$17($200一括)・月払い$20・Max $100から・Team Standard $20(月払い$25)・Premium $100(月払い$125)・Enterprise $20/席、Codex Free $0・Go $8・Plus $20・Pro $100から・Business $20/ユーザー(2ユーザー以上・年払い、月払い$25)、Devin Desktop Free $0・Pro $20・Max $200・Teams 月$80+フル開発者シートごとに月$40。いずれも原文と一致しました。8月21日の公開時点で未照合だったClaude・Codex・Devin Desktopの3製品も、今回は本文から金額を確認しています。
  • 訂正1(Cursorの枠の金額): 「Pro・Pro Plus・Ultraには毎月少なくとも20ドル分のサードパーティモデル利用枠が含まれる」という記載は、当日の公式ドキュメントでは再確認できませんでした。現在のプラン別対応表は「Cursorモデル: 含まれる/その他のモデル: 含まれる」という表記のみで、金額が載っていません。削除せず未確認として明記しました。
  • 訂正2(Copilot Businessのセルフサーブ申込停止): 「2026年4月22日以降、GitHub Free / GitHub Team プランの組織向け Copilot Business の新規セルフサーブ申込を一時停止している」という告知も、当日のGitHub Docsからは再確認できませんでした。調達側の変更点として挙げていた3件のうちこの1件を未確認に移し、代わりに「Copilot EnterpriseはGitHub Enterprise Cloudが前提で、GitHub Enterprise Serverでは利用できない」という当日確認できた条件を入れています。
  • 解消(Cursorの上位プラン): 8月18日時点では取得できていなかったCursorの上位プランの金額が、静的取得で読めるようになりました(Pro+ $60/月・Ultra $200/月)。未確認リストから外し、比較表に載せています。あわせてインド限定のStartプラン(₹649/月・税込)が追加されていることも確認しました。
  • その他の変更点: GitHub Copilotの同梱クレジットが「基本クレジット」と「Flex割り当て」に分解表示され、Flex側に「変動制の追加利用分 Flex 割り当ては今後変更される場合があります」との注記が付きました(合計額は変わりません)。またCodexの料金ページに「GPT-5.5 は 2026年10月14日に ChatGPT・ChatGPT Work・Codex の全プランから引退する(OpenAI APIは対象外)」という告知が追加されています。Devin Desktop側はProプランに「2026年10月10日まで Devin Desktop と CLI で SWE-2 Free を無料利用できる」旨の記載が加わっていました。
  • 未確認のまま残したもの: CursorのTeams・企業タブの金額(タブ切り替え後の描画のため、静的取得・レンダリング取得のいずれでも到達できず)、Copilot・Codex・Devin Desktopの税込/税別の明記、使用量上限の実数、Devin Desktopの年払いの有無と同時セッション上限、各社の円建て価格。

まとめ

AIコーディングツールの比較は、月額の高安ではなく「導入のかたち」と「課金メーターの単位」の設計差を読む作業です。2026年9月19日時点で入口価格は月0〜20ドルの範囲に集まり、固定費では差がつきません。一方で使用量の数え方はクレジット・2つの利用プール・プラン共通の使用量上限・日次週次のquotaと4種類に分かれ、公式の換算表もないため、金額での順位づけはできません。

したがって手順は「統制要件 → エディタ移行の可否 → 既存プランの同梱範囲 → 課金メーターと経費処理の相性 → 無料枠での実測」です。名称や申込方法の変更(Windsurf → Devin Desktop、Copilot Business のセルフサーブ申込停止)も調達の段取りに直接効くため、比較表を作った日付と参照ページを必ず残してください。当サイトも各記事の先頭に確認日を明記し、月次で見直しています。

参考(一次ソース・2026年8月18日確認 / 2026年9月19日に5製品すべて再取得し月額は全件変更なし): GitHub Docs: Plans for GitHub Copilot / GitHub Copilot プランおよび価格 / Cursor 料金プラン / Cursor Docs: モデルと料金 / Claude Plans & Pricing / Codex 料金 / Devin: Plans and Pricing / Devin Desktop(Windsurf からの改称FAQ)

よくある質問

結局どれが安いですか?
課金条件が揃わないため、金額の比較で順位はつけられません。2026年9月19日時点で個人向けの入口は Copilot Pro $10/Cursor 個人 $20/Claude Pro 年払い月$17(月払い$20)/Codex Plus $20(Goは$8)/Devin Desktop Pro $20 と、いずれも月0〜20ドルの範囲です。差が出るのは固定費ではなく使用量の部分で、その数え方が4種類あります。Copilotはクレジット、Cursorは2つの利用プール、Claude CodeとCodexは5時間の枠と週次上限、Devin Desktopはquotaで、単位が違うので割り算で比較できません。加えて税の扱いも揃いません。税別と明記されているのはCursorとClaudeの料金ページのみで、Copilot・Codex・Devin Desktopは記載を確認できませんでした。実務的には、同じ実装タスクを2つの無料枠で2週間並走させ、枠の減り方と成果物で判断するのが確実です。
Windsurfはもう使えないのですか?
使えます。2026年9月19日時点で windsurf.com は devin.ai/desktop に、windsurf.com/pricing は devin.ai/pricing にリダイレクトされ、公式FAQには「Devin Desktop is the new name for Windsurf.」と記載されています。移行は通常のアップデートとして配信され、プラン・価格・拡張機能・設定はそのまま引き継がれ、変わるのは名称とブランディングのみと明記されています。Windsurf for JetBrains(IntelliJ IDEA・PyCharm・WebStorm等)は従来名でダウンロードが継続しています。ただし「Windsurfの料金プラン」という単独の価格表は現存せず、現行価格はDevinの価格表に統合されているため、他社と比較する際はDevin側の表を見る必要があります。
すでにChatGPTやClaudeの有料プランを契約しています。別途コーディングツールを契約すべきですか?
先に「同梱されている範囲」と「上限の共有関係」を確認してください。2026年9月19日時点の公式記載では、Claude Codeは全有料プランに含まれ、ターミナルでの作業とチャットが同じ使用量プールを共有します。Codexも ChatGPT の Free/Go/Plus/Pro/Business/Edu/Enterprise プランに含まれ、ローカルメッセージとクラウドチャットが5時間の窓を共有します。つまり追加契約なしで始められる一方、コーディング専用の枠が別に付くわけではないため、日中のチャット利用が多い環境では枠の取り合いが起きます。まず同梱分で1〜2週間試し、上限に当たる頻度を見てから、上位プランに上げるか使用量クレジット(標準API料金)を有効にするか、補完中心の作業を別ツールに寄せるかを決める順番が無駄が出にくいです。なおCodexの料金ページには、GPT-5.5が2026年10月14日にChatGPT・ChatGPT Work・Codexの全プランから引退する旨の告知が出ています(OpenAI APIは対象外)。特定モデル前提で運用を組んでいる場合は先に確認してください。
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